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2023年12月06日
オルタネータ故障?夜間走行でバッテリーが上がったJB31Wジムニーシエラ
古いクルマに乗っていると、大小さまざまなトラブルに見舞われる事があります。
2か月ほど前に車検を通したJB31Wジムニーシエラは、走行距離が14万キロほどですが、入手してから21年、初度登録から30年経過しています。大した不調を感じず乗りっぱなしですが、やはり各部の経年劣化を意識して日常的な走行で違和感を敏感に感じ、適切に対処するべきです。
何か気になれば、点検と部品交換で、なるべくトラブルを防止していますが、うっかり今回は前触れを見逃してしまい、出先でエンジン始動が出来なくなりました。
始動不能となったのがドラッグストアの駐車場だったので助かりましたが、もし路上で走行不能となったら交通渋滞を引き起こして、最悪な夜を過ごす事になったかもしれません。
2年ぶりに車検取得したジムニーシエラのエンジン始動トラブル
エンジン始動不能となったJB31Wジムニーシエラは、2年ほど前の車検切れから駐車場に放置してありました。今年の10月に一通りの点検整備を行って車検を通し、この2か月ほどは普段通り週に2回〜4回の走行を繰り返していました。
始動不能の引き金となったのが、週に何度も出かける打ち合わせ先からの帰り道、前日まで何度も往復していますが、それまでは戻る時間帯でも明るくて、ヘッドライトを点灯していませんでした。
この日は戻る時間が遅くなったのか?日暮れが早くなったのか?ヘッドライトを点灯して30分ほど走行した時、何となくメーターの照明が暗くなり、気のせいか?ヘッドライトも少し暗くなってきました。違和感を感じたので、そのまま自宅まで帰ればよかったのですが、まさか?エンジンが始動不能になるとは思っていなかったので、たまに立ち寄るドラッグストアで日用品の買い物を済ませ、始動しようとしたところ、セルの勢いが弱々しくエンジンがかからなくなりました。
セルの回り方が弱すぎるので、始動不能の原因はバッテリーあがりですが、このバッテリーは車検前に新品交換したばかりですし、購入後フル充電しているのでバッテリートラブルではなく、原因はオルタネータの故障かもしれません。
すぐロードサービスを呼んでエンジンを始動させ、帰路はヒーターファンやFMラジオなどをOFF。ヘッドライトも信号停止時に消して、消費電力を最小限にして帰宅しました。
自宅までは6kmほどだったので走り切りましたが、もし遠距離をオルタネータが故障したまま走行すると、バッテリーが完全放電した時点でエンジンが止まってしまうので、結構ヒヤヒヤしながらの夜間走行でした。
放電したバッテリーのパルス充電
自宅に戻ってスグにバッテリーを充電しはじめました。バッテリー充電器はパルス充電できるOMEGA PROです。数か月〜半年ごとに行っている、いつもの充電では数時間でフル充電されますが、今回は翌日の昼過ぎまで12時間以上充電しても自動停止しません。
夕方近くになって18時間ほど充電を続けたあたりでしょうか?気づいたら充電完了していましたが、バッテリーのインジケーターは要充電の黒い表示のまま。かなりバッテリーを消耗したようです。
この状態でジムニーシエラのエンジンがかかりましたが、もう1回パルス充電しなおしました。2回目の充電は約2時間半ほどでフル充電でき、バッテリーのインジケーターも良好を示す緑色に変わりました。
20時間以上かかったバッテリー充電中に、エンジン始動不能の原因を探りました。
今回の症状は、夜間走行でヘッドライトを点灯して起きましたが、思い出してみると新品バッテリーに交換後、しばらくしてエンジン始動時にセルがカチカチ鳴って、すぐにエンジンが回らない症状がありました。
ジムニーのセル始動時にカチカチ回らない事は、よく起きる症状でしたが念のためバッテリーを充電したところ、セルが勢いよく回るようになったので、あまり気に留めませんでした。ですが新品バッテリーなのにセルがカチカチ回らないのは異常です。この時に原因を確認すれば出先で始動不能とはならなかったかもしれません。
今回、充電を2回繰り返してバッテリーが回復したので、原因はバッテリーの不具合ではなさそうです。始動不能となったのはオルタネータの充電性能が下がったのか?充電されていないのか?が原因でしょう。
オルタネーター修理か?交換か?
オルタネーターの修理は、内部のパーツ交換をDIY整備で出来そうなので、手順や交換パーツ調べてみました。
消耗品のブラシやベアリング類とレギュレータの交換で回復しそうですが、交換パーツが結構高額でした。
消耗部品のブラシやベアリング類は1000円〜2000円ほどですが、レギュレータは軽く1万円を超えます。これらを交換すると2万円ほどかかりますが、かなり古いので、その他の部品も劣化しているはずです。
パーツを交換修理して不具合が完治すれば良いのですが、もし不具合が再発するようならオルタネータを交換したほうが安心です。オルタネータをアッシー交換する場合、純正品が6万円ほどと高額なので、新品の純正オルタネーターに交換するのは最後の手段でしょう。
今回のJB31ジムニーシエラ整備は、想定以上の費用ががかかりそうなので、バッテリーを充電している間、さらに優良パーツやセカンドブランドのオルタネータなどを探し続けます。アレコレ探していると、オルタネータのリビルト品が見つかりました。
リビルト品は、中古品を分解して消耗劣化部品を交換したオーバーホール済みの品なので、機能的には新品同様レベルです。価格も純正の半額以下なのでリーズナブルです。ただしリビルト品を購入する場合、取外したオルタネータを返却しなければなりません。
できれば外したオルタネータは修理して予備保管したいので、さらに探し続けます。いくつかのサイトを見回ると、返却不要のリビルトオルタネータが他のリビルト品と同程度の価格で販売されていました。
通常のリビルト品は、購入後1週間程度で取外した品を返却する必要があるので、急いで交換しなけらばなりませんが、このオルタネータは返却不要なので、DIY整備で交換が遅れても問題ありません。
JA11ジムニーのリビルトオルタネータも、こちらなら返却不要です。
リビルト品の購入で気を付けたいのが、新品ではなく中古品ベースのオーバーホール品だという点です。
保証期間が短いので、入手後なるべく早めに作動確認した方が安心です。万一リビルト品に不具合があった場合、早ければ早いほどスムーズに返品や交換、修理などの対応をしてもらえます。
今回の始動不能のトラブルでは修理するか?アッシー交換するか?純正品にするか?リビルト品にするか?アレコレ考えすぎ、パーツやアッシー価格を調べ過ぎて、リビルトオルタネータの注文が遅くなりました。今週末までに到着するので週末のDIY整備でオルタネータを交換する予定です。
リビルトオルタネータが届くまで夜間走行は出来ませんが、フル充電したバッテリーで昼間の短距離走行なら可能なので、少し早めに戻れるよう意識しながら、打ち合わせや買い出しなど、いつも通りの足に使っています。
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2か月ほど前に車検を通したJB31Wジムニーシエラは、走行距離が14万キロほどですが、入手してから21年、初度登録から30年経過しています。大した不調を感じず乗りっぱなしですが、やはり各部の経年劣化を意識して日常的な走行で違和感を敏感に感じ、適切に対処するべきです。
何か気になれば、点検と部品交換で、なるべくトラブルを防止していますが、うっかり今回は前触れを見逃してしまい、出先でエンジン始動が出来なくなりました。
始動不能となったのがドラッグストアの駐車場だったので助かりましたが、もし路上で走行不能となったら交通渋滞を引き起こして、最悪な夜を過ごす事になったかもしれません。
2年ぶりに車検取得したジムニーシエラのエンジン始動トラブル
エンジン始動不能となったJB31Wジムニーシエラは、2年ほど前の車検切れから駐車場に放置してありました。今年の10月に一通りの点検整備を行って車検を通し、この2か月ほどは普段通り週に2回〜4回の走行を繰り返していました。
始動不能の引き金となったのが、週に何度も出かける打ち合わせ先からの帰り道、前日まで何度も往復していますが、それまでは戻る時間帯でも明るくて、ヘッドライトを点灯していませんでした。
この日は戻る時間が遅くなったのか?日暮れが早くなったのか?ヘッドライトを点灯して30分ほど走行した時、何となくメーターの照明が暗くなり、気のせいか?ヘッドライトも少し暗くなってきました。違和感を感じたので、そのまま自宅まで帰ればよかったのですが、まさか?エンジンが始動不能になるとは思っていなかったので、たまに立ち寄るドラッグストアで日用品の買い物を済ませ、始動しようとしたところ、セルの勢いが弱々しくエンジンがかからなくなりました。
セルの回り方が弱すぎるので、始動不能の原因はバッテリーあがりですが、このバッテリーは車検前に新品交換したばかりですし、購入後フル充電しているのでバッテリートラブルではなく、原因はオルタネータの故障かもしれません。
すぐロードサービスを呼んでエンジンを始動させ、帰路はヒーターファンやFMラジオなどをOFF。ヘッドライトも信号停止時に消して、消費電力を最小限にして帰宅しました。
自宅までは6kmほどだったので走り切りましたが、もし遠距離をオルタネータが故障したまま走行すると、バッテリーが完全放電した時点でエンジンが止まってしまうので、結構ヒヤヒヤしながらの夜間走行でした。
放電したバッテリーのパルス充電
自宅に戻ってスグにバッテリーを充電しはじめました。バッテリー充電器はパルス充電できるOMEGA PROです。数か月〜半年ごとに行っている、いつもの充電では数時間でフル充電されますが、今回は翌日の昼過ぎまで12時間以上充電しても自動停止しません。
夕方近くになって18時間ほど充電を続けたあたりでしょうか?気づいたら充電完了していましたが、バッテリーのインジケーターは要充電の黒い表示のまま。かなりバッテリーを消耗したようです。
この状態でジムニーシエラのエンジンがかかりましたが、もう1回パルス充電しなおしました。2回目の充電は約2時間半ほどでフル充電でき、バッテリーのインジケーターも良好を示す緑色に変わりました。
20時間以上かかったバッテリー充電中に、エンジン始動不能の原因を探りました。
今回の症状は、夜間走行でヘッドライトを点灯して起きましたが、思い出してみると新品バッテリーに交換後、しばらくしてエンジン始動時にセルがカチカチ鳴って、すぐにエンジンが回らない症状がありました。
ジムニーのセル始動時にカチカチ回らない事は、よく起きる症状でしたが念のためバッテリーを充電したところ、セルが勢いよく回るようになったので、あまり気に留めませんでした。ですが新品バッテリーなのにセルがカチカチ回らないのは異常です。この時に原因を確認すれば出先で始動不能とはならなかったかもしれません。
今回、充電を2回繰り返してバッテリーが回復したので、原因はバッテリーの不具合ではなさそうです。始動不能となったのはオルタネータの充電性能が下がったのか?充電されていないのか?が原因でしょう。
オルタネーター修理か?交換か?
オルタネーターの修理は、内部のパーツ交換をDIY整備で出来そうなので、手順や交換パーツ調べてみました。
消耗品のブラシやベアリング類とレギュレータの交換で回復しそうですが、交換パーツが結構高額でした。
消耗部品のブラシやベアリング類は1000円〜2000円ほどですが、レギュレータは軽く1万円を超えます。これらを交換すると2万円ほどかかりますが、かなり古いので、その他の部品も劣化しているはずです。
パーツを交換修理して不具合が完治すれば良いのですが、もし不具合が再発するようならオルタネータを交換したほうが安心です。オルタネータをアッシー交換する場合、純正品が6万円ほどと高額なので、新品の純正オルタネーターに交換するのは最後の手段でしょう。
今回のJB31ジムニーシエラ整備は、想定以上の費用ががかかりそうなので、バッテリーを充電している間、さらに優良パーツやセカンドブランドのオルタネータなどを探し続けます。アレコレ探していると、オルタネータのリビルト品が見つかりました。
リビルト品は、中古品を分解して消耗劣化部品を交換したオーバーホール済みの品なので、機能的には新品同様レベルです。価格も純正の半額以下なのでリーズナブルです。ただしリビルト品を購入する場合、取外したオルタネータを返却しなければなりません。
できれば外したオルタネータは修理して予備保管したいので、さらに探し続けます。いくつかのサイトを見回ると、返却不要のリビルトオルタネータが他のリビルト品と同程度の価格で販売されていました。
通常のリビルト品は、購入後1週間程度で取外した品を返却する必要があるので、急いで交換しなけらばなりませんが、このオルタネータは返却不要なので、DIY整備で交換が遅れても問題ありません。
JA11ジムニーのリビルトオルタネータも、こちらなら返却不要です。
リビルト品の購入で気を付けたいのが、新品ではなく中古品ベースのオーバーホール品だという点です。
保証期間が短いので、入手後なるべく早めに作動確認した方が安心です。万一リビルト品に不具合があった場合、早ければ早いほどスムーズに返品や交換、修理などの対応をしてもらえます。
今回の始動不能のトラブルでは修理するか?アッシー交換するか?純正品にするか?リビルト品にするか?アレコレ考えすぎ、パーツやアッシー価格を調べ過ぎて、リビルトオルタネータの注文が遅くなりました。今週末までに到着するので週末のDIY整備でオルタネータを交換する予定です。
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2023年12月07日
JB31WジムニーシエラH4ヘッドライトLED化
先日の夜間走行時にJB31Wジムニーシエラのバッテリーを酷使してしまい、出先でエンジン始動不能になりました。このトラブルをきっかけにジムニーシエラの消費電力を低減できないか?考えました。
もちろん消費電力を減らしても、バッテリーを充電するオルタネータの負荷が激減するとは思いませんが、夜間走行時でも常にバッテリーをフル充電させるには、消費電力が少ない方が効率が良いはずです。バッテリーが常にフル充電されていれば、エンジン始動不能のリスクも激減するでしょう。
クルマの省エネ化に着手する前に、まずはクルマの消費電力を調べてみると、エアコンやデフォッガー、ヘッドライトなどが100Wを超えている事がわかりました。この中で手軽に省エネ化できるのはヘッドライトのLED化です。
エアコンやデフォッガーは、適時OFFにしたり使うのをガマンすれば、消費電力を減らす事も可能ですが、ヘッドライトは夜間走行時に点灯し続けるので、LED化で大幅な省エネ効果が期待できます。
JB31Wジムニーシエラのヘッドライトはハロゲンバルブなので、LED化で夜間走行時の視認性も向上するハズ!まさに一石二鳥のDIY整備です。
気になるのがH4LEDバルブの価格です。数年前は1万円や2万円が当たり前でした。最近かなり安価になったと聞きましたが、ハロゲンバルブと比較すると割高かもしれません。ですが先日のエンジン始動不能トラブルの後なので、この機会にH4LEDバルブの価格を調べてみる事にしました。
安価になったLEDヘッドライト
初度登録が1993年のJB31Wジムニーシエラのヘッドライトは、当時の標準的な丸形2灯式シールドビームでした。
明るさは不足気味でしたが、中のフィラメントが切れるまで使うつもりで、数年前まで、ずっとシールドビームのまま夜間走行をこなしていましたが、5年ほど前に経年劣化なのか?ロービームが異常に暗く感じるようになり、H4ハロゲンバルブ交換式のセミシールドタイプに交換しました。シールドビームからH4ハロゲンに交換後、かなり明るく感じて夜間の走行が楽になった記憶があります。
この頃LEDヘッドライトも販売していましたが、最安セール品でも数千円では購入できないほど高額でした。国内メーカー品などは2万円前後が普通でしたが、今回H4LEDバルブの価格を調べてみると、当時の半値以下で販売されていました。
最安品でなくとも5000円以下でH4LEDバルブの2本セットが購入できます。
しかも5年ほど前はH4LEDバルブにファンが付いた、大型の品ばかりでしたが、今やH4ハロゲンバルブと同程度サイズのファンレスタイプも安価になりました。
セール品なら2000円前後〜3000円前後でH4LEDバルブが購入できるとは少々信じられません!
こんなに安価なら、もっと早くLEDバルブに交換したかった!
スグに予算3000円前後で、H4LEDバルブを購入する事にしました。
安価なH4LEDバルブの選択は評価を参考に!
JB31Wジムニーシエラ用にチョイスしたH4LEDバルブは、購入者の評価を参考にしました。安価な品の中には、LoとHiの切り替えができないH4LEDバルブが販売されているので、丸形2灯式のJA11ジムニーやJB31ジムニーシエラに装着する場合、気を付けないと使い物になりません。
購入したH4LEDバルブは、販売ページの写真と同じ品で、形状もH4ハロゲンバルブと大差ありません。ヘッドライトへの装着もバルブ交換するだけでLED化できます。
細部を確認すると、H4LEDバルブは9V〜32Vの印がありました。12V車専用ですが、12VのJB31Wジムニーシエラと24VのPZJ70Vランドクルーザー70で流用できるのかもしれません。
夜を待って、H4ハロゲンバルブとLEDの明るさの違いを確認してみました。
H4ハロゲンとLEDバルブの配光
H4LEDバルブを探している時に調べた通り、H4ハロゲンとLEDバルブを比較すると、明るさが格段に違います。
ハロゲンヘッドライトは、やや黄色い光ですが、LEDヘッドライトは真っ白な光です。
ロービームを比較すると、どちらも遠くまで照らしませんが、H4ハロゲンよりLEDバルブの方が遠くまで光が届いています。
LEDヘッドライトは手前と路肩側が明るいので、中央部の明るさが不足している気がしますが、走行中は全然気になりません。
光軸調整を行わず、バルブのみ入れ替えて配光の違いを確認してみました。
ハロゲンバルブのロービームは、光のムラがあるのか?カットラインが多少凸凹している気がしますが、これは丸形灯式セミシールドヘッドライトのレンズや反射板に原因があるのかもしれません。
LEDバルブのロービームは、キレイにカットラインが出ているのと、ハロゲンバルブより強い光なのか?広範囲を照射している気がします。
光量の違いなのか?色温度の違いなのか?ハロゲンバルブのカットラインと比較すると、LEDバルブは少し高い気がしますが、対向車からパッシングされる事はありませんでした。
ロービームからハイビームに切り替えて違いを確認すると、ハロゲンバルブのハイビームは、多少黄色味ですが比較的明るい光です。
LEDバルブのハイビームは、真っ白な光なので、ハロゲンバルブより強い光で照らしているように感じます。
H4ハロゲンバルブとLEDバルブを交換しただけで、光軸調整をせずに比較しましたが、念のため光軸の確認をしてみます。
車検対応と耐久性は今後のレポート
H4ハロゲンバルブとLEDバルブの配光を比較すると、それぞれの良し悪しを感じますが、実際に市街地や郊外を走りながら比較すると、H4LEDバルブの明るさに圧倒されます。
H4ハロゲンバルブでも問題なく夜間走行が可能ですが、H4LEDバルブはハロゲンより明るく強い光を照射している感覚で、より広範囲の視認性が向上し、夜間走行の安全性がアップするように感じました。
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もちろん消費電力を減らしても、バッテリーを充電するオルタネータの負荷が激減するとは思いませんが、夜間走行時でも常にバッテリーをフル充電させるには、消費電力が少ない方が効率が良いはずです。バッテリーが常にフル充電されていれば、エンジン始動不能のリスクも激減するでしょう。
クルマの省エネ化に着手する前に、まずはクルマの消費電力を調べてみると、エアコンやデフォッガー、ヘッドライトなどが100Wを超えている事がわかりました。この中で手軽に省エネ化できるのはヘッドライトのLED化です。
エアコンやデフォッガーは、適時OFFにしたり使うのをガマンすれば、消費電力を減らす事も可能ですが、ヘッドライトは夜間走行時に点灯し続けるので、LED化で大幅な省エネ効果が期待できます。
JB31Wジムニーシエラのヘッドライトはハロゲンバルブなので、LED化で夜間走行時の視認性も向上するハズ!まさに一石二鳥のDIY整備です。
気になるのがH4LEDバルブの価格です。数年前は1万円や2万円が当たり前でした。最近かなり安価になったと聞きましたが、ハロゲンバルブと比較すると割高かもしれません。ですが先日のエンジン始動不能トラブルの後なので、この機会にH4LEDバルブの価格を調べてみる事にしました。
安価になったLEDヘッドライト
初度登録が1993年のJB31Wジムニーシエラのヘッドライトは、当時の標準的な丸形2灯式シールドビームでした。
明るさは不足気味でしたが、中のフィラメントが切れるまで使うつもりで、数年前まで、ずっとシールドビームのまま夜間走行をこなしていましたが、5年ほど前に経年劣化なのか?ロービームが異常に暗く感じるようになり、H4ハロゲンバルブ交換式のセミシールドタイプに交換しました。シールドビームからH4ハロゲンに交換後、かなり明るく感じて夜間の走行が楽になった記憶があります。
この頃LEDヘッドライトも販売していましたが、最安セール品でも数千円では購入できないほど高額でした。国内メーカー品などは2万円前後が普通でしたが、今回H4LEDバルブの価格を調べてみると、当時の半値以下で販売されていました。
最安品でなくとも5000円以下でH4LEDバルブの2本セットが購入できます。
しかも5年ほど前はH4LEDバルブにファンが付いた、大型の品ばかりでしたが、今やH4ハロゲンバルブと同程度サイズのファンレスタイプも安価になりました。
セール品なら2000円前後〜3000円前後でH4LEDバルブが購入できるとは少々信じられません!
こんなに安価なら、もっと早くLEDバルブに交換したかった!
スグに予算3000円前後で、H4LEDバルブを購入する事にしました。
安価なH4LEDバルブの選択は評価を参考に!
JB31Wジムニーシエラ用にチョイスしたH4LEDバルブは、購入者の評価を参考にしました。安価な品の中には、LoとHiの切り替えができないH4LEDバルブが販売されているので、丸形2灯式のJA11ジムニーやJB31ジムニーシエラに装着する場合、気を付けないと使い物になりません。
購入したH4LEDバルブは、販売ページの写真と同じ品で、形状もH4ハロゲンバルブと大差ありません。ヘッドライトへの装着もバルブ交換するだけでLED化できます。
細部を確認すると、H4LEDバルブは9V〜32Vの印がありました。12V車専用ですが、12VのJB31Wジムニーシエラと24VのPZJ70Vランドクルーザー70で流用できるのかもしれません。
夜を待って、H4ハロゲンバルブとLEDの明るさの違いを確認してみました。
H4ハロゲンとLEDバルブの配光
H4LEDバルブを探している時に調べた通り、H4ハロゲンとLEDバルブを比較すると、明るさが格段に違います。
ハロゲンヘッドライトは、やや黄色い光ですが、LEDヘッドライトは真っ白な光です。
ロービームを比較すると、どちらも遠くまで照らしませんが、H4ハロゲンよりLEDバルブの方が遠くまで光が届いています。
LEDヘッドライトは手前と路肩側が明るいので、中央部の明るさが不足している気がしますが、走行中は全然気になりません。
光軸調整を行わず、バルブのみ入れ替えて配光の違いを確認してみました。
ハロゲンバルブのロービームは、光のムラがあるのか?カットラインが多少凸凹している気がしますが、これは丸形灯式セミシールドヘッドライトのレンズや反射板に原因があるのかもしれません。
LEDバルブのロービームは、キレイにカットラインが出ているのと、ハロゲンバルブより強い光なのか?広範囲を照射している気がします。
光量の違いなのか?色温度の違いなのか?ハロゲンバルブのカットラインと比較すると、LEDバルブは少し高い気がしますが、対向車からパッシングされる事はありませんでした。
ロービームからハイビームに切り替えて違いを確認すると、ハロゲンバルブのハイビームは、多少黄色味ですが比較的明るい光です。
LEDバルブのハイビームは、真っ白な光なので、ハロゲンバルブより強い光で照らしているように感じます。
H4ハロゲンバルブとLEDバルブを交換しただけで、光軸調整をせずに比較しましたが、念のため光軸の確認をしてみます。
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H4ハロゲンバルブとLEDバルブの配光を比較すると、それぞれの良し悪しを感じますが、実際に市街地や郊外を走りながら比較すると、H4LEDバルブの明るさに圧倒されます。
H4ハロゲンバルブでも問題なく夜間走行が可能ですが、H4LEDバルブはハロゲンより明るく強い光を照射している感覚で、より広範囲の視認性が向上し、夜間走行の安全性がアップするように感じました。
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2023年12月08日
ランクル70のラジエータLLC漏れ【PZJ70Vランドクルーザー】
2年前の10月に予備車検を通した1990年式のPZJ70Vランドクルーザーは、2005年に抹消してから16年間ガレージで完全放置していたとは思えないほど快調で、1年目は大きなトラブルもなく乗り続ける事ができました。
昨年の継続車検も問題なく通せましたが、車検から2か月ほど過ぎたあたりで、ラジエータのリザーバータンクが空になっている事に気づき、水を入れてみるとペットボトルに2本!約3リットルLLCが漏れていました。
週に2日ほどは普通に走っていましたし、継続車検後に往復450kmほどのロングドライブにも出かけました。この頃じわじわLLCが漏れていたのでしょうか?走行中の水温計は普通でしたしエンジン音なども違和感を感じませんでした。もちろんガレージの床にLLCの染みも見当たりません。
LLC漏れに気づいたのは、たまたま週末にスキー場に向かうので、点検のためにボンネットを開けて、リザーバータンクが空になっていたからでした。
年末のディーラーでは整備できず!
LLC漏れのまま走り続けるのは危険です。スキー場に向かうとなると、雪の降り積もる出先で走行不能になるかもしれません。
スグにでもLLC漏れを修理しないと、スキー場にも普段の外出にも、PZJ70Vランドクルーザーを走らせることができないので、DIY整備で何とか出来ないか?調べてみました。
ラジエーターの修理は漏れた箇所を探してロー付けしている方も多いようですが、慣れていないと不良個所を見つける事が出来ません。見つける事が出来てもロー付けなんて、やった事がないので成功するとは思えません。
DIY整備でLLC漏れを解決するなら、ラジエーター交換が最も簡単です。
ラジエーター丸ごとアッシー交換する場合、パーツ代が数万円かかりそうですが、週末にスキー場に向かうので仕方ありません。スグに部品共販にラジエーターの取寄せを依頼しましたが、PZJ70Vランドクルーザーのラジエーターは、既に供給が終わっていて、代替品も手配できない回答でした。
仕方なく近所のトヨタディーラーに連絡して修理を依頼しましたが、12月のディーラーは予約で満車状態らしく、着手は年明け1月10日以降と言われる始末。
最後の手段が、武蔵ホルトのラドウェルド、ホルツMH301ラジエーター漏れ止め剤です。
早速カーショップで購入しました。
ラドウェルドを入れたところ一旦LLC漏れが止まりました。スゴイ!と喜んで2日ほどすると、再び漏れはじめました。もう1本ラドウェルドを入れましたが、LLC漏れが完全に止まらず、1回走行するたびに300cc〜500ccのLLC漏れが続きました。
PZJ70Vランドクルーザー70の製造終了ラジエーター
冬は仕事とスキーで忙し過ぎて、なかなかクルマのDIY整備が出来ません。
ラジエーターのLLC漏れは、致命的な故障だと思いますが、幸いPZJ70VランドクルーザーのLLC漏れは、応急処置を続ける事で通常走行が可能だったので、そのまま乗り続けました。
結局スキーシーズンが終わってもLLC漏れのまま、暖かくなったら走る前にリザーバータンクをチェックして、LLCの代わりに水を補充しながら先日の車検切れまで乗り続けてしまいました。
ホントは一刻も早くLLC漏れを修理したかったのですが、PZJ70Vランドクルーザーの純正ラジエーターが製造終了で、リビルト品しか手に入らず、リビルト品を購入した場合、取外したラジエーターを返送しなければなりません。しかもそのリビルト品が10万円前後だったので躊躇しました。
製造終了前の純正品は、5万円前後だったらしいので、割高なリビルト品と交換するのは最後の手段です。
PZJ70Vランドクルーザー70に流用可能なラジエーター
1年ほど前、LLC漏れに気づいたPZJ70Vランドクルーザーは、車検切れまでの約10か月、冬はLLCを、暖かくなる春以降は水道水を継ぎ足して乗り続けました。
その間、時間を見つけてランクル70のラジエータについて、PZJ70だけでなくHZJ70のを含めて調べまくりました。
PZJ70Vランドクルーザーは、初期の5気筒3500ccのモデルで、その後6気筒4200ccのHZJ70が販売されたようです。5気筒3500ccのPZJ70より、パワフルな6気筒4200ccのHZJ70が販売台数が多かったのか?PZJ70ラジエーターは製造終了ですが、HZJ70ラジエーターは現在でも純正品を販売しています。
PZJ70Vランドクルーザー70のラジエーターは真鍮タンクで出来ていて、現在主流の樹脂製ではありません。調べてみるとランクル70も初期型は真鍮製ですが、スグに樹脂製に変更されたようです。
ランクル70のラジエーターは、PZJ70とHZJ70で品番が異なり、代替品として流用できない事になっていますが、どんな違いがあるのか?可能な限り調べてみると、取付不能なほどの違いが無さそうな気がします。
もし、HZJ70のラジエーターをPZJ70Vランドクルーザーに装着できれば、製造中止で価格が高騰している?リビルトラジエーターを購入しなくても、ランクル70の純正新品ラジエーターに交換できます。
PZJ70とHZJ70のラジエーターパーツ図を比較すると、樹脂製に変更されたのか?形状や周辺パーツに違いがありますが、ボディへの取付マウントは品番が同じなので、ボディ側パネルは共通で取付位置も同じハズです。
PZJ70とHZJ70のエンジンはベースが同じで、5気筒と6気筒の違いなので、ファンの位置が違いますがファンの品番は同じです。もしラジエーターの配管が同じなら流用が可能かもしれません。
気になるのが、5気筒と6気筒でファンシュラウドが異なる点です。ラジエーターへの取付位置が同じなら流用できますが、違っていたらPZJ70のファンシュラウドを加工するか、HZJ70のファンシュラウドを流用するかです。HZJ70のファンシュラウドは、純正品が1万円前後するので、1気筒分短いファンシュラウドを気軽に購入できません。
PZJ70とHZJ70のラジエーターの大きな違いは、PZJ70がボディへの取付マウントが一体式ですが、HZJ70は脱着式のマウントです。
疑問に思うのが、HZJ70ラジエーターのマウントは品番がありますが、本体のコア部分は品番が無いので純正品を単品購入できない事です。経年劣化するコア部分だけ単品交換できれば、ひと手間かかりますが使えるマウントを廃棄せずに済みます。
ランクル70のラジエーターからLLC漏れを見つけて、ほぼ1年。仕事の合間に調べていたので、かなり時間がかかりましたが、PZJ70Vランドクルーザー70に、HZJ70のラジエーターが流用できそうな気がしてきました。
HZJ70ランクルの中古ラジエーター
PZJ70ランクルにHZJ70のラジエーターが流用できるか?を確認するには、部品共販などに問い合わせても回答を得られません。ランクル専門店なら情報を持っているはずですが、付き合いが無いので尋ねる事も出来ず、調べようがありません。
手っ取り早く確認するなら現物合わせですが、適合未確認のラジエーターを5万円前後で購入するのは無謀です。
現実的なのが中古の安価なラジエーターを探すくらいですが、ランドクルーザー70は、2004年に国内販売が終了しているので、なかなか中古品が出回りません。
こうした理由で車検切れまでラジエーターリザーバータンクに水を継ぎ足して乗り続けました。
次回は、PZJ70とHZJ70のラジエーターの現物合わせです。
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昨年の継続車検も問題なく通せましたが、車検から2か月ほど過ぎたあたりで、ラジエータのリザーバータンクが空になっている事に気づき、水を入れてみるとペットボトルに2本!約3リットルLLCが漏れていました。
週に2日ほどは普通に走っていましたし、継続車検後に往復450kmほどのロングドライブにも出かけました。この頃じわじわLLCが漏れていたのでしょうか?走行中の水温計は普通でしたしエンジン音なども違和感を感じませんでした。もちろんガレージの床にLLCの染みも見当たりません。
LLC漏れに気づいたのは、たまたま週末にスキー場に向かうので、点検のためにボンネットを開けて、リザーバータンクが空になっていたからでした。
年末のディーラーでは整備できず!
LLC漏れのまま走り続けるのは危険です。スキー場に向かうとなると、雪の降り積もる出先で走行不能になるかもしれません。
スグにでもLLC漏れを修理しないと、スキー場にも普段の外出にも、PZJ70Vランドクルーザーを走らせることができないので、DIY整備で何とか出来ないか?調べてみました。
ラジエーターの修理は漏れた箇所を探してロー付けしている方も多いようですが、慣れていないと不良個所を見つける事が出来ません。見つける事が出来てもロー付けなんて、やった事がないので成功するとは思えません。
DIY整備でLLC漏れを解決するなら、ラジエーター交換が最も簡単です。
ラジエーター丸ごとアッシー交換する場合、パーツ代が数万円かかりそうですが、週末にスキー場に向かうので仕方ありません。スグに部品共販にラジエーターの取寄せを依頼しましたが、PZJ70Vランドクルーザーのラジエーターは、既に供給が終わっていて、代替品も手配できない回答でした。
仕方なく近所のトヨタディーラーに連絡して修理を依頼しましたが、12月のディーラーは予約で満車状態らしく、着手は年明け1月10日以降と言われる始末。
最後の手段が、武蔵ホルトのラドウェルド、ホルツMH301ラジエーター漏れ止め剤です。
早速カーショップで購入しました。
ラドウェルドを入れたところ一旦LLC漏れが止まりました。スゴイ!と喜んで2日ほどすると、再び漏れはじめました。もう1本ラドウェルドを入れましたが、LLC漏れが完全に止まらず、1回走行するたびに300cc〜500ccのLLC漏れが続きました。
PZJ70Vランドクルーザー70の製造終了ラジエーター
冬は仕事とスキーで忙し過ぎて、なかなかクルマのDIY整備が出来ません。
ラジエーターのLLC漏れは、致命的な故障だと思いますが、幸いPZJ70VランドクルーザーのLLC漏れは、応急処置を続ける事で通常走行が可能だったので、そのまま乗り続けました。
結局スキーシーズンが終わってもLLC漏れのまま、暖かくなったら走る前にリザーバータンクをチェックして、LLCの代わりに水を補充しながら先日の車検切れまで乗り続けてしまいました。
ホントは一刻も早くLLC漏れを修理したかったのですが、PZJ70Vランドクルーザーの純正ラジエーターが製造終了で、リビルト品しか手に入らず、リビルト品を購入した場合、取外したラジエーターを返送しなければなりません。しかもそのリビルト品が10万円前後だったので躊躇しました。
製造終了前の純正品は、5万円前後だったらしいので、割高なリビルト品と交換するのは最後の手段です。
PZJ70Vランドクルーザー70に流用可能なラジエーター
1年ほど前、LLC漏れに気づいたPZJ70Vランドクルーザーは、車検切れまでの約10か月、冬はLLCを、暖かくなる春以降は水道水を継ぎ足して乗り続けました。
その間、時間を見つけてランクル70のラジエータについて、PZJ70だけでなくHZJ70のを含めて調べまくりました。
PZJ70Vランドクルーザーは、初期の5気筒3500ccのモデルで、その後6気筒4200ccのHZJ70が販売されたようです。5気筒3500ccのPZJ70より、パワフルな6気筒4200ccのHZJ70が販売台数が多かったのか?PZJ70ラジエーターは製造終了ですが、HZJ70ラジエーターは現在でも純正品を販売しています。
PZJ70Vランドクルーザー70のラジエーターは真鍮タンクで出来ていて、現在主流の樹脂製ではありません。調べてみるとランクル70も初期型は真鍮製ですが、スグに樹脂製に変更されたようです。
ランクル70のラジエーターは、PZJ70とHZJ70で品番が異なり、代替品として流用できない事になっていますが、どんな違いがあるのか?可能な限り調べてみると、取付不能なほどの違いが無さそうな気がします。
もし、HZJ70のラジエーターをPZJ70Vランドクルーザーに装着できれば、製造中止で価格が高騰している?リビルトラジエーターを購入しなくても、ランクル70の純正新品ラジエーターに交換できます。
PZJ70とHZJ70のラジエーターパーツ図を比較すると、樹脂製に変更されたのか?形状や周辺パーツに違いがありますが、ボディへの取付マウントは品番が同じなので、ボディ側パネルは共通で取付位置も同じハズです。
PZJ70とHZJ70のエンジンはベースが同じで、5気筒と6気筒の違いなので、ファンの位置が違いますがファンの品番は同じです。もしラジエーターの配管が同じなら流用が可能かもしれません。
気になるのが、5気筒と6気筒でファンシュラウドが異なる点です。ラジエーターへの取付位置が同じなら流用できますが、違っていたらPZJ70のファンシュラウドを加工するか、HZJ70のファンシュラウドを流用するかです。HZJ70のファンシュラウドは、純正品が1万円前後するので、1気筒分短いファンシュラウドを気軽に購入できません。
PZJ70とHZJ70のラジエーターの大きな違いは、PZJ70がボディへの取付マウントが一体式ですが、HZJ70は脱着式のマウントです。
疑問に思うのが、HZJ70ラジエーターのマウントは品番がありますが、本体のコア部分は品番が無いので純正品を単品購入できない事です。経年劣化するコア部分だけ単品交換できれば、ひと手間かかりますが使えるマウントを廃棄せずに済みます。
ランクル70のラジエーターからLLC漏れを見つけて、ほぼ1年。仕事の合間に調べていたので、かなり時間がかかりましたが、PZJ70Vランドクルーザー70に、HZJ70のラジエーターが流用できそうな気がしてきました。
HZJ70ランクルの中古ラジエーター
PZJ70ランクルにHZJ70のラジエーターが流用できるか?を確認するには、部品共販などに問い合わせても回答を得られません。ランクル専門店なら情報を持っているはずですが、付き合いが無いので尋ねる事も出来ず、調べようがありません。
手っ取り早く確認するなら現物合わせですが、適合未確認のラジエーターを5万円前後で購入するのは無謀です。
現実的なのが中古の安価なラジエーターを探すくらいですが、ランドクルーザー70は、2004年に国内販売が終了しているので、なかなか中古品が出回りません。
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2023年12月09日
ランクル70ラジエータのLLC漏れチェック【PZJ70Vランドクルーザー】
1年ほど前、LLC漏れに気づいたランクル70・PZJ70Vランドクルーザー。今年の車検切れまで冬はLLCを、暖かくなったら水道水を注ぎ足しての応急処置で乗り続けました。
LLC漏れに気づいた直後は、スグに純正部品の取寄せを依頼しましたが、既にPZJ70Vランドクルーザーのラジエーターは製造終了で、リビルトラジエーターしか手に入りません。
リビルトラジエーターの購入は、取外したラジエーターの返送が必須です。できれば取外したラジエーターはDIYで補修して予備保管したいし、リビルトラジエーター価格もかなり高額だったので交換が延び延びになりました。
もちろん半年後を予定している車検取得までには、LLC漏れを修理するか、ラジエーターをアッシー交換しますが、車検が切れてからガレージに鎮座しているんだから、LLC漏れがどんな状態なのか?DIYで補修できないか?ラジエーターを外して確かめる事にしました。
ラジエーターの取外しは簡単
ラジエーターの取外しは簡単です。少々面倒だったのが、ラジエーターとファンシュラウド一体では、冷却ファンに当たって取り出せない事くらいです。ファンを外すかシュラウドを外せば取り出せそうだったので、ファンシュラウドを外して取り出しました。
フロントグリルを外します。
エンジンアンダーカバーも外します。
アンダーカバーとラジエーターが接触していた部分は、冷却水漏れでしょうか?微妙に濡れています。
この程度の漏れ具合だと、ガレージの床に冷却水が落ちないので、なかなか気づきにくいかもしれません。
ラジエーターの脱着程度なら不要かもしれませんが、DIY整備では必ずボルト類を整理するようにしています。
冷却水を抜きます。
暖かくなってからは水を補充しているので、ラジエーターから排出されるのはLLCではなく、汚れた水が出てきます。
ファンシュラウドのボルトを緩めます。
ボディフロントパネルに固定している左右のボルトを外します。
ラジエーター上部左右の固定ボルトを外します。
ファンシュラウドの固定ボルトを外してエンジン側にズラします。
リザーバータンクを外しアッパーホースも外します。
ラジエーター下部のインレットホースを外します。
ラジエーターをゆっくり引き上げて取外します。
ラジエーターの状態を見ると、どうやら左右の中央あたりに錆のような変色箇所があります。ここからLLCが漏れているのかもしれません。
ラジエーターのピンホールチェック
取外したラジエーターのLLC漏れは、水没させたラジエーターに空気を入れて確認しました。
水の中にラジエーターを沈めて、自転車の空気入れで空気を入れます。
空気を入れるとブクブク泡が出てきました。漏れているのは、汚れていた左右中央あたりの数か所で、表から泡がでているのに穴が見えません。ほんの微細な亀裂があるのでしょうか?小さな泡が出てきます。
この程度の漏れなら、ロウ付けで修理できそうです。
慣れた方ならロウ付けでLLC漏れ穴を塞げますが、残念ながらロウ付けの経験が無いので、たぶん失敗するでしょう。
誰でも簡単にDIY整備でLLC漏れ穴を塞げそうなのが、耐熱エポキシ接着剤でしょう。
他にも無いか探してみると武蔵ホルトの金属部分のピンホールやヒビ補修用の金属パテ、ホルツMH109というのを見つけました。
エポキシ接着剤はスキー板の補修で使っている方もいるようなので強度がありそうですし、金属パテもLLC漏れ穴に厚塗りできそうです。
もし接着剤やパテでLLC漏れ穴を塞ぐ事が出来たら大成功なので、もう少し修理方法を調べてチャレンジしてみます。
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LLC漏れに気づいた直後は、スグに純正部品の取寄せを依頼しましたが、既にPZJ70Vランドクルーザーのラジエーターは製造終了で、リビルトラジエーターしか手に入りません。
リビルトラジエーターの購入は、取外したラジエーターの返送が必須です。できれば取外したラジエーターはDIYで補修して予備保管したいし、リビルトラジエーター価格もかなり高額だったので交換が延び延びになりました。
もちろん半年後を予定している車検取得までには、LLC漏れを修理するか、ラジエーターをアッシー交換しますが、車検が切れてからガレージに鎮座しているんだから、LLC漏れがどんな状態なのか?DIYで補修できないか?ラジエーターを外して確かめる事にしました。
ラジエーターの取外しは簡単
ラジエーターの取外しは簡単です。少々面倒だったのが、ラジエーターとファンシュラウド一体では、冷却ファンに当たって取り出せない事くらいです。ファンを外すかシュラウドを外せば取り出せそうだったので、ファンシュラウドを外して取り出しました。
フロントグリルを外します。
エンジンアンダーカバーも外します。
アンダーカバーとラジエーターが接触していた部分は、冷却水漏れでしょうか?微妙に濡れています。
この程度の漏れ具合だと、ガレージの床に冷却水が落ちないので、なかなか気づきにくいかもしれません。
ラジエーターの脱着程度なら不要かもしれませんが、DIY整備では必ずボルト類を整理するようにしています。
冷却水を抜きます。
暖かくなってからは水を補充しているので、ラジエーターから排出されるのはLLCではなく、汚れた水が出てきます。
ファンシュラウドのボルトを緩めます。
ボディフロントパネルに固定している左右のボルトを外します。
ラジエーター上部左右の固定ボルトを外します。
ファンシュラウドの固定ボルトを外してエンジン側にズラします。
リザーバータンクを外しアッパーホースも外します。
ラジエーター下部のインレットホースを外します。
ラジエーターをゆっくり引き上げて取外します。
ラジエーターの状態を見ると、どうやら左右の中央あたりに錆のような変色箇所があります。ここからLLCが漏れているのかもしれません。
ラジエーターのピンホールチェック
取外したラジエーターのLLC漏れは、水没させたラジエーターに空気を入れて確認しました。
水の中にラジエーターを沈めて、自転車の空気入れで空気を入れます。
空気を入れるとブクブク泡が出てきました。漏れているのは、汚れていた左右中央あたりの数か所で、表から泡がでているのに穴が見えません。ほんの微細な亀裂があるのでしょうか?小さな泡が出てきます。
この程度の漏れなら、ロウ付けで修理できそうです。
慣れた方ならロウ付けでLLC漏れ穴を塞げますが、残念ながらロウ付けの経験が無いので、たぶん失敗するでしょう。
誰でも簡単にDIY整備でLLC漏れ穴を塞げそうなのが、耐熱エポキシ接着剤でしょう。
他にも無いか探してみると武蔵ホルトの金属部分のピンホールやヒビ補修用の金属パテ、ホルツMH109というのを見つけました。
エポキシ接着剤はスキー板の補修で使っている方もいるようなので強度がありそうですし、金属パテもLLC漏れ穴に厚塗りできそうです。
もし接着剤やパテでLLC漏れ穴を塞ぐ事が出来たら大成功なので、もう少し修理方法を調べてチャレンジしてみます。
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2023年12月10日
ランクル70タイミングベルト交換【PZJ70Vランドクルーザー】
昨年末ラジエーターからLLCが漏れはじめ、今年10月の車検切れまでリザーバータンクに水を注ぎ足しながらの応急処置で乗り続けたランクル70・PZJ70Vランドクルーザー。先日漏れている箇所を確認するためにラジエーターを取外しました。
来年の車検取得までに、ラジエーターの漏れている箇所をしっかり確認して、コアのひび割れを修理するか?アッシー交換か?HZJ70純正ラジエーターが流用できるのか?見極めて整備を完了させますが、ラジエーターを外したPZJ70ランドクルーザーのエンジンルームはスカスカでDIY整備に最適です。
こんな状態のエンジンルームを目にしたら、この機会に古くなったベルト類を交換したくなります。
PZJ70ランドクルーザーのベルト類
2年前に予備車検を通したPZJ70ランドクルーザーは、走行距離が88000キロほどで、タイミングベルトは新車時のまま。1990年の初度登録から30年以上経過しているので、予備車検直後からずっと交換しようと思ってました。
先日ラジエーターを外した時、今が交換するチャンスだと思い、タイミングベルトやテンションベアリングなどを注文しました。
Vベルトは1999年にPZJ70Vランドクルーザーを入手してから、2005年に抹消するまで毎回トヨタディーラーに車検を依頼していたので、1回くらい交換されていると思います。それでも最後の交換から20年以上経過していますし、昨年スキー場に向かう道中でVベルトの緩みに気づき、道中の雪原で調整しましたがボルトが緩まず断念。そんな経緯もあって交換用のVベルト一式を購入してあります。
ベルト類に限らず、自動車部品は純正品にこだわりません。純正品製造メーカーでもある、三ツ星やバンドーのベルト、Koyoジェイテクトのベアリングなどは、純正品と同等品質なのに割安なので、DIY整備で使っています。
タイミングベルトを注文する時ウオーターポンプも用意しましたが、走行距離が9万キロに満たないので、15万キロを超えたあたりで交換する事にしました。
PZJ70ランドクルーザーのタイミングベルト交換
ランクル70のタイミングベルト交換は比較的カンタンです。慣れた方なら2時間かからずに交換できるでしょう。
気を付ける点は、タイミングプーリーをズラさない事です。ズレてしまうとエンジン不調や損傷の原因になるので、確認を徹底してタイミングベルトを交換します。
タイミングベルトカバーを外すために、マイナスドライバーでクリップを外します。
PZJ70ランドクルーザーの1PZエンジンのタイミングベルトカバーは、クリップとボルトで固定されています。
カバーはクリップ4個とボルト3本で固定されていました。
カバーの内側は非常にキレイです。
クランクプーリーを回してタイミングプーリーの位置を合わせようと思いましたが、ボルトが大きすぎて手持ちの一番デカいレンチでも回せません。DIY整備でランクル70に乗り続けている方は、このサイズのレンチを持ってた方が良いかもしれません。
正攻法ではありませんが、タイミングプーリーを回してマークを合わせます。高圧縮なディーゼルエンジンだからでしょうか?レンチで回すのが大変でした。
見落としそうなプーリーのマークをエンジン側と合わせます。
プーリーとベルトとエンジン側のマークに赤ペンキで印を付けました。
見落としそうなマークにも赤ペンキを入れます。
ベルトのコマ数を確認するための印も付けます。
テンションスプリングを外します。
タイミングベルト交換で一番時間がかかったのが、このスプリングの脱着でした。外すのも大変でしたが、取付に1時間ほどかけても無理だったので、適当な取付ツール探しなどを含め、取付完了まで2時間近くかかりました。
整備工場なら適切なツールがあって簡単に脱着できるでしょうが、DIY整備では限られたツールで作業するので、無駄な労力と時間がかかります。
テンションベアリングの脱着は六角レンチが必要でした。取外して新品と比較すると、劣化を感じずスムーズに回ります。再利用可能にも思えますが交換です。
テンションベアリングのベースプレート形状が異なっていました。取付に問題はありません。
単なるプレートなので形状が異なるより、再利用しようかとも思いましたが交換しました。
取外したタイミングベルトも再利用できそうなほどキレイでした。
タイミングベルト交換が完了しました。
テンションスプリングの脱着で、適当なツールが見つからず、取外し時に針金を使いました。取付時かなり時間がかかりましたが、デカいプラスドライバーと針金を使って何とか取り付ける事が出来ました。
9万キロに満たないからでしょうか?まだ使えそうなタイミングベルトでした。
目視で亀裂は無く、劣化も感じませんが、もし亀裂や劣化があったら使用限界を超えている状態です。
最近のクルマは、10万キロ定期交換のタイミングベルトではなく、昔のようなタイミングチェーンが増えてきているようです。
PZJ70ランドクルーザーのVベルト交換
タイミングベルト交換が終わったらVベルトを交換するつもりでしたが、テンションスプリングの脱着に時間がかかり過ぎました。
整備工場ならタイミングベルト交換は1時間くらいか?2時間はかからないでしょうし、DIY整備でもパーツとツールが揃っていたら、せいぜい2時間で完了しそうです。
PZJ70のタイミングベルト交換は、写真を撮りながら、コーヒータイムを何度も入れて、4時間半ほどかかっています。
はじめてのタイミングベルト交換だったので、プーリー位置やベルトのコマ数など、かなり慎重に作業しましたが、最も時間がかかったのがテンションスプリング交換で、軽く2時間を費やしています。
調べてみるとランクル70のテンションスプリングは、マイナーチェンジのタイミングだと思いますが、力業で脱着するスプリングではなく、装着してピンを抜けばテンションがかかるタイプに変わっています。整備工場でもスプリング交換に手こずって、相当なクレームが入り改善したのかもしれません。
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来年の車検取得までに、ラジエーターの漏れている箇所をしっかり確認して、コアのひび割れを修理するか?アッシー交換か?HZJ70純正ラジエーターが流用できるのか?見極めて整備を完了させますが、ラジエーターを外したPZJ70ランドクルーザーのエンジンルームはスカスカでDIY整備に最適です。
こんな状態のエンジンルームを目にしたら、この機会に古くなったベルト類を交換したくなります。
PZJ70ランドクルーザーのベルト類
2年前に予備車検を通したPZJ70ランドクルーザーは、走行距離が88000キロほどで、タイミングベルトは新車時のまま。1990年の初度登録から30年以上経過しているので、予備車検直後からずっと交換しようと思ってました。
先日ラジエーターを外した時、今が交換するチャンスだと思い、タイミングベルトやテンションベアリングなどを注文しました。
Vベルトは1999年にPZJ70Vランドクルーザーを入手してから、2005年に抹消するまで毎回トヨタディーラーに車検を依頼していたので、1回くらい交換されていると思います。それでも最後の交換から20年以上経過していますし、昨年スキー場に向かう道中でVベルトの緩みに気づき、道中の雪原で調整しましたがボルトが緩まず断念。そんな経緯もあって交換用のVベルト一式を購入してあります。
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タイミングベルトを注文する時ウオーターポンプも用意しましたが、走行距離が9万キロに満たないので、15万キロを超えたあたりで交換する事にしました。
PZJ70ランドクルーザーのタイミングベルト交換
ランクル70のタイミングベルト交換は比較的カンタンです。慣れた方なら2時間かからずに交換できるでしょう。
気を付ける点は、タイミングプーリーをズラさない事です。ズレてしまうとエンジン不調や損傷の原因になるので、確認を徹底してタイミングベルトを交換します。
タイミングベルトカバーを外すために、マイナスドライバーでクリップを外します。
PZJ70ランドクルーザーの1PZエンジンのタイミングベルトカバーは、クリップとボルトで固定されています。
カバーはクリップ4個とボルト3本で固定されていました。
カバーの内側は非常にキレイです。
クランクプーリーを回してタイミングプーリーの位置を合わせようと思いましたが、ボルトが大きすぎて手持ちの一番デカいレンチでも回せません。DIY整備でランクル70に乗り続けている方は、このサイズのレンチを持ってた方が良いかもしれません。
正攻法ではありませんが、タイミングプーリーを回してマークを合わせます。高圧縮なディーゼルエンジンだからでしょうか?レンチで回すのが大変でした。
見落としそうなプーリーのマークをエンジン側と合わせます。
プーリーとベルトとエンジン側のマークに赤ペンキで印を付けました。
見落としそうなマークにも赤ペンキを入れます。
ベルトのコマ数を確認するための印も付けます。
テンションスプリングを外します。
タイミングベルト交換で一番時間がかかったのが、このスプリングの脱着でした。外すのも大変でしたが、取付に1時間ほどかけても無理だったので、適当な取付ツール探しなどを含め、取付完了まで2時間近くかかりました。
整備工場なら適切なツールがあって簡単に脱着できるでしょうが、DIY整備では限られたツールで作業するので、無駄な労力と時間がかかります。
テンションベアリングの脱着は六角レンチが必要でした。取外して新品と比較すると、劣化を感じずスムーズに回ります。再利用可能にも思えますが交換です。
テンションベアリングのベースプレート形状が異なっていました。取付に問題はありません。
単なるプレートなので形状が異なるより、再利用しようかとも思いましたが交換しました。
取外したタイミングベルトも再利用できそうなほどキレイでした。
タイミングベルト交換が完了しました。
テンションスプリングの脱着で、適当なツールが見つからず、取外し時に針金を使いました。取付時かなり時間がかかりましたが、デカいプラスドライバーと針金を使って何とか取り付ける事が出来ました。
9万キロに満たないからでしょうか?まだ使えそうなタイミングベルトでした。
目視で亀裂は無く、劣化も感じませんが、もし亀裂や劣化があったら使用限界を超えている状態です。
最近のクルマは、10万キロ定期交換のタイミングベルトではなく、昔のようなタイミングチェーンが増えてきているようです。
PZJ70ランドクルーザーのVベルト交換
タイミングベルト交換が終わったらVベルトを交換するつもりでしたが、テンションスプリングの脱着に時間がかかり過ぎました。
整備工場ならタイミングベルト交換は1時間くらいか?2時間はかからないでしょうし、DIY整備でもパーツとツールが揃っていたら、せいぜい2時間で完了しそうです。
PZJ70のタイミングベルト交換は、写真を撮りながら、コーヒータイムを何度も入れて、4時間半ほどかかっています。
はじめてのタイミングベルト交換だったので、プーリー位置やベルトのコマ数など、かなり慎重に作業しましたが、最も時間がかかったのがテンションスプリング交換で、軽く2時間を費やしています。
調べてみるとランクル70のテンションスプリングは、マイナーチェンジのタイミングだと思いますが、力業で脱着するスプリングではなく、装着してピンを抜けばテンションがかかるタイプに変わっています。整備工場でもスプリング交換に手こずって、相当なクレームが入り改善したのかもしれません。
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2023年12月11日
ランクル70Vベルト交換【PZJ70Vランドクルーザー】
LLCが漏れているPZJ70Vランドクルーザーから、ラジエーターを取外して、漏れ具合を確認しました。ラジエーターを修理するか?DIYで漏れを止められないか?アッシー交換するか?現在検討中で、ラジエーターを装着するまでエンジンルームがスカスカです。
この状態ならDIY整備がやりやすいので、そろそろ交換時期を迎えるベルト類の交換パーツ一式を注文。まずはタイミングベルトを交換しました。
PZJ70Vランドクルーザーのタイミングベルト交換は比較的カンタンですが、落とし穴もあって、テンションスプリングの脱着に悪戦苦闘。2時間ほどで交換できると思っていましたが、倍以上の時間がかかりました。
タイミングベルトとVベルトの交換を、1日で完了させる予定でしたが、タイミングベルト交換中のスプリング交換に時間がかかり過ぎ、Vベルト交換は翌日のDIY整備になりました。
PZJ70VランドクルーザーのVベルト
昨年、PZJ70Vランドクルーザーの継続車検前にVベルトも点検し、張りが少し甘い気がしましたが、まぁまぁ許容範囲だったので、そのまま車検を通しました。
その後スキー場に出かけた時、微妙なVベルトのキュルキュル音が気になり確認すると、点検した時に比べて、かなり緩んでいました。そのままでも切れる事は無さそうですが、古いベルトなので、もしベルトが空回りしはじめるとバッテリー充電不足になったり、ベルトが一気に劣化しそうです。
DIY整備は帰ってからにするか?迷いましたがベルトのキュルキュル音がドンドン酷くなるような気がして、トラブルを起こす前に道中の路肩でベルト調整する事にしました。
雪が積もった路肩でアンダーカバーを外し、オルタネータのボルトを緩めましたが、どうしても緩まない固着気味のボルトが1個あって調整を断念。仕方なくスキー場近くの整備工場で調整してもらいました。
16年ほどガレージにずっと停めたままのPZJ70Vランドクルーザーを2年前に始動させてから、はじめて整備工場に依頼したのが、この時のVベルト調整で費用は税別5000円でした。継続車検前の点検で調整しなかったのが悔やまれます。
PZJ70VランドクルーザーのVベルト交換手順
PZJ70VランドクルーザーのVベルトは、いわゆるファンベルトとオルタネーターベルトの2種類あって、ファンベルトはエアコンコンプレッサーだけを、オルタネーターベルトはオルタネーターとウォーターポンプを駆動しています。
万一Vベルトが切れた時、ファンベルトなら走行を続けられますが、オルタネーターとウォーターポンプを駆動しているベルトだと走行不能になります。「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」だから?オルタネーターベルトが2本掛けなのでしょう。
まずはファンベルトを取外しますが、Vベルトを一式交換するので、アンダーカバーを外します。
ファンベルトだけならエンジンルームの上から作業が出来ますが、オルタネーターベルトの調整や交換時は、アンダーカバーを外さないと作業が出来ません。
ファンベルトのアイドルプーリー固定ボルトを緩め、その上の調整ボルトを緩めるとベルトを外せます。
ファンベルトの調整や交換は、この2個のボルトだけで作業できます。
外したベルトの状態は、多少テカリがありますが劣化や損傷は無さそうに見えます。
ファンベルトが外れた状態でオルタネーターベルトを交換します。
エンジンルームの下から、オルタネーター下の固定ボルトを緩めます。
エンジンルームの上から、オルタネーターベルトの調整ボルトを緩めます。
調整ボルト横の固定ボルトを緩めます。
昨年スキー場近くでベルト調整した時、このボルトが固着していてナメてしまいそうだったので、整備工場にベルト調整依頼しました。ボルトの頭が少し削れているので、ボルト交換した方が良いかもしれません。
上下の固定ボルトとテンションを調整するボルトを緩めるとオルタネーターが動くので、エンジン側に移動させてベルトを外します。
外したベルトはファンベルト同様、テカリがありますが劣化や損傷は無さそうです。
新品のオルタネータベルトを奥から装着します。
オルタネーターベルトは回転方向が決まっていないので、回転する向きを変えて装着しました。
新品のファンベルトを装着します。
3本のベルトの張りを調整します。
ベルト調整は10kgで押して1cmたわむ程度です。日ごろ10kgの米を購入するので、その重さが参考になりました。
張り調整が完了したら固定ボルトを締めます。アンダーカバーを装着してVベルト交換が完了です。
整備工場では新品ベルトの伸びを想定して、張りを調整する場合もあるようですが、DIY整備では慣らし走行後に再調整した方が安心です。
タイミングベルト交換後のエンジン始動
ベルトの交換が終わったので、ラジエーターを装着してLLC漏れの場所の確認を兼ねてエンジンを始動させ、ベルトの状態を確認します。
タイミングベルトを交換したので、エンジンを始動する時は緊張しました。タイミングベルトの交換時には、タイミングプーリとベルトの位置関係を何度も確認しました。しつこく確認しているので絶対間違いはありませんが、無事にエンジンがかかるかどうか不安でした。
意を決してセルを回し、普段通りエンジンがかかった時は、少しうれしかったし、ほっとしました。
エンジン始動後、ラジエーターの漏れ具合を確認するため、水温が上がるまで回し続けましたが、エアが抜けきっていないのでしょう。この日は漏れを確認できませんでした。
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この状態ならDIY整備がやりやすいので、そろそろ交換時期を迎えるベルト類の交換パーツ一式を注文。まずはタイミングベルトを交換しました。
PZJ70Vランドクルーザーのタイミングベルト交換は比較的カンタンですが、落とし穴もあって、テンションスプリングの脱着に悪戦苦闘。2時間ほどで交換できると思っていましたが、倍以上の時間がかかりました。
タイミングベルトとVベルトの交換を、1日で完了させる予定でしたが、タイミングベルト交換中のスプリング交換に時間がかかり過ぎ、Vベルト交換は翌日のDIY整備になりました。
PZJ70VランドクルーザーのVベルト
昨年、PZJ70Vランドクルーザーの継続車検前にVベルトも点検し、張りが少し甘い気がしましたが、まぁまぁ許容範囲だったので、そのまま車検を通しました。
その後スキー場に出かけた時、微妙なVベルトのキュルキュル音が気になり確認すると、点検した時に比べて、かなり緩んでいました。そのままでも切れる事は無さそうですが、古いベルトなので、もしベルトが空回りしはじめるとバッテリー充電不足になったり、ベルトが一気に劣化しそうです。
DIY整備は帰ってからにするか?迷いましたがベルトのキュルキュル音がドンドン酷くなるような気がして、トラブルを起こす前に道中の路肩でベルト調整する事にしました。
雪が積もった路肩でアンダーカバーを外し、オルタネータのボルトを緩めましたが、どうしても緩まない固着気味のボルトが1個あって調整を断念。仕方なくスキー場近くの整備工場で調整してもらいました。
16年ほどガレージにずっと停めたままのPZJ70Vランドクルーザーを2年前に始動させてから、はじめて整備工場に依頼したのが、この時のVベルト調整で費用は税別5000円でした。継続車検前の点検で調整しなかったのが悔やまれます。
PZJ70VランドクルーザーのVベルト交換手順
PZJ70VランドクルーザーのVベルトは、いわゆるファンベルトとオルタネーターベルトの2種類あって、ファンベルトはエアコンコンプレッサーだけを、オルタネーターベルトはオルタネーターとウォーターポンプを駆動しています。
万一Vベルトが切れた時、ファンベルトなら走行を続けられますが、オルタネーターとウォーターポンプを駆動しているベルトだと走行不能になります。「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」だから?オルタネーターベルトが2本掛けなのでしょう。
まずはファンベルトを取外しますが、Vベルトを一式交換するので、アンダーカバーを外します。
ファンベルトだけならエンジンルームの上から作業が出来ますが、オルタネーターベルトの調整や交換時は、アンダーカバーを外さないと作業が出来ません。
ファンベルトのアイドルプーリー固定ボルトを緩め、その上の調整ボルトを緩めるとベルトを外せます。
ファンベルトの調整や交換は、この2個のボルトだけで作業できます。
外したベルトの状態は、多少テカリがありますが劣化や損傷は無さそうに見えます。
ファンベルトが外れた状態でオルタネーターベルトを交換します。
エンジンルームの下から、オルタネーター下の固定ボルトを緩めます。
エンジンルームの上から、オルタネーターベルトの調整ボルトを緩めます。
調整ボルト横の固定ボルトを緩めます。
昨年スキー場近くでベルト調整した時、このボルトが固着していてナメてしまいそうだったので、整備工場にベルト調整依頼しました。ボルトの頭が少し削れているので、ボルト交換した方が良いかもしれません。
上下の固定ボルトとテンションを調整するボルトを緩めるとオルタネーターが動くので、エンジン側に移動させてベルトを外します。
外したベルトはファンベルト同様、テカリがありますが劣化や損傷は無さそうです。
新品のオルタネータベルトを奥から装着します。
オルタネーターベルトは回転方向が決まっていないので、回転する向きを変えて装着しました。
新品のファンベルトを装着します。
3本のベルトの張りを調整します。
ベルト調整は10kgで押して1cmたわむ程度です。日ごろ10kgの米を購入するので、その重さが参考になりました。
張り調整が完了したら固定ボルトを締めます。アンダーカバーを装着してVベルト交換が完了です。
整備工場では新品ベルトの伸びを想定して、張りを調整する場合もあるようですが、DIY整備では慣らし走行後に再調整した方が安心です。
タイミングベルト交換後のエンジン始動
ベルトの交換が終わったので、ラジエーターを装着してLLC漏れの場所の確認を兼ねてエンジンを始動させ、ベルトの状態を確認します。
タイミングベルトを交換したので、エンジンを始動する時は緊張しました。タイミングベルトの交換時には、タイミングプーリとベルトの位置関係を何度も確認しました。しつこく確認しているので絶対間違いはありませんが、無事にエンジンがかかるかどうか不安でした。
意を決してセルを回し、普段通りエンジンがかかった時は、少しうれしかったし、ほっとしました。
エンジン始動後、ラジエーターの漏れ具合を確認するため、水温が上がるまで回し続けましたが、エアが抜けきっていないのでしょう。この日は漏れを確認できませんでした。
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2023年12月25日
ラジエータ修理か交換か?冷却水漏れのランクル70【PZJ70Vランドクルーザー】
昨年の今ごろ、PZJ70Vランドクルーザーの冷却水漏れに気づき、ラジエーターを交換しようと部品共販に問い合わせましたが、純正ラジエーターが製造を終了していて代替品の販売も無く、新品のラジエーターを入手できなくなりました。
仕方なく冷却水漏れのまま、LLCを補充しながら車検切れまで乗り続け、ラジエーター交換か修理後に車検を取得する事にしました。
現在PZJ70Vランドクルーザーのラジエーターを入手するならリビルト品ですが、これが結構高額です。純正価格程度で流用できる純正同等の高品質ラジエーターが手に入らないか?探していますが見つかりません。
車検取得までに納得できる価格と品質の品を探し続けますが、ラジエーターが損傷したまま放置し続けても仕方ないので、DIYで補修してみようと思い、まずはラジエーターの漏れ具合を確認しました。
先日、PZJ70Vランドクルーザーからラジエーターを取外して水に浸けてみると小さな亀裂があるのでしょう、目視で穴などは見えませんが微細な泡が出てきました。
泡の出る箇所を探すとラジエータコアの表あたりで、奥の方から泡は出ていないように見えます。手の届く部分の損傷なら補修が出来そうですし、現在の冷却水漏れは距離に関係なく走行後300cc〜500ccなので、微細な漏れ穴ならDIY修理で塞げるかもしれません。うまく補修出来ればラジエーターを交換せずに、しばらく走行できそうです。
気になるのが実際の走行時に、どんな感じで漏っているか?です。
冷却水漏れ点検
ラジエーターの損傷個所から、どの程度の冷却水漏れがあるのか?LLCを継ぎ足して走行していた時は、しっかり目視できませんでした。どのくらいのダメージなのか?水に浸けての漏れ確認だけでなく、少々面倒ですがPZJ70Vランドクルーザーにラジエーターを装着し、エンジンを始動させて目視点検する事にしました。
ファンシュラウドを外した状態で取付けて、エンジンを始動して15分ほどのアイドリングで、ジワジワ冷却水が漏れはじめました。
水温が上昇し圧がかかりはじめたあたりから、2秒〜3秒間隔で冷却水がポタリ、ポタリと漏れだします。
ラジエーターの損傷個所を目視すると、水に浸けて点検した時に泡が出ていた右端と左端の中央あたりの2か所から、ジワジワ冷却水が滲み出ています。
今まで冷却水がどんな感じで漏っているのか確認できませんでしたが、実際に漏れ具合を目視で確認するとDIY修理が出来そうなのか判断できます。
想定より多く漏れていますが、何とかDIYで補修できそうな気もします。この程度ならホルツ ラドウェルドで補修できそうですが、漏れに気づいた直後に2本投入して改善しなかったので、確実に漏れを止める簡単な方法は無いか?調べる事にしました。
ラジエーターのDIYで修理方法
ラジエーターの亀裂やピンホールをDIYで修理する方法を調べると、はんだ付けやロウ付けが良さそうですが、はんだ付けは配線くらいしか経験なく、金属同士を接続させるロウ付けなど未経験です。
DIY修理の延長で、はんだやロウ付け未経験者がラジエーターを補修できるかどうか?さらに調べたところ、冷却装置の修理は設備が整ったプロの領域らしく、アマチュアレベルでは慣れた方でも失敗する事が多いようです。
下手に手を出して、損傷個所にダメージを与えかねない未経験なチャレンジは止めて、他の方法を調べますが、なかなか補修方法を決められません。そこで同じようにクルマをDIYで整備している知り合いの方に相談しました。
知り合いの方は、過去にロウ付けの経験があるようでしたが、ラジエーターのロウ付けは難しいので金属用パテ補修で冷却水漏れを止めたそうで、すでに5年ほど普通に走行出来ているようでした。
金属用パテは便利で、ラジエーター以外にもマフラー補修でも使用するそうで、少し前に使ったパテが残っているから修理を兼ねて遊びにおいでと誘ってくれました。
修理の誘いとアドバイスをいただいた後、補修箇所の下処理を行いました。先日の漏れ点検で亀裂の箇所にマークを付けておいたので、その部分を中心にパテを盛る部分の塗装を剥がしてキレイにしておきます。
水に浸けて泡が出ていたのは2か所〜4か所で、2cm〜4cmの範囲にあったので、この部分を下処理後パテ埋めすれば漏れが止まるはずです。
ラジエーターコアのフィン状の薄い板を少しカットします。
細かい部分の塗装を剥がしてキレイにするのにワイヤーブラシを使いました。
ワイヤーブラシで錆や汚れも落として、パテが乗りやすくなるよう足付けします。
ラジエーターのピンホールをパテで補修
冷却水漏れラジエーターの下処理を済ませ、知り合い宅で後日パテ補修をしました。
パテは硬化剤と共に指で練ってから補修箇所に貼り付けるタイプでした。
パテを硬化剤と混ぜると、数分で硬化がはじまるようです。
パテが柔らかいうちにラジエーターフィンの損傷個所に押し付けるように、しっかり密着させます。
24時間放置して完全に硬化すれば補修が完了します。少々雑にパテを盛りましたが硬化後は削る事もできるようです。
武蔵ホルトのメタルパテなら、金属部分のピンホールやヒビなどを補修できます。
ラジエーター冷却水漏れをパテ補修で完治
知り合い宅でパテ補修したラジエーターは、翌日PZJ70Vランドクルーザーに装着し数日放置してパテを硬化させました。
ラジエーター補修から3日ほど経過後、パテが完全に硬化したのを確認してエンジン始動です。15分ほどアイドリングで水温計が上がりラジエーターホースにも圧がかかりはじめますが、冷却水の漏れはありません。
念のため週末にかけて数回15分〜30分暖気しましたが冷却水が漏れる事なく、エンジンが冷えた後もリザーバータンクの冷却水が減らなくなりました。これでラジエーター補修が完了です。
PZJ70Vランドクルーザーの冷却水漏れは、完璧な修理ではありませんがパテ補修で完治しました。うまくいけば次のLLC交換頃まで延命できそうなので、HZJ70ラジエーターを流用できないか?適合を調べ続け、次のLLC交換時期にラジエーターも純正新品を流用して交換するつもりです。
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仕方なく冷却水漏れのまま、LLCを補充しながら車検切れまで乗り続け、ラジエーター交換か修理後に車検を取得する事にしました。
現在PZJ70Vランドクルーザーのラジエーターを入手するならリビルト品ですが、これが結構高額です。純正価格程度で流用できる純正同等の高品質ラジエーターが手に入らないか?探していますが見つかりません。
車検取得までに納得できる価格と品質の品を探し続けますが、ラジエーターが損傷したまま放置し続けても仕方ないので、DIYで補修してみようと思い、まずはラジエーターの漏れ具合を確認しました。
先日、PZJ70Vランドクルーザーからラジエーターを取外して水に浸けてみると小さな亀裂があるのでしょう、目視で穴などは見えませんが微細な泡が出てきました。
泡の出る箇所を探すとラジエータコアの表あたりで、奥の方から泡は出ていないように見えます。手の届く部分の損傷なら補修が出来そうですし、現在の冷却水漏れは距離に関係なく走行後300cc〜500ccなので、微細な漏れ穴ならDIY修理で塞げるかもしれません。うまく補修出来ればラジエーターを交換せずに、しばらく走行できそうです。
気になるのが実際の走行時に、どんな感じで漏っているか?です。
冷却水漏れ点検
ラジエーターの損傷個所から、どの程度の冷却水漏れがあるのか?LLCを継ぎ足して走行していた時は、しっかり目視できませんでした。どのくらいのダメージなのか?水に浸けての漏れ確認だけでなく、少々面倒ですがPZJ70Vランドクルーザーにラジエーターを装着し、エンジンを始動させて目視点検する事にしました。
ファンシュラウドを外した状態で取付けて、エンジンを始動して15分ほどのアイドリングで、ジワジワ冷却水が漏れはじめました。
水温が上昇し圧がかかりはじめたあたりから、2秒〜3秒間隔で冷却水がポタリ、ポタリと漏れだします。
ラジエーターの損傷個所を目視すると、水に浸けて点検した時に泡が出ていた右端と左端の中央あたりの2か所から、ジワジワ冷却水が滲み出ています。
今まで冷却水がどんな感じで漏っているのか確認できませんでしたが、実際に漏れ具合を目視で確認するとDIY修理が出来そうなのか判断できます。
想定より多く漏れていますが、何とかDIYで補修できそうな気もします。この程度ならホルツ ラドウェルドで補修できそうですが、漏れに気づいた直後に2本投入して改善しなかったので、確実に漏れを止める簡単な方法は無いか?調べる事にしました。
ラジエーターのDIYで修理方法
ラジエーターの亀裂やピンホールをDIYで修理する方法を調べると、はんだ付けやロウ付けが良さそうですが、はんだ付けは配線くらいしか経験なく、金属同士を接続させるロウ付けなど未経験です。
DIY修理の延長で、はんだやロウ付け未経験者がラジエーターを補修できるかどうか?さらに調べたところ、冷却装置の修理は設備が整ったプロの領域らしく、アマチュアレベルでは慣れた方でも失敗する事が多いようです。
下手に手を出して、損傷個所にダメージを与えかねない未経験なチャレンジは止めて、他の方法を調べますが、なかなか補修方法を決められません。そこで同じようにクルマをDIYで整備している知り合いの方に相談しました。
知り合いの方は、過去にロウ付けの経験があるようでしたが、ラジエーターのロウ付けは難しいので金属用パテ補修で冷却水漏れを止めたそうで、すでに5年ほど普通に走行出来ているようでした。
金属用パテは便利で、ラジエーター以外にもマフラー補修でも使用するそうで、少し前に使ったパテが残っているから修理を兼ねて遊びにおいでと誘ってくれました。
修理の誘いとアドバイスをいただいた後、補修箇所の下処理を行いました。先日の漏れ点検で亀裂の箇所にマークを付けておいたので、その部分を中心にパテを盛る部分の塗装を剥がしてキレイにしておきます。
水に浸けて泡が出ていたのは2か所〜4か所で、2cm〜4cmの範囲にあったので、この部分を下処理後パテ埋めすれば漏れが止まるはずです。
ラジエーターコアのフィン状の薄い板を少しカットします。
細かい部分の塗装を剥がしてキレイにするのにワイヤーブラシを使いました。
ワイヤーブラシで錆や汚れも落として、パテが乗りやすくなるよう足付けします。
ラジエーターのピンホールをパテで補修
冷却水漏れラジエーターの下処理を済ませ、知り合い宅で後日パテ補修をしました。
パテは硬化剤と共に指で練ってから補修箇所に貼り付けるタイプでした。
パテを硬化剤と混ぜると、数分で硬化がはじまるようです。
パテが柔らかいうちにラジエーターフィンの損傷個所に押し付けるように、しっかり密着させます。
24時間放置して完全に硬化すれば補修が完了します。少々雑にパテを盛りましたが硬化後は削る事もできるようです。
武蔵ホルトのメタルパテなら、金属部分のピンホールやヒビなどを補修できます。
ラジエーター冷却水漏れをパテ補修で完治
知り合い宅でパテ補修したラジエーターは、翌日PZJ70Vランドクルーザーに装着し数日放置してパテを硬化させました。
ラジエーター補修から3日ほど経過後、パテが完全に硬化したのを確認してエンジン始動です。15分ほどアイドリングで水温計が上がりラジエーターホースにも圧がかかりはじめますが、冷却水の漏れはありません。
念のため週末にかけて数回15分〜30分暖気しましたが冷却水が漏れる事なく、エンジンが冷えた後もリザーバータンクの冷却水が減らなくなりました。これでラジエーター補修が完了です。
PZJ70Vランドクルーザーの冷却水漏れは、完璧な修理ではありませんがパテ補修で完治しました。うまくいけば次のLLC交換頃まで延命できそうなので、HZJ70ラジエーターを流用できないか?適合を調べ続け、次のLLC交換時期にラジエーターも純正新品を流用して交換するつもりです。
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