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posted by fanblog

2017年04月18日

映画「テラフォーマーズ」の感想…やらなきゃ良かったな〜って観たから言える

今日は映画「テラフォーマーズ」の感想です。

最近テレビでは映画「無限の住人」のCMを見かけます。

観てないので作品についてどうこうは言えませんが、

押し出し方が「1対300」とか言ってるんだけど、

「無限の住人」ってそういうところがウリの話じゃないんだと思うのだけど…ね。

まあ宣伝というかプロモーションについては配給が勝手にやってるものだけど。

で、以前も記事で映画「無限の住人」は映画「テラフォーマーズ」の三池監督じゃだめだ、

映画「るろうに剣心」の大友監督にしろってネット記事のコメントがあって笑った、という事を書きましたが、

そう言えばまだ映画「テラフォーマーズ」を観てなったなぁと。


映画の批判は観てからしろ!といつも書いてまして、

観てもないヤツがあれはダメ、これはダメとか言ってるのには腹がたつ。

ちゃんとレンタルDVD代金を払って鑑賞した自分だからこそ批判をする資格がある。

…って、なんか批判する気、満々みたいになってしまった。

まあ、とりあえず映画は観てから批判しろ!ってのは言い続けたい。

ちなみにレンタルDVDでの鑑賞ですが、まだ準新作だったためちょっと高かった。



映画「テラフォーマーズ」は2016年公開の三池崇史監督作品。

三池崇史監督作品は結構多く観ていますが、なんと言っても監督作品が多い。

そんなにハイペースで撮ってるだけでも凄いとは思う。

しかし、意外にこのブログでは感想を書いていなくて映画「喰女」だけだった。

その時にもチラッと書いたのだが三池崇史監督は見た目はヤクザみたいなんだけど、

根は凄く真面目というか勉強熱心な人なんだと思う。

色んな映画…特に売れてる映画はしっかりチェックしていて、

そこに使われている表現方法とかを割りと露骨に使ってみたりとか。

三池崇史監督作品の楽しみ方として、

ああこれはこの映画からインスパイアされたんだなって考えるのも1つなんじゃないかなと。

個人的には好きな監督ではあります、が、三池崇史監督作品全て良いかというとそうでもなくて。

まあ当たりハズレは激しい様な気はします。


映画「テラフォーマーズ」は原作はいわずも知れた同名のマンガ。

実は1巻から最新刊までKindleで購入しています。

そんなに熱烈なファンって訳ではないのですが、

世の中で「テラフォーマーズ」が注目を浴びた時に乗っかった感じです。

1巻を読んだら続きが気になって、その後も買い続けたと。

マンガ版は途中でだらっとした展開に読む止め時を失った…というのが本音で、

使命感で続きを買っている感じもあったが、最近またちょっと盛り返してきたかなって思います。

ただ、正直この映画「テラフォーマーズ」の感想においては、

原作を知らない方が楽しめるんじゃないだろうかと思う。

また後ほど書きたいと思いますが、原作は良かったのに…という気持ちが少なからず出てしまうから。


キャストですが主演は小町小吉役の伊藤英明。

三池崇史監督で主演が伊藤英明と言えば映画「悪の教典」でしょうか。

あの「エクセレント」はエクセレントだったなあと。

筋肉の感じは良いのだけど、原作の小町小吉のイメージを持っていると、

伊藤英明ではないんじゃないかと先入観があったし、結局それを覆すほどではなかった…。

ヒロインの秋田奈々緒を演じるのは武井咲。

ネタバレになってしまいますが、原作通り始まって早々にサクッと死ぬためほぼ活躍なし。

…と思いきや、まさかの展開が待っていた。

まあCGなので演技がどうこうはないんですけどね。

今回は原作と登場人物が変わり、オリジナルキャラクターの武藤仁を演じるのは山下智久。

原作ではティンというタイ人だったが、日本人という設定になったので、

それが山Pであってもオリジナルなんだからハードルは下がりそうなもの。

しかし日本人なはずなのに何故かちょいちょい英語(?)を話す不思議設定。

日本人で日本語が話せるならノイズにしかならない様な気がするのだけど。

他にも 麻里子様とか出てますが…まあいっか。

あ、本多博士役の小栗旬は評価したいと思います。


さて、映画「テラフォーマーズ」の感想ですが、結論から言えば「やらなきゃ良かったな〜」です。

何度も書きますが、これ、観たから言える感想ですからね。

観てもないヤツが言うのは止めてください。


まあ結論はそんな感じですが、

何が一番の問題なのかと言うと「ヴィジュアル」なんじゃないかなと。

頑張って原作に寄せてるのは分かるんですが、

パッとみの画に乗れないと、どれだけ映画向けに話を整えていても厳しいと思う。

逆に言えば最近の邦画なんてパッとみの印象だけで高評価とかもらってたりして。

まあそれだけじゃいけないって話なんですけどね、大友監督さん。

で、この「ヴィジュアル」の問題に対して乗り越えられない作品は実写化に向いてないって事だと思うんですよ。

スーツのなんか滑稽感もですが、CG全開の火星の景色もなんだかなあと。

そういう意味で「やらなきゃ良かったな〜」って感想にたどり着きました。

「ヴィジュアル」の話をするなら「ジョジョ」よりも「テラフォーマーズ」の方が難易度あったと思う。

まあ「ジョジョ」は「ジョジョ」で別の問題があるんですけどね。


という訳で乗れない「ヴィジュアル」で一気にハードルが上がってしまい、

しかし「1.スジ 2.ヌキ 3.ドウサ」という様に、スジが良ければまだ映画としていけるの可能性はある。

ここは三池崇史監督を褒めたいところですが、

結構映画向けに原作とは話を変えている部分がある。

特に原作とは違って登場人物は日本人、そにともない日本政府というか国内のプロジェクトに変えている。

あくまでも「原作とは別の話」ですよ〜って物語の設定には好感が持てます。

映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」もせめて登場人物をオリジナルに変えていればもう少しスムーズに受け入れれたと思う。

キャストのところでも褒めた小栗旬は名前こそ本多晃だが全くの別人。

原作のイメージを抑えればこういうキャラクターに改変してしまうのも1つの手だと思う。

ただせっかくオリジナルの悪役を作ったのだから、彼が最後にやられてしまう方が、

映画単体としてはカタルシスというかスッキリしたんだけどなぁと残念。

他にも映画向けに変えて良かったところもあるんだけど、

結局なんかスッキリしないってのは原作を知らない人も楽しめなくなってしまってる気がする。


あとは細かい点なのですが、

最初に何年ってテロップが出るのですが、なんかセンスを疑う。

以前、映画「プラチナデータ」の時にテロップのサイバーな感じがダサいと書きましたが、

それと近い…まあ今回はほとんどテロップでないけど、ちょっとビックリしますよね。

映画の始まり方として、伊藤英明と武井咲が警察らしき人達から逃げてるのだけど、

スラム街的なところだってのは分かるんだけど、

もともと狭くて人通りが多いところなんだから普通に車が通る道じゃねえよ!ってツッコミ。

セットも作って撮影も大変だったと思うけど、映画始まって早々に「あ〜」ってなりました。


さっきは褒めた小栗旬ですが「イーネ!」とかぶっこわれた感じは本当に良いんだけど、

映画中盤とかに火星でホログラム的なもので艦内を動き回るんだけど、

「これは無理じゃね」って観てる時に冷静にさせてしまうのが勿体無い。

ホログラムなのに飛んだ時に音とかするし。

ドローンとかも飛ばしてるんだけど、地球から火星のドローンが動かせるんだったら、

もっと別の方法で色々なんとかできるんじゃねえのって思ってしまう。


「アース」はちょっと笑ったけど、結局ゴキブリに効かなかったという事は商品効果的に良いのだろうか?


あとゴッド・リーが戦うシーンですが、雰囲気のための砂嵐がいるのかどうか。

その時だけ砂嵐って映像表現としてどうなんでしょうか。

火炎放射の映像にしたら微妙だった感もなあ。


ゴキブリの波ってシーンですが、

まあ別にいいんですがあの状況で外に出たら掴むところとか体を縛っておくとかしないと、

普通にゴキブリの波に持ってかれますよね…。

てか、そんなけ早い速度だったらゴキブリの波がなくても車の上に立っていられないと思うが。

篠田麻里子と太田莉菜が持ってかれない理屈が分からない。

なのに車が地面に衝突すると吹っ飛ばされる不思議。


ヤクザの演出は三池崇史監督の悪ふざけな部分ですよね。

まあブレイクとしてあっても良いかも知れないけど、面白くはないです。


映画オリジナルの展開として、ちょっとキャストのところにも書きましたが、

武井咲がちょっと活躍するシーンがあります。

ただ、これ一歩違ったら伊藤英明達もろともじゃねえか!!

結果的に「助けた」とか捉えられてますが、ほんと全滅の瞬間だから。

そもそも鱗粉って爆発するの?

まあもしかしたらそうなのかも知れない…ってことにしておこう。


という訳でね…映画「テラフォーマーズ」の感想をまとめると、

映画として成り立たせようと頑張ってる部分は確かにある。

設定を変えて登場人物を変えた、オリジナルの悪役を作ったのは良い部分だと思う。

ただ、パッとみの画に説得力が出せなかった、1つの話としてスッキリしないのはダメだと思う。

悪役が逃げ切るのどうかと思うけど、ゴキブリのアイツにはトドメ刺せよ!

アイツに仲間殺されてるじゃん!!

この映画単体でアイツにトドメを指さない理由はなに!?

みたいなね…。

まあ悪役に弾丸が届かない理由も分からないとかスッキリしないしなあ。


そんな訳で、「やらなきゃ良かったな〜」って。

何度も書きますが、ほんと観てないヤツは言う資格ないからな!!

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プロフィール
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マツゥオコアトル
思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
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