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posted by fanblog

2017年07月19日

当たり前の事を言っていても説得力は人によって違う

最近、カバンの中に入れてある本「采配」を読み直している。



以前にも書いたけど、野球だけじゃなくて色んなところに役に立つ考えが書いてある。

しかし、本の評価も映画などの評価と同じで、人それぞれ。

同じ本を読んで、良いと思う人もいれば、悪いと思う人もいると思う。


それでも自分が良いって思ったものは、他の人にも勧めたくなるもの。


という訳で、たまたま飲み会で本の話題がでたので、

その場で他の人にこの本を薦めてみたところ、

イマドキの子はすぐにアマゾンのレビューなどを参考にする様です。

まあ、PS4「ニーアオートマタ」を買った時は自分もレビューとか気にしてましたが。


で、「采配」のレビューですがアマゾンのレビューでもほぼ高評価…良かった。

しかし、中には星1つなどを付けている人もいました。


まあ、何度も書いているとおり、何を見て、どう感じるかは人それぞれなので、

感想に正しいも、間違ってるも無い。


ただ、個人的に思うのは「プロや社会人野球経験者向けの上級本」では全く無いと思うし、

「当たり前の事を書いた一冊」って事にも、

「その点で評価が低い」なら、世の中のビジネス書の大半が低評価になると思うのだが。


中には奇抜さを狙って「努力するな」とか「楽して儲ける」なんて本も売れたりしますが、

基本的にビジネス書とか自己啓発の本って「当たり前の事」がほとんどだと思う。


本を読んで「練習するな」、「目標を持つな」、「誰にも頼るな」、「何事も全力を出すな」、

なんて書いてあっても誰も共感しないじゃん。


そもそもが言葉ってのは誰が言ったかで印象が変わる。

何でもない酔っ払いのおっさんが「努力は大切だ」って言ってるのと、

落合博満が「努力は大切だ」って言ってるのでは重みが違う。

もちろん、本来は誰が言ってるかよりも「言葉そのものの意味」の方が大事。

しかし、「説得力が人によって変わるのは仕方が無い」事。


なので、当たり前の事しか書いてなかったとしても、

それを落合博満名義で本に書いてあることに意味がある。

…と、個人的には思っている。



という事をその場で言ってみたところ、あまり響かなかったらしい。

それなりの努力しかしてこなかった「自分にこそ説得力がなかった」のであった。


采配






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思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
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