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2016年04月13日

菅なな子著「アイドル受験戦記」(直筆サイン入り)を読んだ感想。

先日、後輩の誕生日プレゼントに何かいいものないかなと、

名古屋金山の「アスナル金山」にお昼休憩に行った。

まずは後輩のプレゼントを新星堂で買う。

映画「007 スカイ・フォール」が好きだと言っていたので、

続編の映画「007 スペクター」のブルーレイにしてみた。


まあ、それは置いときまして、その後アスナル金山の本屋さん「Mari Books」に寄った。

別の本を探していたのだが、ふと平積みのスペースに目を向けると、

元SKEメンバーの菅なな子さん著「アイドル受験戦記」が。

そう言えば出てたなぁ…なんて思っていたら、表紙に「本人直筆サイン入り」と!!

な…、なんなんのサイン入りだと!!

気がついたら、コミック「中間管理録 トネガワ」と共に「アイドル受験戦記」を持ってレジに並んでおりました。

まだ数冊サイン入りの本があったので、ファンの方は「Mari Books」へ行ってみてはどうでしょうか。


さてさて。

そんな訳で菅なな子さん著「アイドル受験戦記」ですが、

サブタイトルは「SKE48をやめた私が数学0点から偏差値69の国立大学に入るまで」です。

…思いっきり「ビリギャル」を意識したタイトルだなあと。

もちろん本人じゃなくて出版社の提案なんだろうけど…って発行は今をトキメク「文藝春秋」じゃないですか。

イケイケだなぁ。


以前、映画「ビリギャル」について書いたのですが、本は読んでないので、

どんな本だったのかは分からないのですが、たぶん内容は全く違うものなんじゃないかなと。


この「アイドル受験戦記」は、

菅なな子がSKE48に入る第1章から名大合格発表の第9章の9部構成。

それにプロローグとエピローグがついています。

基本的にはその時どうだった、こう思ったという内容。

もちろん、実際にこうやって勉強したとかハウツー的な内容もありますが、

受験生がこの本を読んで得るとしたら、そういう実用的なことよりも、

もっと精神性というかメンタル的なものだと思う。


全9章のうち、1〜3章はSKEにかかわる時期の内容。

SKEファンだったらここの内容は読んでおいて損はないかな。

本当にメンバーって大変だなぁと改めて思う。

SKEの活動のため学業がおろそかになる…というのはまあ良く聞く話でもあるけど、

始業式に出れなかったというのはまあ…と思うが、中間テストが受けれないとか、

これは本人の努力だけでなんとかなる問題でもないからね。

学校に特別待遇にしろとは言えないから、運営は学生メンバーについてもうちょっと考えていって欲しいところ。


あと、菅なな子本人が特に大変だったと言っている、

「Google+」「公式ブログ」「アメーバブログ」「SKE48 Mail」の更新。

最近はググたすとかほとんど使われていないけど新たに「Twitter」とか始まったりして、

これは追いかける方も大変なのでもっと絞って欲しい。

公式ブログは過去の記事はわざわざログインしないと見れないし見づらいので…最近見てないなぁ。

それに卒業すると全部消えてしまうのはなんとも切ない。

ずっと残るのはアメブロだが、ここに全メンバーが書き込んだら大変なことになってしまうし…。

どうしたものなんだろうね。

個別の専用アメブロとかだったらいいんじゃないかとも思うが…なんにしても公式ブログが見づらいのは問題だなぁ。

…あ、本の内容とは関係ない問題か。

まあ、もっとメンバーに負担の無いような、かつ効率の良い情報発信のシステムが出来たら良いですね。

読むのはさらっと読めるけど、書くのには結構時間がかかる、というのは本当にそうで、

例えばこのブログとかでも読むのは数分で読めるが、書くには意外に結構時間がかかる。

話はちょっと脱線してしまうけど、例えばミュージシャンのMVは1曲5分だとしたらMVも5分程度が多い。

観るのは5分程度で観れる訳だが、あれを作ろうと思ったらものすごい時間がかかっている訳で。

何にしても何かを作って発信するのには時間がかかるものですよね…しみじみ。



あとSKEファンとして、考えさせられるのは、

「みんな自分のキャラを掘り起こそうと必死で努力している。」の一文。

自分なんかも昔はメンバーに対して「もっとキャラを確立させないと」とか、

「歌って踊ってだけじゃ埋もれてしまう」なんて思っていたけど、

そんなことメンバーの方がよっぽど理解している訳で。

どうやったらメンバーの努力が報われるんだろうね。

そんな事が分かったら苦労しないのだが…。

これは仕事でも言えることだけど、どうやったら自分の会社の商品が売れるのか。

それに対しての技術や知識についての本はいっぱい販売されているけど、

その本を読んだら、その内容を実践したら売れるか、成功するか、

なんてのはそれぞれケースによって違うわけで。

もちろん努力しなきゃ可能性もないわけだが…あ、これはまた別の話か。

…という訳で、メンバーもみんな頑張ってる。

あとは我々ファンは応援するのみですかなぁ…。


この本を読んでSKEのオーディションに受かるためには、

やっぱダンスが大切なんだなって思った。

もちろん、それ以外にも何か別に魅力があれば別なんだろうけど。

最初の書類審査後の二次審査は集団面接。

それを通過した最終審査はダンスと歌の審査らしいのだが、

歌の審査前にダンスの審査の段階で面接前に落とされるらしい。

まあ、全力パフォーマンスが売りのSKEだから、ダンスの比率は大きいのかな。

自分の娘をSKEにさせたい人は小さい時からダンス習わせた方が確立高くなりそうですよ。


さて、そして第4章からは実際に「SKE48をやめた私が数学0点から偏差値69の国立大学に入るまで」の話。

つまりはここまでの1〜3章はSKEファンに対してのサービスみたいなものですよね。

割とここまででファンは満足してしまいそうですが。

4章はSKEを辞めて名古屋大学を目指し予備校に通いだして頑張る…という内容。

パッと見は東進衛星予備校の回しものか!?

なんて見方も出来なくはないのだが、実際はそれをやった菅なな子の努力を褒めるべき。

やる、と言って本当にできるのは相当な努力、気力がいるもの。

もちろん、サポートしてくれる家族の存在や応援してくれるファンについても書いてるのは気が利いている。

特に家族のサポートは必須だなぁと。

だから受験生がこれを読んで頑張ろうって思うよりも、

親がこれを読んでサポートしなきゃって思う方が効果的なのかもね。


5章は受験の実用的というかいわゆるハウツー的な内容が多くなる。

が、その中でもやはりSKEファンなら考えさせられてしまう一文がある。

「アイドルは顔が可愛ければ売れる訳でもないし、歌やダンスがうまければ売れるというわけでもない

…中略…

自分ではどこに向かって努力をすべきなのか、はっきりわからないまま、もがく世界なのだ。」

確かにそれに比べたら、「勉強して点数が上がるという実感があるのは楽しい」、

という感覚はなんとなく分かる気がします。


長くなるので6章はとばす。

7章が「なな子の受験勉強 環境づくり七ヵ条」。

「どう時間を作るのか」、それも「どう集中できる時間を作るのか」という事。

8章は実際の試験の様子、そして9章が合格発表の日…と。


映画「ビリギャル」では苦手でダメだと思った「論文」が、

塾講師との話を思い出しながら書いたら合格した…といういかにもな展開だが、

この「アイドル受験戦記」では、単純にダメだと思ったら受かっていた!

という内容だった。

確かにリアリティっていったら、そんなものかもしれない。

…というか試験ってそんなもんだよね…落ちた〜と思ってたら受かってたり、

逆にいけると思っていたら落ちてたり。

ドラマティックな締めくくりではないけれど、あれだけ頑張ったのだから、

受かって良かったねと素直に喜べる内容。

あと、ドラマとかでアメフトの格好した人が胴上げしてるのは、

ちゃんとアメフト部の人が胴上げするために発表の場に来ているのだとこの本で知った。

なるほど…。


エピローグに書いてある「私の合格の秘訣」、これは実際に読んでもらいたいところ。

まあ、これだと思う。

これだと思うが、万人ができることでもないのは事実。

ただ、心の励みになるのかもしれない。

「なんなんがこうやって頑張っていたんだから」と。


あとSKEの名曲「ESCAPE」のMVを観るたびに、

なんなんはオロナミンCで乗り切ったんだなぁと思い出すのだろう…。





それにしてもSKEにかかわった人みんなが良い人生送れますように。

そして公認会計士頑張ってください!


アイドル受験戦記 SKE48をやめた私が数学0点から偏差値69の国立大学に入るまで






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