2010年02月25日
吉祥寺レジデンシアが竣工!まだ完売してないようですね!
一瞬、新聞の記事かと勘違いされる人がいるかもしれませんが純粋に不動産広告です。(「朝日住まいのレーダー 注目の物件をセレクトしました。」と小さく真ん中にありますが・・・。)
本日の朝日新聞朝刊に全面カラ―の広告が掲出されていました。
住みたい街ランキングで1位になる街「吉祥寺」で、最寄りの「吉祥寺」駅からは徒歩13分、総戸数208戸という大型物件です。物件概要によれば、2月16日に竣工したようです。
以下にコメントします。
売主:興和不動産、名鉄不動産、長谷工コーポレーション
販売代理:野村不動産アーバンネット、長谷工アーベスト、みずほ信託銀行
設計・施工:長谷工コーポレーション
気になる点
@敷地の一部に高圧線がかかっているようです。再建築の際には、東京電力の基準で、高圧線と建物とを一定の距離を離す必要があるようです。
A敷地の一部には、都市計画道路が含まれているようです。(8,997.34uの一部)
B駐車場が総戸数208戸に対し、機械式で141台、身障者用1台の合計142台なので、設置率は約68.3%となっています。
⇒ 6,000万円を超える高額な住戸が多い物件であるのに、敷地内の駐車場が利用できないリスクがあります。また、機械式駐車場というのは、メンテナンスコストと将来の修繕コストが高く付くので、あまり望ましいものではないですね。
C商談順位先着順住戸物件概要と書かれていますが、単純に先着順で販売していることと大差はないのでは?⇒ お客様の属性(購買力・信用度合い)により、事業者側から断る為の表現でしょうか?
D販売戸数が29戸と記載されています。
⇒ 入居時期が3月下旬とありますので、入居時に全て完売できているでしょうか?
E130号室が販売事務所のようです。
⇒ 「ご来場の際はエントランスで130号室をお呼び下さい」とありました。売れ残りの住戸で1階のアクセスし易い住戸を事務所としていると思われます。
F販売代理会社が3社もあります。
⇒ 恐らく、信託銀行は実質名前だけ(土地取得時の仲介に絡んで、手数料のフィーを得る為)で、殆ど業務らしいことは全て他の2社にお任せするスタンスであろうと思われます。(印鑑押すだけ。)
他の2社が仲良くやっているかも?ですね。( 野村不VS長谷工 )
良い面
@フラット35Sの融資で、当初10年間、1.0%の金利優遇が受けられるようです。(2次補正予算成立が前提とのこと。)
マンションの広告・チラシなどは概要の情報だけでも、おおよその状況や問題点・リスクなどが推測できます。
マンション購入を検討中の方は、最低限の知識・ノウハウを学んだ上で、見学するに値する物件かどうか判断して下さい!!
以上
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