2012年08月11日
大騒ぎしているセミが毎朝早くからうるさい
これだけ暑いと、セミもおかしくなるのか、
人様に向かって飛んでくるようになる。
朝、マンションから出ると、セミが目の前を通り過ぎた。
昼、会社から出ると、セミが私に向かって飛んできた。
よけても、よけても、私に向かってくる。
私を狙っているのか？
一度、セミが私に向かって来た時は、
手で捕まえようとしたのだが失敗し、
あろうことか、私のおでこにぶつかったことがある。
かようにセミとは、凶暴な面を秘めている。
昔はよく虫取りに、山へ出かけたものだ。
網を持っている友人はいなかったが、
虫カゴを持って、朝４：００時頃、山へ出かけて行った。
今はどうか知らないが、その頃は、
カブトムシの雄はやはり少なかったが、
それでもカブトムシ、クワガタ、カミキリムシ、等々、
取ってきては、きゅうりやスイカを餌にして、
夏の間中、育てていたものだ。
何時も取る場所は決まっていて、
同じ木で虫を探した。
見つからない時は、思いっきり足で木を蹴ると、
虫が木から落ちてきて、それを捕まえたりした。
その頃はどんな虫でも触れたし、捕まえることも出来たが、
今は、見るのは平気だが、しかし出来る事なら
触ったり捕まえるのは避けたい出来事だ。
子供の頃だったら、ゴキブリでも捕まえられたと思うが、
多分、気のせいだろう。
セミの見た目は、非常に怖い。
ウルトラマンに出て来るバルタン星人は、セミがモデルだが、
バルタン星人どころの騒ぎではない。
セミの力は強くて、捕まえると、
セミの足は、痛いくらいに指にしがみつこうとする。
指にしがみつかれると、引き剥がすのに指が痛くなるほどだ。
たまに飛んでいるセミを手で捕まえると、
セミは必死に羽を動かして逃げようとするので、
こちらも吃驚して、またその力強さに驚いて、
セミを逃がしてしまう。
いずれにしても、最近のセミの元気さと言ったらない。
私の住んでいる福岡は、そんなに田舎ではないと思うのだが、
どこからか湧いて出てきたかのように、
毎朝うるさいくらいに、ミンミン、ワシャワシャ、
何が楽しいんだか、これでもかと鳴いている。
しかし、夏休みも終わりになってくると、
道のあちらこちらに、セミが仰向けになって
足を動かしている場面に遭遇する。
そんな時のセミの足の力は弱弱しくて、
近くの街路樹まで運んでやるが、
それでも木にしがみつくこともできずに、
落ちてしまったりする。
夏が終わる。
バルタン星人はなぜ美しいか形態学的怪獣論 ウルトラ編
