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2018年03月20日
健康・美容維持は亜鉛を摂る事から
皆さんこんにちは。
桃の助です
いきなりですが、季節の変わり目って風邪をひいたり、体調を崩したりしがちですよね。
事前に予防できれば健康な日々を過ごせて幸せですよね。
そこで、このページでは体調を整えてくれたり、美容にも良い「亜鉛」についてお話ししたいと思います。
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亜鉛はおもに骨格筋・骨・皮膚・肝臓・脳・腎臓などにある成分です。
体内に約2,000mg(2g)存在しています。
タンパク質の合成に関わる酵素の材料として使われます。
人間の体に必要とされている必須ミネラル16種に含まれますが体内で作り出すことができないため、食事から摂取する必要があります。
舌にある「味蕾(みらい)」という受容器官で私たちは味を感じとります。
亜鉛はこの味蕾の中の味細胞において、重要な働きを占めています。
味細胞は短期間で細胞を次々生まれ変わらせているため、材料となる亜鉛を常に必要としています。亜鉛を十分に補うことで、味蕾の働きを保つことができます。
亜鉛は体内のビタミンAの代謝を促します。ビタミンAの抗酸化作用の活性化を促し、過酸化脂質の害を防ぐことで、アンチエイジング・生活習慣病予防にも効果が期待できます。
亜鉛が十分にあると風邪や感染症にかかりにくくなります。
粘膜を保護するビタミンAを体の中にとどめる効果があり、のどの痛みや鼻水・鼻づまりなどの症状を緩和してくれます。病気を引き起こす細菌を攻撃する白血球にも亜鉛が含まれているので、傷や病気の早期回復にも亜鉛は必要とされています。
タンパク質と合わせて亜鉛を摂取することで、全身の新陳代謝がより活性化されます。
新陳代謝が活発な時期に亜鉛は必要量が増加するので、特に成長期の子供には過不足なく亜鉛を摂取することが必要です。
皮膚や髪もタンパク質からできています。
亜鉛を摂取することで、タンパク質の代謝を促し、皮膚や髪のトラブルを改善します。
皮膚や髪も新陳代謝が速いペースで行われるため、亜鉛を積極的に摂ることで美肌・美髪効果につながります。
男性の前立腺・精子に亜鉛は多く存在します。
精子の形成には必ず必要とされ、生殖機能の改善に役立ちます。
感情のコントロールや、記憶力を保つには神経伝達物質が正常に作られ、働く必要があります。
うつ状態は脳の機能が低下し、神経細胞の刺激伝達がスムーズにいかないためと考えられています。
この神経伝達物質を作るのに必要なのが亜鉛です。
亜鉛が体内に十分にあることで、精神安定や脳の機能を高め、うつ状態の緩和に効果があると考えられています。
亜鉛の働きを見ると、体にとって非常に大切な栄養素であることが分かると思います。
積極的に栄養を摂りたいところですが、摂りすぎにも注意が必要です。
以下の表を参考に摂取の目安として下さい。
*出典:厚生労働省、日本人の食事摂取基準2015
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食べ物の味は、舌にある味蕾(みらい)という器官で感じ取ります。
味蕾は新陳代謝が活発で約4週間のサイクルで生まれ変わります。
亜鉛はこの働きを促しており、不足すると味覚障害が起こることがあります。
亜鉛は免疫機能に関わりのある細胞の働きに影響があります。
不足すると免疫力が低下し、肺炎などの感染症にかかりやすくなります。
感染症だけではなく自己免疫疾患も亜鉛の低下に関わることがわかっています。
亜鉛は皮膚や粘膜、爪の状態を良好に保つのに役立ちます。
原因疾患のない、かゆみを伴う皮膚や慢性湿疹そして爪の異常や脱毛も亜鉛欠乏が関わると考えられています。
亜鉛は細胞分裂・細胞増殖に不可欠なミネラルです。
多くの酵素の構成成分となり、タンパク質やホルモンの合成、DNAの複製などに深く関わります。
そのため亜鉛欠乏により乳幼児や子どもでは成長障害を起こすことがあります。
亜鉛は生殖機能に深く関与しています。
男性の体内では、精子や男性ホルモンのテストステロンの生成に関与しています。
不妊男性では亜鉛の不足が見られ、精子の運動率と精子数に関わることがわかっており、ED(勃起不全)を引き起こすと言われています。
偏った食事や、ダイエットのため亜鉛を摂取できずに、亜鉛不足になる方が多いです。
亜鉛は肉類や魚介類などに多く含まれています。
また、食物繊維や青菜に含まれるシュウ酸は亜鉛の吸収を阻害するため、肉類や魚介類を食べないベジタリアン、ビーガンなどは不足しやすいミネラルと言われています。
亜鉛の摂取量不足だけでなく、亜鉛の吸収を阻害する食品添加物(ポリリン酸など)を含む加工食品やレトルト食品を多く利用することも、亜鉛不足を招きます。
お酒をよく飲む方も注意が必要です。
アルコールの代謝に関わる酵素は、亜鉛を材料としています。
お酒を飲むことで体内の亜鉛が使用されるだけでなく、アルコールは尿中への亜鉛の排泄を促します。
亜鉛は汗や尿から排泄されるため、実はアスリート・スポーツ選手では不足しやすい栄養素です。
スポーツで引き起こされる貧血をスポーツ貧血と呼びますが、その中の一つに亜鉛欠乏性貧血があります。
吸収をよくするためにビタミンCを含む食品と同時に摂取してみましょう。
レモンやかぼす、柚子などのかんきつ類を添える工夫もおすすめです。
(注意)
亜鉛自体の毒性は極めて低いため、食事からの適正量摂取であれば副作用が起きることはありません。
しかし、サプリメント、または亜鉛強化食品などで1日2g以上摂取した場合、急性中毒を発生して悪心、嘔吐、食欲不振、下痢などが起こる可能性があります。
摂取耐用上限量を超えた量を慢性的に摂取していると、同じく必須ミネラルである鉄や銅の体内への吸収を阻害することもあります。
貧血や免疫機能の低下、代謝異常につながりますので注意しましょう。
いかがだったでしょうか?
亜鉛は健康と美容の維持に欠かせないとても大切な栄養素であることがお分かりいただけたと思います。
亜鉛が含まれる食品を必要量とって、健康的になりましょう。
それではまた。
桃の助でした
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桃の助です
いきなりですが、季節の変わり目って風邪をひいたり、体調を崩したりしがちですよね。
事前に予防できれば健康な日々を過ごせて幸せですよね。
そこで、このページでは体調を整えてくれたり、美容にも良い「亜鉛」についてお話ししたいと思います。
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亜鉛の働き
亜鉛はおもに骨格筋・骨・皮膚・肝臓・脳・腎臓などにある成分です。
体内に約2,000mg(2g)存在しています。
タンパク質の合成に関わる酵素の材料として使われます。
人間の体に必要とされている必須ミネラル16種に含まれますが体内で作り出すことができないため、食事から摂取する必要があります。
味覚を正常に保つ
舌にある「味蕾(みらい)」という受容器官で私たちは味を感じとります。
亜鉛はこの味蕾の中の味細胞において、重要な働きを占めています。
味細胞は短期間で細胞を次々生まれ変わらせているため、材料となる亜鉛を常に必要としています。亜鉛を十分に補うことで、味蕾の働きを保つことができます。
抗酸化作用
亜鉛は体内のビタミンAの代謝を促します。ビタミンAの抗酸化作用の活性化を促し、過酸化脂質の害を防ぐことで、アンチエイジング・生活習慣病予防にも効果が期待できます。
免疫力の向上
亜鉛が十分にあると風邪や感染症にかかりにくくなります。
粘膜を保護するビタミンAを体の中にとどめる効果があり、のどの痛みや鼻水・鼻づまりなどの症状を緩和してくれます。病気を引き起こす細菌を攻撃する白血球にも亜鉛が含まれているので、傷や病気の早期回復にも亜鉛は必要とされています。
成長・発育
タンパク質と合わせて亜鉛を摂取することで、全身の新陳代謝がより活性化されます。
新陳代謝が活発な時期に亜鉛は必要量が増加するので、特に成長期の子供には過不足なく亜鉛を摂取することが必要です。
髪や肌の健康維持に
皮膚や髪もタンパク質からできています。
亜鉛を摂取することで、タンパク質の代謝を促し、皮膚や髪のトラブルを改善します。
皮膚や髪も新陳代謝が速いペースで行われるため、亜鉛を積極的に摂ることで美肌・美髪効果につながります。
生殖機能の改善
男性の前立腺・精子に亜鉛は多く存在します。
精子の形成には必ず必要とされ、生殖機能の改善に役立ちます。
うつ状態の緩和
感情のコントロールや、記憶力を保つには神経伝達物質が正常に作られ、働く必要があります。
うつ状態は脳の機能が低下し、神経細胞の刺激伝達がスムーズにいかないためと考えられています。
この神経伝達物質を作るのに必要なのが亜鉛です。
亜鉛が体内に十分にあることで、精神安定や脳の機能を高め、うつ状態の緩和に効果があると考えられています。
亜鉛の働きを見ると、体にとって非常に大切な栄養素であることが分かると思います。
積極的に栄養を摂りたいところですが、摂りすぎにも注意が必要です。
以下の表を参考に摂取の目安として下さい。
*出典:厚生労働省、日本人の食事摂取基準2015
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亜鉛不足の怖さ
味覚障害
食べ物の味は、舌にある味蕾(みらい)という器官で感じ取ります。
味蕾は新陳代謝が活発で約4週間のサイクルで生まれ変わります。
亜鉛はこの働きを促しており、不足すると味覚障害が起こることがあります。
免疫力の低下
亜鉛は免疫機能に関わりのある細胞の働きに影響があります。
不足すると免疫力が低下し、肺炎などの感染症にかかりやすくなります。
感染症だけではなく自己免疫疾患も亜鉛の低下に関わることがわかっています。
爪や皮膚の異常
亜鉛は皮膚や粘膜、爪の状態を良好に保つのに役立ちます。
原因疾患のない、かゆみを伴う皮膚や慢性湿疹そして爪の異常や脱毛も亜鉛欠乏が関わると考えられています。
成長障害
亜鉛は細胞分裂・細胞増殖に不可欠なミネラルです。
多くの酵素の構成成分となり、タンパク質やホルモンの合成、DNAの複製などに深く関わります。
そのため亜鉛欠乏により乳幼児や子どもでは成長障害を起こすことがあります。
男性はEDの可能性も
亜鉛は生殖機能に深く関与しています。
男性の体内では、精子や男性ホルモンのテストステロンの生成に関与しています。
不妊男性では亜鉛の不足が見られ、精子の運動率と精子数に関わることがわかっており、ED(勃起不全)を引き起こすと言われています。
亜鉛不足の原因
偏った食事や、極端なダイエット
偏った食事や、ダイエットのため亜鉛を摂取できずに、亜鉛不足になる方が多いです。
ベジタリアン・ビーガン
亜鉛は肉類や魚介類などに多く含まれています。
また、食物繊維や青菜に含まれるシュウ酸は亜鉛の吸収を阻害するため、肉類や魚介類を食べないベジタリアン、ビーガンなどは不足しやすいミネラルと言われています。
食事内容
亜鉛の摂取量不足だけでなく、亜鉛の吸収を阻害する食品添加物(ポリリン酸など)を含む加工食品やレトルト食品を多く利用することも、亜鉛不足を招きます。
飲酒
お酒をよく飲む方も注意が必要です。
アルコールの代謝に関わる酵素は、亜鉛を材料としています。
お酒を飲むことで体内の亜鉛が使用されるだけでなく、アルコールは尿中への亜鉛の排泄を促します。
運動のしすぎ
亜鉛は汗や尿から排泄されるため、実はアスリート・スポーツ選手では不足しやすい栄養素です。
スポーツで引き起こされる貧血をスポーツ貧血と呼びますが、その中の一つに亜鉛欠乏性貧血があります。
亜鉛が多く含まれる食品
吸収をよくするためにビタミンCを含む食品と同時に摂取してみましょう。
レモンやかぼす、柚子などのかんきつ類を添える工夫もおすすめです。
(注意)
亜鉛自体の毒性は極めて低いため、食事からの適正量摂取であれば副作用が起きることはありません。
しかし、サプリメント、または亜鉛強化食品などで1日2g以上摂取した場合、急性中毒を発生して悪心、嘔吐、食欲不振、下痢などが起こる可能性があります。
摂取耐用上限量を超えた量を慢性的に摂取していると、同じく必須ミネラルである鉄や銅の体内への吸収を阻害することもあります。
貧血や免疫機能の低下、代謝異常につながりますので注意しましょう。
いかがだったでしょうか?
亜鉛は健康と美容の維持に欠かせないとても大切な栄養素であることがお分かりいただけたと思います。
亜鉛が含まれる食品を必要量とって、健康的になりましょう。
それではまた。
桃の助でした
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