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2018年03月10日

脳卒中予防は若いうちから

みなさんこんにちは。
言語聴覚士として日々病院で勤務している桃の助です
言語聴覚士についての説明は、こちらから


このページは、成人に多い病気の脳卒中についてです。



日本の疾患別の死因で見ると脳卒中は、成人男性第4位、女性では第3位です。
いつ発症するか分からない脳卒中。
決して他人事ではない脳卒中。

脳卒中予防には若いうちからのケアが非常に大切です。
そこでこのページでは、脳卒中にならないためにはどういった事に気をつける必要があるのかをお話ししたいと思います。





脳卒中とは

脳卒中の患者数は現在約150万人といわれ、毎年25万人以上が新たに発症していると推測されています。
寝たきりになる原因の3割近くが脳卒中などの脳血管疾患です。

脳卒中は脳の病気の総称であり、細かくは様々な病気が含まれます。
脳卒中にはいくつかの種類がありますが、大きくは脳の血管がつまる脳梗塞(のうこうそく)と、脳の血管が破れて出血する脳出血やくも膜下出血に分けられます。

脳梗塞

脳の血管がつまったり、狭くなったりして血流が悪くなります。以下の3種類に分ける事ができます。

@脳血栓症
脳の比較的太い血管が動脈硬化によって狭くなり、さらに血のかたまりによってすこしずつつまります。あるいは高血圧が原因で脳の細い血管が変性して、血管がつまります。

A脳塞栓症
脳の血管に、心臓などでできた血のかたまりが流れてきて血管をふさぎます。

B一過性脳虚血発作
一時的に脳の血管がつまりますが、すぐに血流が再開します。脳梗塞の前ぶれとして現れることがあります。


脳出血

脳の中の細かい血管が破れて出血します。

くも膜下出血

脳の表面の大きな血管にできたコブ(動脈りゅう)が破れてくも膜の下に出血します。

脳卒中イメージ.png



脳卒中の原因

いったん発症すると怖い脳梗塞ですが、生活習慣病の予防を心がけていれば、かなり防げる病気だといわれています。
@高血圧

脳卒中の最大の危険因子です。
血圧値が高くなるほど、発症率が急激に高くなります。

A糖尿病

糖尿病の人は健康な人よりも脳梗塞の発症率が高いこともわかっています。
糖尿病は動脈硬化の原因の一つであり、また血液がドロッとして流れにくくなります。
流れにくくなった場所で血液が滞り、脳梗塞が発症します。

B高脂血症

コレステロール、特に悪玉といわれるLDLコレステロールの高い人、善玉といわれるHDLコレステロールの低い人は、全身の動脈硬化を起こしやすく、脳梗塞(特にアテローム血栓性梗塞)のリスクにもなります。

C心疾患(不整脈など)

心疾患、特に不整脈の一種である心房細動を持っている人は、心臓内で血が固まりやすく、その血の塊が脳の血管で詰まると脳梗塞を発症します。これが心原性脳塞栓症の原因となります。
65歳以上の高齢者の5〜10%が心房細動を持っています。心房細動は、たいした自覚症状がないので、放置されていることも少なくありません。

D生活習慣、その他

病気ではありませんが、肥満、運動不足、喫煙、多量飲酒(1日1合以上)、過労・ストレスの蓄積といった生活習慣の問題は、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症などを引き起こし、また脱水や不整脈なども誘発します。

この他、遺伝的な体質、加齢なども脳卒中のリスクとされています。
ただし、これらは現時点では対応のしようがないリスクとされています。


脳卒中の予防

上の原因で挙げた@〜Eの原因に対処していけば脳卒中は予防しやすくなります。

血圧管理

特に血圧管理は非常に重要です。
血圧の目標値は「基本」140/90mmHg。
若い人(30代ぐらいまで)なら、少し厳しくして、130/85mmHg未満を目標にします。
後期高齢者(75歳以上)は少しゆるめの150/90mmHg未満を目標にすればよいといわれています。

持病がある人はさらに低めの目標をお勧めします。
糖尿病がある人、腎臓が悪い人、心筋梗塞の既往がある人は、130/80mmHg未満が目標となります。病気が加われば加わるほど、目標が厳しくなっていきます。

高血圧は長くつきあう病気です。
健康診断などで高血圧を指摘された方は、最初からお薬で治療するのではなく、まず、塩分制限などの食事療法と運動療法を始めるのが原則です。
食事や運動による治療は、効果が出るまで少し時間がかかりますから、3カ月ほど継続し、改善しない場合は、降圧剤による治療を始めるとよいと思います。

減塩

血圧管理で大切な事として、減塩が挙げられます。

日本人の塩分の平均摂取量は、11〜12g程度といわれています。
国民の健康増進を推進するために国が行っている施策「健康日本21(第二次)」では、平成22年では10.6gだった食塩摂取量を平成34(2022)年には8gとする目標を掲げています。

私の病院では、塩分量を6g以内に設定されています。
ご自宅で突然6gを目標にすると、薄味で食事が美味しくなく感じてしまい、続かない可能性が高いです。
まずは以下の事から始めてみてください。

@汁物を減らす
味噌汁など汁物にはたくさんの塩分が含まれています。まずはこれを少なくすることで塩分摂取量を大きく減らす事ができます。

Aパン食には注意
ご飯と比べパンには意外と塩分が含まれています。常に朝食はパン食にしている方は気を付けてください。

B市販の食材は栄養成分表示を見る
たとえば鍋をするときに使うレトルトのスープでは、塩味や塩ちゃんこ味よりキムチ味など濃厚な味付けのほうが食塩量も多いものです。
減塩するためにはイメージにとらわれず、栄養成分表を確認する事も大切です。

Cナトリウムの量は2.5倍すると食塩相当に
栄養成分表示の塩分は、ナトリウム量で記載されていることもあります。ナトリウム(mg)は、大体2.5倍すると食塩相当量になります。ナトリウム800mgなら、食塩相当量は約2000mg=2gです。

その他に気を付ける事

@運動
A肥満
B禁煙

特に禁煙は非常に大切です。
以下、タバコが及ぼす脳卒中のリスクを書きます。

タバコが及ぼす脳卒中のリスク


@血圧の上昇

タバコは、血圧を上昇させます。
上でも述べたように、高血圧があると脳卒中や心筋梗塞の原因である動脈硬化が促進します。
高血圧の人がタバコを吸った場合の脳卒中のリスクは、高血圧で吸わない人に比べて約4倍になります。
ただし、禁煙を続けていけば、脳卒中のリスクは、タバコを吸わない人と同等にまで低下することがわかっています。

A糖尿病

タバコを吸うことで、ブドウ糖をコントロールする役目のインスリンが十分に働かなくなり、糖尿病の発症のリスクを高めます。上でも述べたように糖尿病になると脳卒中のリスクが増大します。
さらに、糖尿病の合併症である糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害の進行を速めます。糖尿病を予防するには、あるいは糖尿病になっても進行を防ぐには、血糖コントロールに加えて禁煙が大切なのです。

1日20本のタバコを25年間吸い続けると、糖尿病になるリスクは1.6倍になります。ところが、1年間タバコをやめると、糖尿病になるリスクは吸わない人と同程度にまで低下します。


タバコを吸うことで、心筋梗塞を発症するリスクは、男性が約4倍、女性が約3倍高くなります。また、脳卒中で死亡するリスクは、男性が約2倍、女性が約3倍高くなります。さらに、タバコの本数が多い人ほど、脳卒中や心筋梗塞で死亡するリスクが高くなることがわかっています。

このように、タバコが脳卒中や心筋梗塞のリスクを高めますが、タバコをやめれば、そのリスクはタバコを吸わない人と同レベルまで低下します。
健康で長生きするには、禁煙が第一といえるでしょう。

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このページでは、脳卒中のリスクと予防についてお話をさせて頂きました。
最後にもう一度言いますが、若いうちから生活習慣を見直さないと、歳をとった時に体にダメージが蓄積されています。
脳卒中は長年の生活習慣でリスクが増大する病気です。
私は大丈夫!と思わずに、生活を見直される事を期待しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます!
よければ他にも様々な病気や予防について書いていますので、読んでいただけると嬉しいです

それではまた。
桃の助でした


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posted by 桃の助 at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 予防
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皆さんはじめまして! 日々、病院で言語聴覚士として勤務している桃の助といいます。 言語聴覚士として実際場面にいることで知り得る情報を皆さんに発信していきたいと思います。 子どもの発達や障害、大人の障害はもちろんですが、健康や予防方法についてもお話ししたいと思います。 何か気になることなどあればコメントを宜しくお願いします。
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