2015年07月06日
ネットとメディアの乱暴さで病気と障害が混同されてしまう現実
アスペルガー症候群、発達障害など、幅広い俗名がついていた
障害名も、今は自閉症スペクトラムという名称で統一されています。
しかし、自閉症スペクトラムの人が近くに居ない場合は、
これほどわかりづらい障害もありません。
説明することも容易ではありませんし、聞いたとしても
一回で理解できる人は居ないでしょう。
当事者のパートナーや支援している人、医師などでさえ、全てを
くまなく理解して居る人は希少です。
自閉症スペクトラム圏の人は、同時にうつ病などを併発することも
多く、一緒に特集されることも間々あります。
それにより、うつ病などの精神病と自閉症スペクトラムの障害が混同されて、
一般の視聴者からするとどちらも「病気」と言う認識で括られてしまうことも
非常に多いです。
ネット上では、アスペは差別用語的に使われていることも多く、
ちょっと変わった人が居れば、すぐにアスペというレッテルを貼る傾向さえあります。
わからない人たちが、人を蔑むために拡散していくので、
当然世間的には歪んだ認知になっていくわけです。
自閉症スペクトラムもアスペも発達障害も「障害」です。
「病気」か「障害」かという定義はしっかり認識した上で
理解していかないと、本質が何も見えてこなかったりするわけです。
病気は、治療方法が確立されていて、治療の難易度こそあるが、治る可能性があるもの。
障害は、病気と異なり治ることはない。生まれつき持ったもの。ただ、訓練などで生活がしやすく改善することはある。
※身体的な障害は事故などで後天的な物もあります。
そして、障害というカテゴライズは、多数派が健常者で、少数派が障害者という世の中の仕組みも
良く理解しておく必要があります。
人間であれば指が5本ずつあるのが多数派ですから、1本少ないとか、多いとかあれば障害となるわけです。
逆に、もし4本の人が多数派だったら、5本で生まれた人は少数派で障害と判断されるのです。
ただし、パーソナリティ障害(人格障害)などは障害と付いていても、どちらかというと生まれつきと言うよりは,機能不全家族で育って植え付けられた後天的なものであることが多く、障害と病気の間の要素を持っていると言えるのではないでしょうか。
この区別がわかっても当事者の苦しみが変わるわけではありませんが、メディアなどたくさんの目に触れるような場所での特集では誤解を招いたり、偏見を招くきっかけになるので注意してもらいたいですね。
将来的にはアスペの人が多数派になったら、私たちが少数派になり、障害者扱いされてしまうと言うこともあるというわけです。世の中って不思議ですね^^
障害名も、今は自閉症スペクトラムという名称で統一されています。
しかし、自閉症スペクトラムの人が近くに居ない場合は、
これほどわかりづらい障害もありません。
説明することも容易ではありませんし、聞いたとしても
一回で理解できる人は居ないでしょう。
当事者のパートナーや支援している人、医師などでさえ、全てを
くまなく理解して居る人は希少です。
自閉症スペクトラム圏の人は、同時にうつ病などを併発することも
多く、一緒に特集されることも間々あります。
それにより、うつ病などの精神病と自閉症スペクトラムの障害が混同されて、
一般の視聴者からするとどちらも「病気」と言う認識で括られてしまうことも
非常に多いです。
ネット上では、アスペは差別用語的に使われていることも多く、
ちょっと変わった人が居れば、すぐにアスペというレッテルを貼る傾向さえあります。
わからない人たちが、人を蔑むために拡散していくので、
当然世間的には歪んだ認知になっていくわけです。
自閉症スペクトラムもアスペも発達障害も「障害」です。
「病気」か「障害」かという定義はしっかり認識した上で
理解していかないと、本質が何も見えてこなかったりするわけです。
病気は、治療方法が確立されていて、治療の難易度こそあるが、治る可能性があるもの。
障害は、病気と異なり治ることはない。生まれつき持ったもの。ただ、訓練などで生活がしやすく改善することはある。
※身体的な障害は事故などで後天的な物もあります。
そして、障害というカテゴライズは、多数派が健常者で、少数派が障害者という世の中の仕組みも
良く理解しておく必要があります。
人間であれば指が5本ずつあるのが多数派ですから、1本少ないとか、多いとかあれば障害となるわけです。
逆に、もし4本の人が多数派だったら、5本で生まれた人は少数派で障害と判断されるのです。
ただし、パーソナリティ障害(人格障害)などは障害と付いていても、どちらかというと生まれつきと言うよりは,機能不全家族で育って植え付けられた後天的なものであることが多く、障害と病気の間の要素を持っていると言えるのではないでしょうか。
この区別がわかっても当事者の苦しみが変わるわけではありませんが、メディアなどたくさんの目に触れるような場所での特集では誤解を招いたり、偏見を招くきっかけになるので注意してもらいたいですね。
将来的にはアスペの人が多数派になったら、私たちが少数派になり、障害者扱いされてしまうと言うこともあるというわけです。世の中って不思議ですね^^
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