アスペ嫁と苦悩夫の奇妙な冒険

アスペ嫁の五感は言葉で説明するのも難しいですが、
なかなか我々にない感性なので理解しづらいです。

例えば聴覚。

アスペ嫁は、なぜか本人を呼んでいるときは、
気づかないことが多いのです。

それゆえ、返事はしないし自分がやっていること
に集中しきっている感じになります。

端から見ると、呼びかけているにもかかわらず、
無視しているようにも見えます。

もの凄く遠い位置にいるなら、そういうこともありますが、
１ｍぐらいしか離れなくても隣にいても良くこういうことがあります。

逆に、アスペ嫁を呼んでいないとき、
主に家の中ですと、子供に声をかけているときに、
｢なんか、私のこと呼んだ？｣とか
｢なに、なに？｣とか

反応するのです。

自分が呼ばれているときに返事してよ！って
感じですけど、１日に１回は必ずあります。

最初は、わざとやっているんじゃ無いかと
イライラして仕方なかったのですが、聞こえている
音域が特殊で異なるのだなぁと少しずつ理解
できるようにもなりました。

今のところ、私の考察では、アスペ嫁の場合、
比較的、音域が高めの音が特に聞こえやすく、
低めの音で話していると聞きづらいという感じです。

というのも、私が子供を呼ぶときはやさしい口調で
呼ぶので、普通に話しているよりもトーンが上がります。

逆にアスペ嫁を呼ぶときは、不満を持って話すことが
多いので、より低音の声で呼ぶことが多かったからです。

アスペ嫁からすると、怒られていると感じる音域、
怒っていないと感じる音域として自動認識されている
のかもしれません。

ただ、あまり高い音域になると、アスペ嫁はいやがります。
子供が夜泣きする声、発狂する声、癇癪起こすときの声、
まあ、誰でもそんなに好きという人はいないでしょうが、
アスペ嫁は、逆鱗に触れた可能に逆ギレしますので、
相当嫌な音域なのだと思います。

アスペ嫁は育児に向かないでも書きましたが、
発達障害の人って子供が嫌いな人が結構多いんです。

それは、気持ちが読めないし、言うこと聞かなくて
自分の思うようにコントロールできないということもありますが、
今回お話しした、聴覚的にも耳障りで生理的に受け付けない
というタイプの人も多いようです。

自閉症スペクトラム圏にいても、個人差はかなりあると
思いますので、家の場合についてのお話です。

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