2015年02月24日
アスペ嫁は、子育てに向かない。
タイトルをアスペ当事者の人がそのまま解釈すると、
ものすごく反感を覚えるかもしれませんが、アスペの人は、
子供を産まない方が良いとか、子育ては無理だということ
が言いたい訳ではありませんので、ご理解ください。
いろいろな特性を考えると、アスペの人、男性女性に
関係なく、非常に難しいことは容易に想定できます。
そんな特性を持ちながら、育児や家事などこなしている
当事者がいることも存じ上げております。
最近の男性は、サラリーマンとして働きながら、
家事、炊事、育児など手伝う人が多い傾向ですが、
まだまだ、家庭の主婦という役割は軽んじてみられる傾向が多いです。
社会に出て働いている人々ももちろん素晴らしいですが、
家庭で主婦をしている人もそれ以上に素晴らしいと思います。
主婦って思った以上に頭も使うし、体も使うし、臨機応変さも使うし、
あらゆる脳力が必要となってくるのです。
ここに子供が出来ると育児が増えるわけですが、
育児というのは、猫や鶏を飼育することとは違います。
そして、ご飯を与えて体だけ大きくなれば良いというわけではありません。
両親の愛情を与え続けて、脳自体を成長させてあげる必要があるのです。
人間を育てると言うことは、理屈でどうこうなることばかりでは
ないので、毎日が変化の連続。
ルーチンワークを得意とする発達障害の人からすれば、
毎日が格闘の連続になるわけです。
嫁がアスペの場合でも、夫がアスペの場合でも、
子供が出来ると手に取るように問題が浮上してきます。
2人で生活しているときは、なんとかお互いの理解だけで、
関係を継続していくことは可能ですが、そこに我が子が
入ってくると、さらに複雑になります。
アスペ嫁の場合、育児放棄はしなかったので良かったのですが、
育児が全うできるのは、ほぼ2歳頃まで。
これは精神的な面でと言う意味です。
2歳頃になると、言葉こそまだしゃべれない物の、
自我が出てきて、たくさん自己主張をしてくる時期です。
魔の2歳児と呼ばれる年代ですね^^
アスペ嫁は、大人だろうが子供だろうが、赤ちゃんだろうが、
相手の気持ちを察することは非常に苦手ですので、
子供が自己主張する内容を理解することが出来ず、
子供が泣き叫ぶということが毎日のように起きます。
その育てている子供が、さらにアスペなど自閉症スペクトラム
の気質がある場合、もの凄い癇癪を起こすこともあります。
赤ちゃんを見ながら、家事、炊事、洗濯、掃除、家計のやりくり、
旦那さんの相手、将来の展望、夫婦の話し合い、パートなど
一般の人はそつなくこなしていけるのでしょうが、
ほぼ、育児で頭のメモリは使い果たされます。
新生児から、2歳ぐらいまでは子供の睡眠時間が安定しないため
夜中に2時間ごとに起こされ、睡眠時間も大幅に減らされます。
ただでさえ、メモリを消耗しているアスペ嫁は、睡眠時間を減らされると
もう活動限界です。
回さなくてはいけない神経が多すぎて対応できないのです。
障害を持っていない人ですらノイローゼになる人もいるぐらい
なので、あなどることはできません。
子育ては、基本的に24時間休みがないのです。
こんな中でも、頑張っているアスペ主婦の方もいると思います。
育児で終わり、旦那に対してはほぼ関心を向けられなくなり、
ただでさえ、コミュニケーションがとりにくいのにさらに
コミュニケーションがとれなくなり夫婦関係が悪化していくことが多いです。
アスペ夫の場合は、主夫になるということが少ないので
露呈しにくいですが、良くあるケースなのは、育児に関して
全くもって無関心であるということ。
夫としてとか、父親としての自覚とかそういうことは
通用しません。自分は外で働くことが役割であると
しか認識していないので、これをすれば奥さんが
助かるとか、楽になるとか想像もつかないのです。
ここでも、子育てに関しての温度差が見られて、
夫婦でも特にアスペでない方が不満を持つ傾向が
多く、その不満も話し合いで解決することはまず稀で、
どんどん疲れと憤りが増していく結果になるわけです。
育児に向かないのに、なんとかこなせているのは、
周りの人が知らず知らずに手を貸してくれているから
ということがほとんどで、アスペ当事者の人はそれを
理解して感謝の気持ちを伝えるようにした方が良いです。
頼んでもいないのに、見るに見かねて手を貸してくれているケースが
多く、それを当たり前だという感覚にとらわれている人も多いようです。
2人の愛情の結晶となって生まれたはずの我が子。
生まれて幸せなはずなのに、我が子を通して、
夫婦の問題点が露呈していくなんてなんとも皮肉なことです。
子供を育てるなんて言う立派なことより、
子供を通して自分たち未熟な親が色々勉強させてもらっている
という謙虚な姿勢で育児をした方が気楽なのかもしれません。
【中古】教育・育児 ≪教育・育児≫ 思春期のアスペルガー症候群は、家族全員でサポートしよ...
ものすごく反感を覚えるかもしれませんが、アスペの人は、
子供を産まない方が良いとか、子育ては無理だということ
が言いたい訳ではありませんので、ご理解ください。
いろいろな特性を考えると、アスペの人、男性女性に
関係なく、非常に難しいことは容易に想定できます。
そんな特性を持ちながら、育児や家事などこなしている
当事者がいることも存じ上げております。
最近の男性は、サラリーマンとして働きながら、
家事、炊事、育児など手伝う人が多い傾向ですが、
まだまだ、家庭の主婦という役割は軽んじてみられる傾向が多いです。
社会に出て働いている人々ももちろん素晴らしいですが、
家庭で主婦をしている人もそれ以上に素晴らしいと思います。
主婦って思った以上に頭も使うし、体も使うし、臨機応変さも使うし、
あらゆる脳力が必要となってくるのです。
ここに子供が出来ると育児が増えるわけですが、
育児というのは、猫や鶏を飼育することとは違います。
そして、ご飯を与えて体だけ大きくなれば良いというわけではありません。
両親の愛情を与え続けて、脳自体を成長させてあげる必要があるのです。
人間を育てると言うことは、理屈でどうこうなることばかりでは
ないので、毎日が変化の連続。
ルーチンワークを得意とする発達障害の人からすれば、
毎日が格闘の連続になるわけです。
嫁がアスペの場合でも、夫がアスペの場合でも、
子供が出来ると手に取るように問題が浮上してきます。
2人で生活しているときは、なんとかお互いの理解だけで、
関係を継続していくことは可能ですが、そこに我が子が
入ってくると、さらに複雑になります。
アスペ嫁の場合、育児放棄はしなかったので良かったのですが、
育児が全うできるのは、ほぼ2歳頃まで。
これは精神的な面でと言う意味です。
2歳頃になると、言葉こそまだしゃべれない物の、
自我が出てきて、たくさん自己主張をしてくる時期です。
魔の2歳児と呼ばれる年代ですね^^
アスペ嫁は、大人だろうが子供だろうが、赤ちゃんだろうが、
相手の気持ちを察することは非常に苦手ですので、
子供が自己主張する内容を理解することが出来ず、
子供が泣き叫ぶということが毎日のように起きます。
その育てている子供が、さらにアスペなど自閉症スペクトラム
の気質がある場合、もの凄い癇癪を起こすこともあります。
赤ちゃんを見ながら、家事、炊事、洗濯、掃除、家計のやりくり、
旦那さんの相手、将来の展望、夫婦の話し合い、パートなど
一般の人はそつなくこなしていけるのでしょうが、
ほぼ、育児で頭のメモリは使い果たされます。
新生児から、2歳ぐらいまでは子供の睡眠時間が安定しないため
夜中に2時間ごとに起こされ、睡眠時間も大幅に減らされます。
ただでさえ、メモリを消耗しているアスペ嫁は、睡眠時間を減らされると
もう活動限界です。
回さなくてはいけない神経が多すぎて対応できないのです。
障害を持っていない人ですらノイローゼになる人もいるぐらい
なので、あなどることはできません。
子育ては、基本的に24時間休みがないのです。
こんな中でも、頑張っているアスペ主婦の方もいると思います。
育児で終わり、旦那に対してはほぼ関心を向けられなくなり、
ただでさえ、コミュニケーションがとりにくいのにさらに
コミュニケーションがとれなくなり夫婦関係が悪化していくことが多いです。
アスペ夫の場合は、主夫になるということが少ないので
露呈しにくいですが、良くあるケースなのは、育児に関して
全くもって無関心であるということ。
夫としてとか、父親としての自覚とかそういうことは
通用しません。自分は外で働くことが役割であると
しか認識していないので、これをすれば奥さんが
助かるとか、楽になるとか想像もつかないのです。
ここでも、子育てに関しての温度差が見られて、
夫婦でも特にアスペでない方が不満を持つ傾向が
多く、その不満も話し合いで解決することはまず稀で、
どんどん疲れと憤りが増していく結果になるわけです。
育児に向かないのに、なんとかこなせているのは、
周りの人が知らず知らずに手を貸してくれているから
ということがほとんどで、アスペ当事者の人はそれを
理解して感謝の気持ちを伝えるようにした方が良いです。
頼んでもいないのに、見るに見かねて手を貸してくれているケースが
多く、それを当たり前だという感覚にとらわれている人も多いようです。
2人の愛情の結晶となって生まれたはずの我が子。
生まれて幸せなはずなのに、我が子を通して、
夫婦の問題点が露呈していくなんてなんとも皮肉なことです。
子供を育てるなんて言う立派なことより、
子供を通して自分たち未熟な親が色々勉強させてもらっている
という謙虚な姿勢で育児をした方が気楽なのかもしれません。
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コメントありがとうございます。
おっしゃることはその通りだと思います。
アスペは知的には問題はないかもしれませんが、
生活を順応できるかは個人差があるのです。
あくまであすこ様にかんしてはその能力があるからそう言えるのだと思います。
ご自身の症状がすべてのアスペルガーがイコールではありません。
アスペだから向かないという一言で片付けてはいません。
記事だけで短絡的に見ればそう見えてしまうのでしょうが、
いままでも、現在もさまざまな訓練に取り組んでいます。
しかしそのモチベーションも個人差があるんですよ。
部分だけ見て全部を決めつけてくる点は疑問です。
アスペ母です。娘もアスペで小学校低学年です。
娘がアスペと診断されたのは3歳のころでした。
全文読みましたが、もう少し前向きに考えていただきたいです。
あなたはアスペに理解を示しているようで、閉じ込めているようにしか感じません。
アスペは知的には問題がないと言われています。
私は発達障害を自覚することで、ストレスを感じながらも、ママ友との日々のコミュニケーションから「顔色をうかがう」「失礼な発言」など学んできましたし、苦手とされるマルチタスクも大分こなせるようになっています。
「アスペだからこれは向かない」で片づけるのではなく、失言があればその都度指摘し、何がどう悪いのか根気よく教えてあげてください。本人がアスペを自覚して意欲があれば、今より良くなるはずです。
定型の人が生まれもっている空気を読むといったことが、アスペは生まれ持っていませんので、子どもに勉強を教える様にイチから教えていく必要があります。それが理解できてくると幼い頃から抱えている漠然とした不安が軽減され、自信にもつながり、人生が変わってきます。
他の発達障害もそうですが、発達の凹凸が激しい分、いい面も定型以上にもっているということをわかってください。
そしてダメな部分よりもいい面を見て、それをどう伸ばすかを意識していただきたいです。
コメントありがとうございます。
今思えば、結婚する前、嫁は子供が嫌いと言っていました。
ただ、自分の子供なら育てられそうだけど、人の家の子供は
いやみたいです。まさに予測不能な出来事に対応できないからだと思います。
我が家も含め、悪戦苦闘しながらアスペでも育児している人は多いです。
まずはじっくり二次障害が回復すると良いですね。
私も子供は怖いです、嫌いではなくて、予想がつかないことをされるのが耐えられないのです
だから、私は将来子供は…投薬を続けてるうちは難しいし、出来ても、育てる自信がありません