アスペ嫁と苦悩夫の奇妙な冒険

自閉症スペクトラムの方と生活を共にしている皆様、
いつもお疲れ様です。

イライラした不満は、自分が我慢すれば良いなんて思わないで、
受け止め方に幅を持たせるか、日記を書くとかして、
上手く自分の体からアウトプット出来るようにして
ため込まないようにしましょう！

うちのアスペ嫁は、お風呂上がりに体を全く隠しません。

これは、結婚してある程度時間が経過すると、
どこの家庭にもあり得ることだと思います。

特に発達障害だからとか関係なく、旦那に裸を見られても
恥ずかしさすら感じない奥さんもたくさんいるでしょう。

私自身は、隠してくれた方が良いとか悪いとかはないのですが、
結婚した後に嫁が自分でこういったのです。

嫁「着替えとか、お風呂出たときとか平気で裸で歩くのはやらないようにしようね！」

私「なんで、家族なんだから別に裸でも良いんじゃない？」

嫁「駄目だよ。そういう感覚がなあなあになり、女とか恥じらいをなくすんだよ」

私「そうなんだ、じゃあ気をつけるようにするよ」

〜1年後〜
私は、着替えるときは必ず、別の部屋に行くなり、風呂上がりは、
せめて下半身はタオルを巻いたりして、生活を続けていましたが、
アスペ嫁は、自分で言ったことを忘れたのか、面倒になったのか、
自我がそうさせているのか、人の目の前で、パンツを履き替えたり、
風呂上がりも、タオルなんて巻くことはなく、裸で歩き回ることが
散見されるようになってきました。

私「裸で歩き回ったり、人の前で着替えはしない約束じゃないの？」

嫁「そうだっけ、でももう家族なんだし、私恥ずかしくないし」

私「自分がやるって約束したンじゃん」

嫁「パパが裸でいたとしても、私は気にしないからべつにいいよ」

私「別に良いって。恥じらいはどうなるのさ」

嫁「私ね実は、裸見られてもあまり恥ずかしくないんだ＾＾」

私「知らない人に見られても恥ずかしくないの？」

嫁「えー、知らない人には見せないから。」

私「たとえば、見られた場合だよ」

嫁「別に、見られるだけなら。。。触られるのは嫌だよ」

私「恥ずかしくないんだ。。。約束もすぐ反故にするなぁ」

嫁「ほごってなーに？」

こんな感じでまた話がそれていきます。

恥ずかしいという感性は、人によって千差万別ですが、
私はどちらかというと、恥ずかしいと思うことが多い方なので、
アスペ嫁の感覚を理解することは出来ません。

一家そろって、裸が恥ずかしくないとか、大きくなっても
娘とお父さんがお風呂へ一緒に入るなんて家族もテレビで
やっていたことがありますからね。

子供が出来ると、嫁の恥ずかしくない気持ちは増幅し、
いや、むしろ今まで抑制していた感覚を解放したと
いうべきでしょうか。

母乳をあげているときとかも、授乳室を利用しないで、
平気で知らない男性が見ている場所や、知っている男性
がいる所でも、平気で片乳出して、飲ませていました。

今は、アスペ嫁はアスペ嫁と思うようにしているので
同じ事をしても気にしませんが、当時は、私が恥ずかしくて
恥ずかしくて、仕方ありませんでした。

男性がいるところで乳を平気で出している姿は、
逆に男性の方が気を遣って目のやり場に困っていた感じです。
でも、男だったら人妻が片乳いきなり出したら、ちらっとは
見たくなるのが本能でしょうし。

はしたない嫁の旦那と言うことが自分の脳裏によぎり、
その時は、周りの人が目線に困るから違う部屋であげてきなよ！
と注意しましたが、嫁はきょとんとしていました＾＾

多分、恥ずかしいと思う場所というか感性が、
私たちとは、微妙に違うのだと思います。

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