2017年07月14日
発達障害の聴覚過敏などの五感の違いはわかりにくい!当事者にとっては耐え難い苦痛
アイルランド・クレア州に住むギアロイド・マニオンさんと妻のミシェルさんにとって、自閉症の息子たち、コナーくん(9歳)とダラーくん(7歳)を連れての空の旅は、悪夢以外の何ものでもない。
空港の騒音、人混み、絶え間ないアナウンス、いずれも子どもたちには堪え難いものだし、荷物検査場や搭乗ゲートでなぜ列を作って待たなければいけないのか、彼らには理解できないからだ。
「すぐに顔を真っ赤にして、走り回ったり、泣き叫んだりしてしまうんです。出口に向かって一直線に駆けて行くこともあります。とにかく家に帰りたくなるんですね」と、ギアロイドさん。
引用元:cafeglobe
人間の五感とは不思議なものでひとそれぞれすこしずつ
感性はことなります。
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の5つが五感です。
アスペルガー受動型の嫁も鈍感だったり、敏感だったり
パートナーの私でもその感覚をすべて理解することはむずかしいです。
おおむね特徴は理解していますが、
日常生活においてどのぐらい不快な気持ちかは共有しにくいです。
こちらからすればまったくうるさく感じないことでも、
聴覚過敏の場合は発狂するぐらいうるさく感じるそうです。
金属の食器をフォークでひっかくと背筋が凍るような
音がします。この音は定型発達のひとでも多くの人が
嫌悪感を抱く音でしょう。
発達障害の当事者にとっては、私たちにとってたいしたことがない
音でも、背筋が凍るような嫌悪感の音として聞こえている場合もあるのです。
そのため当事者の人たちもその感覚を共有できないことで
ストレスや孤独感を感じることがあるようです。
発達障害といっても範囲は広く、五感の片寄り具合も
個人差が大きくあります。
うちの嫁の場合は、視覚は狭く、特定の音に対しては聴覚過敏です。
赤ちゃんの泣き声や子供の甲高い声、機械的な音、ゲームの音、
怒声などは苦手でひどいと脳がフリーズ状態になります。
反面、人の話を聞いていないことも間々あり、鈍感なのか敏感なのか
こちらからするとわかりにくいときもありました。
嗅覚に関しては比較的鈍感です。これと関連してなのかはわかりませんが、
味覚に関しても鈍感な傾向です。甘いしょっぱいなどがわからないという
ことではなく、あいまいな範囲の味調整がむずかしいようです。
そのため料理を作るとしょっぱすぎたり、味がなさ過ぎたりということが
おこりがちです。
触覚に関しても顔や頭は敏感で赤ちゃんにさわられても
まじめに怒ったりします。
一方で人に肘がぶつかったり、足を踏んだりしても気がつかない
という感覚も保有しています。
定型の人でも感覚というものはまったく同じという人はいないでしょう。
それは発達障害の人も同様です。こういう感性の違いを目の当たりにしていると
同居する大変さが長くなればなるほど実感できるようになるでしょうね。
他人の感性を受け入れるって本当に簡単ではありません^^
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