2017年06月28日
【理化学研究所】発育期の脳内セロトニンが重要?!セロトニン回復で症状が改善!
自閉症(自閉スペクトラム症)は、社会的コミュニケーション能力の欠如や繰り返し行動が特徴的な発達障害の一つです。症状は対処療法によって和らぐ場合もありますが、生涯にわたり表出します。家族は自閉症患者の保護や介護に多くの時間と労力を費やすため、社会的・経済的困難を抱えます。そのため自閉症の症状を緩和させる療法の発見に向けた原因解明が社会的に強く求められていますが、自閉症の発症メカニズムはほとんど分かっていません。自閉症患者の中にはゲノム異常を持つ人が見つかっており、なかでも15番染色体において重複異常が頻出することが知られています。また過去の研究で、自閉症患者の脳内において神経伝達物質のセロトニンが減少していることが示されていました注1)。しかし、ゲノム異常やセロトニン異常がどのように自閉症につながるのかは分かっていませんでした。
引用元:理化学研究所
細かくは読んでいないのですが、セロトニンが減少しているっていうのは
生まれつき障害でセロトニンが増えないということなのでしょうかね。
セロトニンと聞いてもピンと来る人はあまりいないかもしれませんよね。
もしその系統の勉強をしていないのにピンと来る人は「うつ病」にかかった
経験がある感じでしょうか。
セロトニンとは違いますが、アスペルガー受動型の嫁をみていると確実に
ドーパミンが出ているポイントが違うなぁと感じるときがあります。
いや、むしろどういうときにドーパミンがでているのだろうと思うぐらい
わかりません。
何の研究だったか忘れましたが、脳内麻薬と呼ばれるドーパミンに関しても
発達障害のひとは分泌が少ない傾向というような話があったように感じます。
私たちがモチベーションを保ったり、次の目標に向かってがんばったり
できるのはドーパミンやセロトニンのおかげと言われています。
簡単に言えばなにかを成し遂げたり、達成したりしたときにドーパミンは
多く出る傾向でしょう。それが困難であればあるほど分泌も多くなり
印象深く脳に学習されインプットされるのでしょうね。
発達障害ではなくても、うつ病になっているときはセロトニンの分泌や濃度が
低い傾向と言われています。自閉症スペクトラムの人たちは2次障害もかかえ
やすいのでセロトニンの分泌や濃度が少なくてもそんなに不思議には感じません。
うつ病の治療の薬で一時期SSRIというセロトニンを取り込むことを阻害する薬が
流行りました。取り込みを阻害して濃度を高めて不安症状などに対応しようという
感じです。
私は一時期SSRIを服用していたときがあります。
しかし離脱症状がハンパなくて本当に苦労しました。
不安症には多少効いたような気もしましたが、
効果があったかどうかも正直定かではありません。
発達障害などの人たちがこれから研究が進んだ場合は
やはりこういった脳内セロトニンの濃度を高めたり薬が
主流になるのでしょうか。
現在ADHDの治療などで使われているコンサータやストラテラ
などはドーパミンやノルアドレナリンの取り込みを阻害して
脳内ドーパミンやノルアドレナリンの濃度を高める薬です。
これらの薬には賛否両論ありますので、使えば良いという
問題ではないのですが、自閉症の場合は薬で根本的なものが
治るというより、対処療法に過ぎませんので一生薬漬け
ということを考えるとサポートしている側からすると
いろいろな面で考えさせられてしまいます。
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