アスペ嫁と苦悩夫の奇妙な冒険

「家事が苦手でいつも家が散らかっている」「感情のコントロールができずすぐカッとなってしまう」「人づきあいが苦手で集団に馴染めない」「子どもをどう愛していいかわからない」etc.…もしかしてあなたは、こんな悩みを抱えてはいないだろうか？

　もし、心当たりがあるという人がいれば、特にお勧めしたいのが、『発達障害に気づかない母親たち』（PHP研究所）だ。というのも、冒頭に挙げた悩みを抱えてしまうその理由は、「発達障害」という病気のせいかもしれないからだ。

引用元：ダヴィンチニュース

『発達障害に気づかない母親たち』というのは女性の発達障害にも
マッチングした内容になるでしょう。

著者の星野仁彦氏はは医学博士であり、他にも発達障害や機能不全家族などの
本をたくさんだしています。何冊か以前読んだことがありますが、正直好き嫌いが
分かれてしまう著者かもしれません。

発達障害関連の情報に関して初心者の人には後まわしにして欲しい書籍に感じます。
単に発達障害といってもまったく同じ症状の人はいません。おのおの少しずつ異なるのです。

発達障害という言葉を知って情報収集を始めた人にとっては
内容が参考にならないようなものもありますし、若干偏った目線に
みえる表現もありますので、応用編ということで読む方が良いでしょう。

私自身も発達障害関連の本はかなり買いあさっていた時期があります。
結局知識を吸収したいという欲求ではなく、即効性のある改善策を
求めていたというのが本音です。




発達障害というアウトラインについては非常に詳しくなります。
しかし、いくら書籍を読みあさっても自分の家族にマッチングするかは
別の話です。

効果的なものもあれば、そうでもないもの、むしろ逆効果なもの
そんなことすらあるというのが現実です。

ただ我が子やパートナーを観察していく内になにか特性がつかめてくる
場合も間々あります。そのヒントは一番重要だったりしますので
相手がどういうことで思考停止になるのか、パニックになるのか？という
面を押さえていくと従前よりストレスが緩和すると考えられます。


・どうして考えてくれないの？
・何で無視するの？

そんな風な態度をする時って発達障害の人は結構あるある話です。
でもここを追求してもなにもでてきません。一見不真面目に聞いてるとか
考えてくれていないとか思ってしまいますが、それ以上思考がすすまないのですから、
求めてもこちらがヒステリックになってより悪循環になることが必至です。

発達障害というものはマニュアル通りに対応していれば、
すべての人が過ごしやすくなるわけではありません。

個人差は大いにあるということもよく知っておく必要がありますね。

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