2017年04月07日
【ノースカロライナ大学】早くて生後6か月の乳児の脳のMRI画像からADSの兆候を検出するメソッドを開発
自閉スペクトラム症(ASD)の早期発見は、家族がサポート体制を組んだり選択肢を探ったりする上で不可欠であるものの、これまで乳幼児期における診断は難しいとされてきた。しかし近い将来、AIによりその超早期発見が可能になるかもしれない。
過去の研究により、ASDは脳の過成長と関連すると指摘されている。ノースカロライナ大学チャペルヒル校の研究者を中心とするチームは、その指摘をベースに、早くて生後6か月の乳児の脳のMRI画像からADSの兆候を検出するメソッドを開発した。
引用元:フォーブス
海外でも着々とASDへの研究は進んでいるようです。
逆に言えば、それだけASDの人が増えてきているからこそという面もあるでしょう。
MRI検査で兆候を検出するメソッドを開発したということで、
我が子が発達障害かもしれないという危惧がある親からすると朗報ともいえます。
MRI検査とはMagnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の略で、
簡単に言えば磁気を使った検査です。CT検査のように放射線を体にあてる
わけではないので、そういった意味では検査自体は安全かもしれません。
ただある程度じっとしていられない子どもがMRI検査をする場合は
麻酔をすることが多いらしいのです。
どちらかというとこちらの方がリスクが高い気がします。
2010 年に日本小児科学会医療安全委員会が小児科専門医研修施設に
対して行った調査で、回答を寄せた施設の 35%にあたる 147 施設で鎮静の合併症を経験していることが明らかになった。呼吸停止や心停止といった非常に重篤な合併症も、それぞれ 73 施設、3 施設で経験していた。
引用元:MRI 検査時の鎮静に関する共同提言
命が左右するような病気のための検査の場合はそのリスクをある程度
理解してMRIを受ける覚悟というものはできるかもしれません。
ただASDかどうかを知りたいがためにMRI検査をやるかいなかという問題は
非常に悩んでしまう結果ですよね。
ASDなどは早めに知っておくことで親の心構えや本人の自己肯定感をムダに
下げずにすむというような点もあります。
自分だったら正直リスクを考えてしまうとためらってしまう様な気もします。
検査をするにしてもいろいろと壁がありそうです。
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