2016年12月29日
発達障害の人が無視しているような反応のときはパニックかフリーズしていることも想定しよう!
発達障害がなかったとしても、人間と人間が言語と交わして
意思を疎通していくというのは決して簡単なことではありません。
相手へ配慮したり、尊重したりすることで、たいていは伝わりますが、
こちらの思惑とは裏腹な対応をされるようなことも間々あります。
アスペルガー症候群の人たちと話をする際に一番困ることは、
どこまで意思疎通ができているか確認がしにくいということです。
どんなに発達障害の勉強をしても、自分のパートナーや自分の子どもの
考え方すべてを理解できるという人はいません。あくまで相手が考える
世界観は相手の頭の中だけにあるもので支配することはできないと言うことです。
うちのケースですと、アスペルガー受動型の嫁やアスペルガー積極奇異型の息子
への対応では問いかけたり、質問したりしても回答がないという場合がよくあります。
考えられる理由は下記の通り。
私からすると何年もこの黙り込むという行為が納得できず、話し合ったものです。
当時はもちろんアスペルガー受動型という言葉も、発達障害という言葉もしらなかったので、
「都合が悪くなるとこの人は無視をする」という形でしか受け止めることができません。
本題を話しているのに、結局は「無視をしている」とか「回答してくれない」、
「話し中にあくびをする」「真剣に聞いていない」という行為と「全然関係ない
話だけは話す」ということが私の怒りに火を注ぎお互いの信頼関係が崩れていく
と言う不毛な毎日が続くことになります。
簡単に言えば、相手からするとその質問の仕方では情報量が多すぎたり、
質問の意図がわからなかったりするわけですから、こちらがうまく調整しないと
はなしがまとまるとかすすむということもむずかしくなります。
私はしょっちゅう昔はやってしまったけど、振り返って一番やってはいけないのは、
「相手が無視したから、こちらも無視してしまえ」と相手がわかるまで沈黙を続けること。
アスペルガー受動型の嫁や、アスペルガー積極奇異型の息子からすると
こちらから無視をされたことは理解できても、どうしてこちらが怒っているかまでは理解
しにくいのです。
目には目を歯に歯を、無視には無視をという戦術はまったくもって無意味です。
以前、ヤフーニュースでヒロミが奥さんである松本伊代さんのことを1ヶ月ぐらい
口をきかなかったと言う話が載っていましたが、結果的にこういうことをしても、
次同じようなことをしなくなると言うわけではないので、わかってもらいたくて
無視をすることはやめたほうが自分のストレスを減らすためにも良いと思います。
とはいえ、逆に正直にがんがん伝えればいいわけでもありません。当然
情報を処理できなくなりパニックかフリーズするわけですから、最終的には
わかってもらえなくてもいいやぐらいの気持ちの余裕を持つことがストレスフリーに
つながります。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】アスペルガーの男性が女性について知っておきたいこと [ ...
意思を疎通していくというのは決して簡単なことではありません。
相手へ配慮したり、尊重したりすることで、たいていは伝わりますが、
こちらの思惑とは裏腹な対応をされるようなことも間々あります。
アスペルガー症候群の人たちと話をする際に一番困ることは、
どこまで意思疎通ができているか確認がしにくいということです。
どんなに発達障害の勉強をしても、自分のパートナーや自分の子どもの
考え方すべてを理解できるという人はいません。あくまで相手が考える
世界観は相手の頭の中だけにあるもので支配することはできないと言うことです。
うちのケースですと、アスペルガー受動型の嫁やアスペルガー積極奇異型の息子
への対応では問いかけたり、質問したりしても回答がないという場合がよくあります。
考えられる理由は下記の通り。
・他のことに集中していて聞こえていない。
(これだけ近くで話しているのだからわかるだろうという先入観は危険)
・なんと表現していいかわからずフリーズしている。
(1つの話の中で、あれはどうした?これはどうした?理由は?などクエスチョンがかさなると
どのクエスチョンに答えて良いかわからず結果的に頭が整理できずフリーズする)
・反論があるが表現できないようなとき、攻められているようなときはパニックになり無言になりやすい。
(こちらの言うことは理解しているし、自分でもなぜできないのだろうとおもうが、
自分の感覚を言葉でうまく説明できずパニックになり無言になることが多い)
・自分が悪いと思っていないので不満だけど、どう表現して良いかわからずパニック。
(わざとやったり、わざといったわけではないけど周りに不快感をあたえるが、
悪気がないので謝れない→怒られる→どうして怒られなきゃいけない→理解できずパニック)
私からすると何年もこの黙り込むという行為が納得できず、話し合ったものです。
当時はもちろんアスペルガー受動型という言葉も、発達障害という言葉もしらなかったので、
「都合が悪くなるとこの人は無視をする」という形でしか受け止めることができません。
本題を話しているのに、結局は「無視をしている」とか「回答してくれない」、
「話し中にあくびをする」「真剣に聞いていない」という行為と「全然関係ない
話だけは話す」ということが私の怒りに火を注ぎお互いの信頼関係が崩れていく
と言う不毛な毎日が続くことになります。
簡単に言えば、相手からするとその質問の仕方では情報量が多すぎたり、
質問の意図がわからなかったりするわけですから、こちらがうまく調整しないと
はなしがまとまるとかすすむということもむずかしくなります。
私はしょっちゅう昔はやってしまったけど、振り返って一番やってはいけないのは、
「相手が無視したから、こちらも無視してしまえ」と相手がわかるまで沈黙を続けること。
アスペルガー受動型の嫁や、アスペルガー積極奇異型の息子からすると
こちらから無視をされたことは理解できても、どうしてこちらが怒っているかまでは理解
しにくいのです。
目には目を歯に歯を、無視には無視をという戦術はまったくもって無意味です。
以前、ヤフーニュースでヒロミが奥さんである松本伊代さんのことを1ヶ月ぐらい
口をきかなかったと言う話が載っていましたが、結果的にこういうことをしても、
次同じようなことをしなくなると言うわけではないので、わかってもらいたくて
無視をすることはやめたほうが自分のストレスを減らすためにも良いと思います。
とはいえ、逆に正直にがんがん伝えればいいわけでもありません。当然
情報を処理できなくなりパニックかフリーズするわけですから、最終的には
わかってもらえなくてもいいやぐらいの気持ちの余裕を持つことがストレスフリーに
つながります。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】アスペルガーの男性が女性について知っておきたいこと [ ...
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5765817
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
コメントありがとうございます!
こちらこそ遅くなりましたが、本年もよろしくお願い致します。
ひとことで言えばコミュニケーションの障害なのですが、日常生活では
これがうまくいかないと本当に大変なんだなぁと実感させられます。
黙ってしまうということは受け身型の嫁もよくあります。
どちらかというとこちら目線で言えば、相手にとって少し都合が悪いこと
に関しては口をつぐむような印象を最初は持っていました。
なんてこと無い中身のないような話には即答したり、自分が好きな分野については
ペラペラともう止めてと言うぐらい話をします。
でも結婚生活で一番感じるのは、将来を見据えた話やどう計画していくか?
などプランニングについては大の苦手でフリーズします。
おそらく一方的にこちらがまくし立てるということが多くなるでしょうが、
そもそも頭の中で考えている論点すら異なっていると言うこともあります。
沈黙にともない、こちらがイライラして怒声を響かせるようになるともう
話の内容なんて脳にインプットはされていないでしょう。
相手からすると話を一生懸命整理して話そうとするのだけど、なぜか
整理できない、どう表現して良いか分からないその結果の沈黙は非常に多いです。
さらに沈黙していることについて文句を言われるので、さらに頭が混乱する
というのが多いケースだと思います。このやりとりをやっているとこちらは
イライラして冷静さを欠くこと、相手はどんどん自己肯定感を落としてしまうことが厄介な点です。
あ、さっきの投稿では書き忘れましたが、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
新年早々、これ、ありました。
以前に書いた通り、私の連れ合いは管理人さんが書いているような典型的(?)
なアスペという感じではなく、正直そうと断定できるレベルの問題も少なく、
私自身、そういう風に思っていることが違うのかなあって思ってしまう時も多いのですが、
これは前からあるんですよね。
電話でも1回ありましたけど、何か黙ってしまうんですよ。
特に後ろ2つの時が顕著で、つい私なんかは口がサクサク動く方なので、
「ねえ、何でちゃんと答えてくれない?無視しないで」とかって言ってしまうのですが、
どうしても何度言っても黙ってる。かなり長い時間黙ってからやっと話してくれるんですが、
その答えもほとんど理屈で整理されていなくて、心情しか見えなかったり。
そして普段泣かないのに、そうなった時は必ず泣かれます^^;
やっぱこういうところを鑑みると、発達障害の気質はあるんだろうなと感じますね。
私も上手く言えなくて黙る時はありますけど、その場合は時間を使って黙って、
そこから整理して話し始めれば筋道を立てて話せますけど、連れの場合は、
もうそこで思考停止してしまって、ほんの少し反論するか、ほんの少し言い訳するかしかないですから。
多少なりとも反論したり言い訳したり、あるいは謝られたりする分、
定型的・・・と思えなくもないけど、まあ、やっぱりいわゆる「普通」とは違うかな。
でも本人自身もなんか悩みがあるみたいで、
「自分は頭がぼっとしてる」とか言ってみたり、冗談だと言いながら「障害あるのかな」と言ってみたり、
以前に思いもよらない空気の読めなさを私や友人の前で発揮した時は、
「自分で自分が病気じゃないかと思った」なんて言ったり。
喧嘩になった時も「感情的になると何が言いたいか分からなくなる」みたいにパニックっぽくなることを示唆したり。
きっと本人なりに生きづらさ、上手く行かない悩みを抱えているんだろうな。
なるべく感情的にならないように、この問題は今後も対処したいものです^^;
あー、難しい。
コメント有難うございました!
なかなか簡単ではないですが、小さな幸せ探しをのっぺりやっていきます^^
良い目標ですね。
幸せと感じられる日が多くなる事を祈ります。
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおりで、自分ではこういう心境で接しようと思っても、
感情のコントロールが未熟で本当に自分の感情に振り回されて大変です^^
昔は感情的になるとなかなか通常モードに戻れないぐらいあとを引くタイプ
だったので、自分でも自分が面倒だと感じることもありました。
今年はあまりきっちりかっちりした1年にしよう!なんてことはやめて、
「今日は幸せだったなぁ」という日が1日でもおおくなるように
自己肯定感をアップしていきたいと思います。
確かに常に冷静に話をする事ができればお互いの理解がさらに深まるのかもしれません。
ですが、お子様がいらっしゃって仕事と日々の生活をしながら奥様のフォローもされている現状ではなかなか難しいと思います。
怒りを抑えようとしている努力は奥様にも伝わっていると思いますので、少しずつ関係が良くなっていくのではないかと想像します。
応援しています。
コメントありがとうございます。
当事者様のご意見大変参考になります!
うちの嫁の理由にも「また怒られる」「大きな声で説教される」ことが嫌だ。
というのはあります。これは私が気持ちに余裕がないときに感情的になり、
問いつめることで怒りが増幅した結果おこることですので、私も気をつけなくては
いけないことですが…
こちらが冷静に話しているつもりでも、少し語気が強くなったり、
ちょっと怒り気味の感情が交じったトーンになると無言です。
悪循環のパブロフの法則とでもいいましょうか。
私が指摘する→怒られたかと思う→無言→さらに怒る→無言
みたいな。やはり怒りという感情なしで話が出来るようにならないと
いけませんね。勉強になります。ありがとうございました!
コメントありがとうございます。
年をまたいでのお返事になってしまい恐縮です。
黒板のたとえはわかりやすいですね。
イライラしますし、慌てますのでその結果パニックやフリーズ
しているように見えるのでしょうね。
その方のタバコのマナーはある意味すごいですね。反社会的な行為でも
我を通そうとするのですから、他人が言ったところで直さないでしょうね。
知人でなければスルーしたいタイプですが、知り合いですと本当に困ったこと
でしょうね。
私はアスペルガー受動型傾向の夫(37)です。
妻(39)からの質問に私は無言になってしまう事がよくあります。
もしかしたら私は奥様と似ているところがあるのかもしれません。
無言になる理由は奥様と違うかもしれませんが、参考になるかもしれないので私の理由を書きます。
私の場合、妻の質問に答えないのは、思ったまま伝えると妻を怒らせてしまう事がわかるからです。
そうならない為に妻が受け止めやすい言葉を考えていると数十秒が経ち、妻が諦めるというパターンです。
私は怒られる事が苦手です。なので無言になりがちになってしまいます。
一度頭の中で段取りを決めないと動けないのですが、いつまで経っても考えがまとまらないのでイライラするんです。
タバコの話ですが、冗談ではなく私の周りはコンビニだろうが病院の待合室だろが関係無く吸うのでその度に注意されますが、「禁煙はそっちの都合で俺には関係ない」と聞かないので困ります。
喫煙スペースで吸えば済む話なのに、と思います。
コメントありがとうございます!
生活上の問題や将来の話が一緒に共感できない人と生活を続けるという
ことは、想像以上にストレスになってきますね。理屈でこういう人だと
理解しても連日ですと冷静に受け止めることがなかなか厳しくもなります。
意外と相手は何も考えていないようにも思えるのですが、
実際は相手側もうまく意思疎通ができていないということは
理解しているんですよね。でも解決策を模索したり協議したりが
苦手だからそのままスルーしてこちらに無関心な印象をあたえて
悪循環になることは結構多い気がします。
少しでも受け止めるかスルーすることを私自身は鍛えて行ければと
思っています。
コメントありがとうございます。
タバコのにおいが苦手なのですね。タバコの煙を吸うとパニックになるという
のは具体的にどんな風になってしまうのでしょうか?
その状態で周りが喫煙者ばかりというのは大変ですね…
タバコを吸わないからダメという理論は冗談も入っている意見なのでしょう。
周りがすっているのだから、すっちゃえば気にならなくなるよという程度の
ニコチン中毒へのお誘いですね。
喫煙者は過ごしにくい世の中になっていますが、どこでも吸うひとはこまりますね。
タバコ以前にマナーの問題でもあるので本人が実感しないとかなりむずかしいですね。
ものすごーくよく分かります。
私の夫も、イエスかノーかの質問なら辛うじて答えますが、
生活上の問題や、将来に向けての話にはまさしくソレです。
はじめはその態度にブチ切れしました。
けど、大の大人がこの態度は何か変だぞ…と思うようになり、
発達障害と気付いた今は納得です。
ただ、納得とはいっても問題は解決しないわけで、ことが治るわけではないのでね…
「この人はこういう人だから」といって大きな心で受け止めたり、それにずっと付き合えるのは、正直なところ本人の母親だけじゃないかと思います。
毎日の生活で苦悩夫様も大変なご苦労されてると思います。
気持ち分かります。
いつもお疲れさまです。
年を増す毎にタバコが苦手になり、今年に入り体調を崩す様になりました。周りは「タバコ吸わないから駄目なんだ、吸えば治る」と謎の理論を唱えてます。
喫煙者を責めるつもりはありませんが、私の周りはどこでもタバコ吸うんですよね、注意されても動じないので不思議です。