2016年12月10日
自閉症児の思春期は荒れる?!今からでも予測できる家のアスペルガー達。
奥平さんはまず「障害があっても、思春期は思春期。定型発達(健常児)と同じ年齢にやってくる。親の指示は聞きたくないと思っているときもあることを忘れないで」とし、「本人がスケジュールを立てるのが基本。自分で考え、判断させて」「家の中で一人になれる場所を作って」などとアドバイス。
そして、最も重要なことに「親子が距離をとる」を挙げ、「障害があると、つい手伝う、先回りする、後始末をするなどしてしまうが、それでは本人は余計にいらだってしまう。『良かれと思って』をやめて、待ちましょう」と説く。
引用元:神戸新聞NEXT
おめめどうで販売されている商品は下手なアスペルガーの本よりも
発達障害児支援の役に立つものがあると思います。
購入するかは各々が判断すればよいですが、最悪は買わなくても
自分で応用して作るということができるものもありますので活用したいですね。
→おめめどうのサイト
自閉症をもつ子どもの思春期の荒れ具合は個人差があるのでしょうが、
ひどいと聞きます。子どものころは騒いだり、泣いたりするだけの自己主張で
最終的には親が押しつける形で抑制させるということもできるでしょうが、
思春期になると色々とむずかしい面が出てくるでしょう。
私はアスペルガー受動型の嫁と子ども達のやりとりを見ているたびに、
絶対思春期は荒れるだろうなぁと確信してしまいます。
大人の私でさえ意思の疎通がかみ合わずイライラして毎日を
過ごしているわけですから、子どもからするとこのストレスは
ものすごいものだと思います。
だって、自分の親が発達障害であると説明してもよくわからないし、
基本的に自分のママは、自分が話していることを理解してくれると思って
疑わないわけですから・・・
どうしてわかってくれないの?!という気持ちが毎日積み重なった気持ちは
爆弾以上の破壊力をもつ場合もあるでしょうね。
普段でも親と子どもの関係はつかず離れず、過干渉や過保護になりすぎず
見守るということが大切になってきます。しかし見守ると言ってもただ見ているだけ
では子どもからすると無関心としか受け取れませんので、むずかしいところ。
母親がアスペルガーでなかったとしても、思春期の子どもの気持ちというのは
複雑でわかりにくいという面があります。それがアスペ同士であれば大波乱は必至でしょう^^
ただ最終的に人間は自分のことが大切な存在だという気持ちが伝われば
離れていた心が引き寄せられるときが来ると思うのです。
あと何年かしたら、家の中でとっくみあいしてそうで疲弊しますが、
うまく見守ることができればいいなぁと思っています。
自閉症スペクトラムがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)
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