2016年11月20日
子どもの自己肯定感を下げない教育が良いのは理屈では分かっている!でもできない…
発達障害でよく聞くのが、自信喪失や劣等感などからくる二次障害。困難が重なることで自己評価が低くなり、不安障害やうつ病といった病気だけでなく、暴力や過度の反抗といった問題行動を引き起こしてしまうというものです。そこで私が常に意識していたのは、“彼が彼自身を肯定できる環境”でした。
まず、彼を理解するために、「彼は幼い同居人なのだ」というスタンスでありのままを受け入れるようにしました。その上で発達障害に関する知識を増やし、いったんリセットして彼と向き合うようにして、いちばん伝わる方法を模索していったのです。
引用元:BLOGOS
発達障害の子どもだけに限った話ではないのが、自己肯定感の問題です。
子育てするうえで自己肯定感を下げないということは親からするとわかってはいるけど、
なかなか思うようにできないというものでもあります。
発達障害の場合は、コミュニケーションそのものが個人差があるため、
どうしても意思疎通がうまくいかず叱咤してしまうことも多くなりがちという面も多いです。
「どうしていったことができないの!」
「こんな風に産んだ私が悪いの!」
思うようにことが運ばないジレンマと、自分の責任であるカモしれないという
自己嫌悪が脳裏でうごめいてしまい余計に感情的になることもあるでしょう。
・ちょっとしたことでも「ありがとう」と目を見て言う。褒めるときはスキンシップを交えてちょっぴりオーバーなくらいに。
・日常の些細なこと、例えば苦手な片づけなんかも遊びに変えて楽しみながら身に着けられるようにする。
・注意するときは「怒られるからダメ」と理解しないよう、なぜダメなのかきちんと理由を伝え、できるだけ感情的にならないように話す。
・何かあるたびに、どう感じたか、どう思ったかなど、彼の考えを聞く。
・感情のコントロールができていないときは一旦クールダウンさせ、落ち着くのを待ってから話す。
・勉強で苦手と感じる分野は、わかりやすい比喩を用いたり可視化したりして一緒に考える。
引用元:BLOGOS
どんなに発達障害のマニュアルを理解しても、それが我が子にマッチングするかはわかりません。
一番良くない行為は感情をむき出しにして話をしてしまうことです。
大声を出したり、鬼のような形相で叱咤したりしたとしても子どもは内容を聞いていないことが多いのです。
怒られている!と分かった段階で、「こわい」とか「また怒られた」とかそういうところにしか
意識が行かないのです。
これは発達障害出ない子どもでも同じことです。
いわゆる「しかる」と「怒る」の区別を大人ができない場合は一番問題になります。
大人は子どものためと疑わず、しかっているつもりが、しかり方によっては、
子どもからすると怒っているということしか見えないのです。
仕事や毎日の生活で親でもイライラすることは多いですが、
なるべく子どもへ接するときはそういった普段のストレスをそのまま
ぶつけてしまうことがないようにコントロールして向き合いたいものです。
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