2016年11月17日
自閉症スペクトラム障害(ASD)および神経性疾患の子供における睡眠障害の治療
Neurimの年齢に応じた医薬品は、自閉症スペクトラム障害(ASD)および神経性疾患の子供における睡眠障害の治療を目指しています。このような子どもの大半が重度の睡眠障害を経験していますが、小児科集団における睡眠障害向けに承認された医薬品は現在ありません。
今回の契約は、高齢者を対象とした不眠症治療用Circadin(R)の販売に関する2009年の契約に続く、両社間の更なる協力につながります。Neurimの事業開発担当副社長Sharon Elkobi氏は次のように述べています。「Aspenは、貴重なパートナーであることが証明されています。Neurimは、Aspenがこの治療法を子供に届けることができると確信しています。当社は、製品の市場を拡大すべく一生懸命に取り組んでいます。」
引用元:共同通信PRワイヤー
自閉症スペクトラム障害については、世界中でさまざまな研究がすすんでいます。
睡眠障害は体の不調に直結するものですし、一緒に寝ている人にとっても
快眠を妨げることは生活の質を大きく落としかねない問題です。
薬ですと副作用はどうしても気になりますが、状態が緩和するのであれば
選択肢として選べることは当事者や家族にとってはありがたい話です。
自閉症スペクトラム障害(ASD)とひとことでいっても特性や症状は
かなり個別に異なることが多いです。
自閉症スペクトラムのハウツー本なんかを読むと、最終的には
障害を個性として受け止めて寄り添っていきましょうと言うことだけが
一人歩きしてしまっている書籍も…
実際にハウツー本を買ってまで読もうという人たちは、
本当にわらにもすがる思いで情報をあつめています。
今自分自身が子どものことで悩み、受け入れるだけの余裕も知識も無い中で
「個性」として受け止めるのは至難の業です。
最終的にはそういう心構えで我が子を受け止められればお互いの関係や
ストレスも緩和することは間違いないと思いますが、しんどくて悩んでいる人
はそんな風に簡単に割り切れる状態ではないことが悩みをさらに増幅します。
精神的に追い詰められた状態でコレを言われると、
「要は個性と受け止められない親が悪い!」といわれているような気分になり、
より自分を追い詰めるきっかけになってしまうこともあります。
私たちが自閉症スペクトラム障害の人たちの特性を十分に理解して
知識を向上させることも大切なことではありますが、まずは自分自身が
なにがしんどくて、どうして心に余裕を持てないのかという面に着目すること
の方が重要度は高いのかもしれません。
すごくうれしいことがあったときは、ちょっとした残念なことがあっても
「まあいいか」という気持ちになれたり、深く悩みすぎなかったりします。
障害と向き合いすぎて悲観的な思考にさいなまれすぎているときは、
その真逆になります。
支援している人も当事者もさまざまな悩みを抱えがちですが、
お互いが不幸のどん底思考で悪循環にならないように、
自分自身の心と向き合う時間は設けたいものです。
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