2016年06月01日
自閉症の特効薬となるのか?「ラパマイシン」など1年後を目処に本格的な臨床研究開始!
自閉圏のパートナーをもつと日々解決できない悩みが脳裏をよぎっていきます。
当事者の努力や自覚はもちろんないと家族が協力して日常生活の質を高めることは
まず難しいです。
当事者や支援をする立場の人どちらも望んでいるのは今以上に生活がしやすくなることでしょう。
現在はSST(ソーシャルスキルトレーニング)や認知行動療法そして、特性の理解などでカバー
をしていることが主流です。
ADHDなどの場合は、リタリンやコンサータというような薬で改善が見られる
人もいるようですが、依存性も高く、根本的には解決にならずかつ、当事者を
薬で常態化させてしまうというリスクもあります。
アメリカでは、母胎が多く分泌すると言われているオキシトシンが自閉症スペクトラム
に効果的という例もあり、商品として販売されていたりもします。
当事者も支援者も少しでも改善しようと努力している人は多いですが、
この問題を薬で解決するのには若干無理を感じますね。
ただ、研究者の間では自閉症の研究はすすんできております。
ラパマイシンという結節性硬化症に用いる薬が自閉症にも効果をもたらすのではないかと
注目を集めているそうです。こういう話が出てくると私たちはどうしても依存的になりますが、
薬というのは万人に必ず聞くという物ではないことと、治験から製品化するまでには相当な
年数がかかることが予測されるので、過剰な期待は禁物ですね。
過度に期待してはいけませんが、自分の子どもや孫が同じような自閉圏の症状で悩んでいる
ときに生活の質が改善できる薬として役に立つと言うことは充分考えられます。
世界中でこういう研究をし続けてくれる人がいることには頭が下がりますね。
ただ、薬だけでどうにかなる問題ではありませんので、世間的な認知や理解などが
広まっていくことが目先では大切だと思います。
とんでもなく頭が良い人たちが自分の人生をかけて研究しても人間の脳というのは
なかなか解明できないぐらい未知な物なのでしょうね。ある意味宇宙みたいな物です。
一部は分かっているけど、全容が解明できない感じ。
その脳に障害を生まれつき持っている自閉症スペクトラムの人たちも宇宙のようにとらえ
られたら受け止めやすいのかもしれません。宇宙とは想像だけの世界ではなんとなくキラキラ
していて未知の世界でワクワクする面もありますが、空気はないし人類が生きていける場所では
ないという人間にとって脅威の面もあるわけです。
良いイメージも、悪いイメージも表裏一体。かりに悪いところだけ否定したとしても、
宇宙は存在するのです。人間も短所と長所は誰にでも多かれ少なかれあります。
自閉圏の人はどうしても一般的な慣例や発言がスムーズに行えなかったりするので
定型者からすると短所に見えてしまう部分が多いです。
しかし、短所だけ切り離すということは人間にはできないんですね。
悪いところの自分だけ体から切り取ってさようなら!と出来れば良いのですが、
それは自分で自分を傷つける行為でもあるのでしょう。
仮に病気でがんになったとするととてつもない衝撃が襲ってくるでしょう。
しかし、そのがん細胞も実は自分の正常な細胞が変異した物なので、自分自身
なのです。今の西洋医学の治療ですと切除が第一ですが、悪い部分だけ切り取ったから
体全体が健康になるわけではないのです。根本的に日々の生活など受け止め方を
自覚していかなければ、再発することもあります。
そういうことを考えると、やはり悪い面を切り捨てるとか、悪い面を病気で押さえる
ということは必要なときもあると思いますが、臭い物にふたをするような感覚で、
自分自身や相手を見てしまっていると、結局は何も根底は変わらないと言うことに
なるのではないかと思います。
短所も長所も含めて自分自身やパートナーを愛することができたとき本当に
幸せな気持ちになれるのかもしれません。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】アスペルガーの男性が女性について知っておきたいこと [ ...
当事者の努力や自覚はもちろんないと家族が協力して日常生活の質を高めることは
まず難しいです。
当事者や支援をする立場の人どちらも望んでいるのは今以上に生活がしやすくなることでしょう。
現在はSST(ソーシャルスキルトレーニング)や認知行動療法そして、特性の理解などでカバー
をしていることが主流です。
ADHDなどの場合は、リタリンやコンサータというような薬で改善が見られる
人もいるようですが、依存性も高く、根本的には解決にならずかつ、当事者を
薬で常態化させてしまうというリスクもあります。
アメリカでは、母胎が多く分泌すると言われているオキシトシンが自閉症スペクトラム
に効果的という例もあり、商品として販売されていたりもします。
当事者も支援者も少しでも改善しようと努力している人は多いですが、
この問題を薬で解決するのには若干無理を感じますね。
「自閉症の中には、TSC1と2の遺伝子に関係が深いPTENやNF1という遺伝子の変異もあって、病気の仕組みが似ています。こういうグループに関しては、結節性硬化症以外であっても、自閉症にラパマイシンや類似薬が効くのではないかと思っています」
引用元:男の健康
ただ、研究者の間では自閉症の研究はすすんできております。
ラパマイシンという結節性硬化症に用いる薬が自閉症にも効果をもたらすのではないかと
注目を集めているそうです。こういう話が出てくると私たちはどうしても依存的になりますが、
薬というのは万人に必ず聞くという物ではないことと、治験から製品化するまでには相当な
年数がかかることが予測されるので、過剰な期待は禁物ですね。
こうした効果や副作用などを見ながら、今後、1年後をメドに本格的な臨床研究を開始。一般的な自閉症の人たちへの応用に至るまでには、10年くらいかかるだろうと推測する。
引用元:男の健康
過度に期待してはいけませんが、自分の子どもや孫が同じような自閉圏の症状で悩んでいる
ときに生活の質が改善できる薬として役に立つと言うことは充分考えられます。
世界中でこういう研究をし続けてくれる人がいることには頭が下がりますね。
ただ、薬だけでどうにかなる問題ではありませんので、世間的な認知や理解などが
広まっていくことが目先では大切だと思います。
とんでもなく頭が良い人たちが自分の人生をかけて研究しても人間の脳というのは
なかなか解明できないぐらい未知な物なのでしょうね。ある意味宇宙みたいな物です。
一部は分かっているけど、全容が解明できない感じ。
その脳に障害を生まれつき持っている自閉症スペクトラムの人たちも宇宙のようにとらえ
られたら受け止めやすいのかもしれません。宇宙とは想像だけの世界ではなんとなくキラキラ
していて未知の世界でワクワクする面もありますが、空気はないし人類が生きていける場所では
ないという人間にとって脅威の面もあるわけです。
良いイメージも、悪いイメージも表裏一体。かりに悪いところだけ否定したとしても、
宇宙は存在するのです。人間も短所と長所は誰にでも多かれ少なかれあります。
自閉圏の人はどうしても一般的な慣例や発言がスムーズに行えなかったりするので
定型者からすると短所に見えてしまう部分が多いです。
しかし、短所だけ切り離すということは人間にはできないんですね。
悪いところの自分だけ体から切り取ってさようなら!と出来れば良いのですが、
それは自分で自分を傷つける行為でもあるのでしょう。
仮に病気でがんになったとするととてつもない衝撃が襲ってくるでしょう。
しかし、そのがん細胞も実は自分の正常な細胞が変異した物なので、自分自身
なのです。今の西洋医学の治療ですと切除が第一ですが、悪い部分だけ切り取ったから
体全体が健康になるわけではないのです。根本的に日々の生活など受け止め方を
自覚していかなければ、再発することもあります。
そういうことを考えると、やはり悪い面を切り捨てるとか、悪い面を病気で押さえる
ということは必要なときもあると思いますが、臭い物にふたをするような感覚で、
自分自身や相手を見てしまっていると、結局は何も根底は変わらないと言うことに
なるのではないかと思います。
短所も長所も含めて自分自身やパートナーを愛することができたとき本当に
幸せな気持ちになれるのかもしれません。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】アスペルガーの男性が女性について知っておきたいこと [ ...
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5117408
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック