2015年05月05日
中学3年理科@(化学変化とイオン)
中学3年理科@ (化学変化とイオン)
中学2年では、原子・分子なるものを学びました。3年になると、それを掘り下げて、原子・分子が電気を帯びた場合の特性・特徴をみてみます。具体的には、イオンと電気分解、イオンと酸・アルカリを学びます。
(イオンとは)
原子が電子を失ったり受け取ったりして、+やーの電気を帯びたものをイオンという。そのイオンは水に解けた状態で存在し、電気を通します。
イオンの語源は、電気を帯びたものが動くということから、命名されました。その名前のそのままパクったものです。聞きなれない名前とはいえ、怖がらないで、親しんで下さい。
(イオンと電気分解、電池)
皆さんがよく使っている電池はイオンの特性を利用しています。
イオンが流れることにより、電気が流れます。この原理そのものは難しいものとは思いますが、その世界の雰囲気を味わって下さい。
(イオンと酸・アルカリ)
今まで、酸性、アルカリ性といっていたものを掘り下げると、水素イオンと水酸化物イオンの濃度で決まっていました。特に水素イオンと水酸化物イオンはイオンの中での主人公です。この特性を味わって下さい。
イオンの世界は中学生にとっては難しい世界でしょう。もともとこの世界は中学生の2割がある程度わかってくれればいい、といった内容と思います。わかって欲しいと思う子は、将来、理系の大学に進むかもしれない、と思っている子だけでしょう。その他の子はだいたいの雰囲気がわかれば、と思っています。まずはイオンなるものの利用が、私たちの実際の生活に非常に役立っている、と感じることです。利用されていう分野そのものは興味深いものばかりです。スマホの電源しかり、水素自動車しかり、みんなが食べている食塩も水に溶けてイオンに、と私たちの生活に切っても切れない存在です。我々はイオンの存在なしには生きていけません。まずはそのことを感じてください。
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