2015年04月13日
新中学生3年への道 (新中3理科の新世界(イオン)と受験準備)
新中学3年理科の新世界(イオン)と受験準備
訳のわからないイオン登場。 +(プラス)か−(マイナス)の電気を帯びた状態の原子のことをイオンと言います。イオンモールのイオンとは別物です。英会話のイーオンとも別物とも違います。
ただでさえ見えないものを想像もできない場面設定で、その動きまでイメージは難しそうです。但し、私にとっては、アニメの場面設定の方が難しいですが、子どもは違う様です。
子どもは、わけのわからない現象をなんとかしよう、と頑張ってみようとしますが、他の教科の勉強があったり、受験のことを考えて、復習もしなければ、なんて考えているうちに、理科はないがしろになってしまいがちではないでしょうか。
しかし、理科を軽くみてはいけません。理科はコツをつかめば、簡単に点を取れる教科ですが、コツをつかみ難い教科です。 言い換えると、コツをつかめば、少ない勉強時間で高得点を期待できる教科である、と思います。皆さんがんばりましょう。
(課題と対策)
1. どこまで理解すればよいかつかみ難い。
突き詰めれば、きりがありません。中学理科としてどこまでわかっていればよいか、つかみ難い。
対策: 理科の得意な子はとにかく過去問をよく解きましょう。よくみれば同じ様な問題ばかりです。中学理科として要求している理科の範囲が見えてきます。
理科の不得意な子は、過去問の中で点取り問題を徹底的に解きましょう。自分の能力で解ける範囲がみえてきます。自分の能力を大きく超える問題を一人で解いても混乱してしまいます。さらに上を目指す場合は、友達や塾などの先生と一緒に解きましょう。
2. 理科の一貫した考え方がみつけ難い。
理科は現状を分析し法則をみつける。それをつかって、また現実を分析し、世の中に役にたたせていく。
それをするための思考、発想を磨きましょう。
物事を分析するために比較する方法、表現を意識して、問題を解いていきましょう。
比較するためには、なにが同じでなにが違うのか?
それがわかると、その他の現象はどうなると推測できるか?
その結果、どんな面白いことがわかったか?
理科の問題は目先をかえて、いろいろな問題になっている様にみえますが、一歩踏み込むと共通点が見えてきます。表面的な用語、解き方だけにこだわらず、その一歩先を考えましょう。
3. 基本となる道具を使いこなせないと問題が解けない。
分析するための道具をつかいこなせるかどうか?
わかった事実から原理・原則・知りたい事などを見つけるには、事実の整理が必要です。そのため、
分析するためには、割合(パーセント)、グラフ、表、一次関数、が必要です。これらの道具をつかいこなせていない方は、数学の教科書をつまずいたところまで戻って、みなおしましょう。
理科という教科は暗記科目である、といわれたり、考える教科である、と言われたりします。理科に対する考え方ができる子で基本となる道具を使いこなせる子にとっては、理科は暗記科目と感じるでしょう。しかも暗記する内容は受験科目5教科の中でもっとも少ないです。極端に言えば、受験前1週間もあれば、ある程度の点数はとれるでしょう。一方、理科を苦手としている子にとっては、考える教科です。用語は暗記できても、問題で問われている内容がわかりません。記憶したことを取り出せません。早めに、理科の原理・原則、数学の基本を使いこなせる様に、勉強しましょう。
理科は早めに取り組み、考え方をトレーニングしましょう。少ない勉強時間で楽しく学び、気づいたらテストの点数も上がっていることでしょう。
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