2015年08月15日
中学3年英語F (一学期を振り返って)
中学3年英語F (一学期を振り返って)
過去分詞を習いました。これによって、受身の表現や現在完了形の表現を学びました。ますます表現の幅は拡がりましたが、ややこしくなりました。見直してみましょう。
I am liked by students.
I have studied English for one month.
それぞれの文を和訳すると、私は生徒たちに好かれています、私は一ヶ月間勉強しました、となります。それぞれで受動態と現在完了形です、覚えましょう。と言われてわかった気がすればいいのですが、なかなかすっきりしなかったかと思います。じっくり見直してみましょう。
ところで、過去分詞ってなんでしょうか。そういえば現在分詞ってなものもあったな。動名詞って、現在分詞と同じ形をしていた様な、あれ?って感じにならないでしょうか。まず、分詞ってなにものか考えてみましょう。分詞とはなんかから別れた詞、つまり動詞から分かれて形容詞の働きをする様な詞です。動詞に ing や ed などをつけて、形容詞の働きを持たせた単語です。それが現在のことを表せば現在分詞、過去のことを表したものを過去分詞といいます。じゃ動名詞はどうでしょうか。動名詞はあくまでも名詞です。なので、形は現在分詞と同じ ing をつけて同じ格好をしていますが、名詞を表せば、動名詞となります。
受動態はなぜ be 動詞 + 過去分詞なのでしょうか。Be動詞は状態を表現する動詞です。なので、主語が過去分詞で表現された状態である、となります。そのために日本語に直すと受身の表現がぴったりします。あくまでも英語として特別な受動態という形があるのではなく、日本語に直すと受身表現になったということです。英語としては特別な形ではありません。
次に現在完了形はなぜ have + 過去分詞なのでしょうか。Have は、もっているという状態を表現する動詞です。なので、主語が過去分詞で表現された状態をもっているということを表します。なので、過去の出来事による影響を現在もっている、ということで、have をつかっています。それを日本語に訳して、適切な表現がなくてややこしくなっただけです。なので、英語では自然な表現で特別な表現ではありません。
受動態も現在完了形も英語本来のもっているルールがわかれば、自然な表現です。同じ発想で現在進行形も同じ発想で自然な表現です。つまり、〜している、ということを表す現在分詞をBe動詞の後に置くと、〜している状態です、となります。
英語の文型は基本原則があって、それに従って、日本語よりシンプルにできています。英語表現の基本原則をつかんで、シンプルに考えると長文も読みやすくなります。英語がややこしかったら、英語が世界中に拡がっていなかったはずです。今までに習ったことを見直すことによって、”そうだったのか!”を味わってみてください。
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