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2015年05月20日
日本初の女子歯科医学専門学校
亀達の住処近く、壱岐坂を後楽園方面から本郷通りへ向かう途中、
大きなモザイクが目を引く建物が左手に見えます。
現『東洋学園大学』本郷キャンパスです。
此の学校、古くは1926年(大正15)に
日本初の『女子歯科医学専門学校』として発足した歴史を持つ学校で、
5月11日から10月30日まで『東洋女子歯科厚生学校展』が行われています。
実は亀の伯母が此処の卒業生で(伯母は『女子歯科医学専門学校』卒)、
展示の告知案内を発見してから二匹で「見に行ってみようか?」と話していたのですが、
亀子の仕事に少し余裕が出来たので『東洋学園資料室』へとお邪魔したのです。
現行の歯科大学に相当した此の学校は
敗戦による占領期の学制、医療制度の改革によって閉鎖された後、
東洋女子短期大学として再発足し更に現行の4年生大学に移行したとか。
資料室には当時の歯科医療のツールなどが展示されていましたが、
担当の係りの方からのお話では、歯科医学専門学校時代の資料などは
集めようにも卒業生のほとんどの方は高齢のため、
まだまだ不足して、多くの事実が未確認とか。
もし資料などをお持ちの方がいれば、どのようなものでも良いので
ご一報頂ければ嬉しいと仰っていました。
ちょうど、学園に伺った時は午後の講義が始まる直前。
校舎には多くの学生さんがいて「大勢いるんだね」と二匹でびっくり。
しばしアカデミックな風囲気の中で過ごした二匹なのでした。
壱岐坂沿いに有るモニュメント