アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog
1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2012年1月 21日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

今日は、昨日に引き続き「沖縄トラフ深海底下において液体二酸化炭素プールを発見」の報告の紹介です


沖縄トラフ深海底下において液体二酸化炭素プールを発見
二酸化炭素やメタン等を栄養源とする極限環境微生物が生息(その5)
平成18年8月28日
独立行政法人・海洋研究開発機構

4.研究の結果(2/2)
堆積物の解析:
液体二酸化炭素およびハイドレートを含んだ堆積物から直接DNAを抽出し、微生物遺伝子の塩基配列を解析した結果、メタンや二酸化炭素・硫黄化合物などを消費する微生物系統が検出されました。

また、二酸化炭素を栄養源とする酵素の遺伝子やメタンを酸化する代謝経路の酵素の遺伝子も検出されました。

これらの堆積物から抽出した微生物の脂質や炭素同位体の化学分析などから、堆積物中の微生物がメタンもしくは二酸化炭素を主な栄養源として生息していることが明らかとなりました



追記地中貯留を使えば世界で少なくとも2兆トン、国内でも推定52億トン〜1500億トンのCO2を貯留できる可能性が高く、これは世界の年間排出量240億トン(国内13億トン)をはるかに上まわる量であるとの事。

二酸化炭素を海底に捨ててしまうという事がかなり現実味を帯びてきている事に驚きを感じる。なお過去にも「地下にCO2を封印」というストーリーがあったらしい。

しかし、この後、この一件がパンドラの箱を開ける程の騒ぎに発展して行く事になるのだが・・。(続く)

☆今日は朝から冷たい雨がぱらついていた。お陰で、前日に降った雪が綺麗に融けてくれたのだが、寒くて陽射しも無いので、気分は朝から夜だった。

夕方からは、雨も結構な本降りとなり、先人達の残した節分を当てに、間近に迫った春の訪れを心待ちにする。
梅一輪 一輪ほどの暖かさ
服部嵐雪の俳句。梅の花が一輪また一輪と咲くにつれて、気候も少しずつ暖かさを増すという意味だが、昔は風情を感じるが、今はこんな感じ

梅一輪 秋刀魚は七輪 隣のオヤジは競輪
まあ、どちらも暑くなる事には変わりはなさそうで、良い落ちだねー。













1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2012年1月 20日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

今日は、昨日に引き続き「沖縄トラフ深海底下において液体二酸化炭素プールを発見」の報告の紹介です


沖縄トラフ深海底下において液体二酸化炭素プールを発見
二酸化炭素やメタン等を栄養源とする極限環境微生物が生息(その4)
平成18年8月28日
独立行政法人・海洋研究開発機構

4.研究の結果
熱水活動域と二酸化炭素プール:
「しんかい6500」による観察によって、第四与那国海丘熱水活動域の中心は、300℃を超す熱水を噴出している高まりであることが明らかになりました。

その周囲には、200℃前後の熱水噴出孔や液体の二酸化炭素の湧出が観察されました。
さらに、ここから南方に50mほど離れた地点に、白くまだら状に変色し、底性生物に乏しいエリアを確認しました。

本エリアに「しんかい6500」が着底すると、着底の衝撃によって海底下から漏れだす液体二酸化炭素の湧出が認められ、35cmの柱状採泥器を海底に挿して引き抜くと、海底下から大量の液体二酸化炭素の湧出がありました。

本環境では、海底表層に熱水のガス成分に由来する液体またはハイドレート状の二酸化炭素がプール状に存在していることが明らかとなりました。



☆今日のアジア市場は、欧州債務危機の中ではあるが、親分の統制のもと、ほぼ全面高となった。
一方、ヨーロッパ市場は、ギリシャのデフォルト(債務不履行)も、ちらついてはいるが、国際通貨基金(IMF)が融資向け原資の大幅拡大する事等で安心感を誘っており、市場は素直に反応。

しかし、市場はさすがに無理押しで一服感が漂い、小幅であるが一斉に全面安となっている。
(現地時間、14時頃)

しかしながら、親分の国の各種経済指標が改善傾向にあるとのデーターをもとに、完全に姿勢制御されて来ており、その裏打ちで世界市場の動きも数日前からガラッと変化して来ているので、このまま2月中旬過ぎまでは高い相場が続きそうである。













1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2012年1月 19日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

今日は、昨日に引き続き「沖縄トラフ深海底下において液体二酸化炭素プールを発見」の報告の紹介です


沖縄トラフ深海底下において液体二酸化炭素プールを発見
二酸化炭素やメタン等を栄養源とする極限環境微生物が生息(その3)
平成18年8月28日
独立行政法人・海洋研究開発機構

3.研究の方法
海洋研究開発機構は2003年と2004年に南部沖縄トラフ第四与那国海丘熱水活動域(水深1370-

1385m)に於いて、「しんかい6500」による調査を行い、噴出熱水、海底から湧出した液体二酸化

炭素、堆積物などを採取し、微生物学的・地球化学的特性について様々な解析を行いました。



追記今日の読売の一面を飾っていたトップニュースを紹介。
政府は18日、日本の排他的経済水域(EEZ)内である愛知県渥美半島の南方沖70〜80キロ・メートルの海底で、2月中旬をメドにメタンハイドレート掘削試験に入る方針を固めた。

次世代のエネルギー源として期待されるメタンハイドレートの海底掘削を本格的に実施するのは世界で初めて。政府は来年には実際に採掘し、ガスを生産する試験を行う予定だ。

今回掘削を行う周辺海域には、日本の天然ガス消費量の十数年分と見込まれる約1兆立方メートルのメタンハイドレートが埋蔵されているとみられる「東部南海トラフ海域」があり、掘削試験の対象地点として有望だと判断した。

2011年度予算に関連経費として89億円を計上している。


☆しかし、日本のエネルギー問題を考える上ではとても良いニュースなのだが、この海域は次に大地震が起きるとされている東南海トラフ地域である。

この試掘によって、岩盤を傷つけ地震のきっか掛けを作らないとも限らない。試掘だけならば、もっと別の場所を選定するべきだと思うのだが・・。

それとも、ひずみが少ないうちに早目に起こそうと考えてなのかもね?
一寸、気になるニュースでした・・。

☆今日のアジア市場は、欧州債務危機の中ではあるものの、親分の統制のもと、ほぼ全面高となった。
一方、ヨーロッパ市場は、ギリシャのデフォルト(債務不履行)も、国際通貨基金(IMF)が融資向け原資を1兆ドル拡大する事を提案しているとの報道が安心感を誘って、市場は全面高となっている。(現地時間、14時頃)

又、今日はスペインおよびフランスの国債入札があって心配されていたが、当然の如く、軽く一蹴。(ムードが違っているのだ)
フランスの国債入札は16日にも実施されたが、これは短期債だった為、特に警戒感はなかった。

ただ、今日、実施された国債入札は償還期間が2−28年と長め。前週末のS&Pによる、格下げの影響が気掛かりとなり、積極的には買い上がれないだろうとの予測があった。

しかし、世界市場の動きが数日前からガラッと変化。
完全に親分の統制のもとに、見事に姿勢制御されている。
原油価格も頭打ちだし、資金が市場にUターンしたかもね?













1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2012年1月 18日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

今日は、昨日に引き続き「沖縄トラフ深海底下において液体二酸化炭素プールを発見」の報告の紹介です


沖縄トラフ深海底下において液体二酸化炭素プールを発見
二酸化炭素やメタン等を栄養源とする極限環境微生物が生息(その2)
平成18年8月28日
独立行政法人・海洋研究開発機構

2.背景
深海における低温・高圧環境下では、二酸化炭素は液状化し、海水と反応する事でハイドレートと呼ばれる結晶を形成します。

海底で液体の二酸化炭素が湧出している例は世界的にも珍しく、これまでに中部沖縄トラフの伊是名海丘の熱水活動域と、北部マリアナ弧永福海山で確認されていますが、この様な極限的な環境における微生物の生態系を研究した例はありません。

近年、各国が温室効果ガスの削減に努める一方で、人工的に二酸化炭素を海洋投棄する計画がIPCC(気候変動に関する政府間パネル)等によって提案されています。

また、火星の極冠部は固体の二酸化炭素と氷で形成されており、その地下には生命が存在する可能性が指摘されています。

このように、二酸化炭素に関連した研究が注目されており、深海における液体二酸化炭素環境の研究は、様々な分野への示唆を与えるものと考えられています



追記:(前日より続く)同機構によれば、CO2を帯水層に送り込むと、最終的には地層中に広がる水に溶け込むという。

それより上の地層に水や空気を通さない岩盤があれば、漏れ出す心配は少ないと見ている。
計画では、工業用のCO2を1日約40トンを目標に注入。1年をかけて合計約1.5万トンを送り込み、地層内での動きや鉱物との反応性を調べ、安定して貯める事が出来るかどうか判断する。

地下にCO2をためる方法は「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)でも検討対象に挙げられている。
同機構は、国内と近海の地下には、日本の年間CO2排出量の70〜80年分に相当する900億トンをためられる地層があると推定する。(続く)


☆今日のアジア市場は、欧州債務危機の中、昨日は中国の経済指標が予想よりも良かった事を好感し、全面高となったが、今日は高安マチマチ。
中国(上海)は戻り高値では売り物が優勢となり1.4%程下落した。

一方、ヨーロッパ市場は、ギリシャがデフォルト(債務不履行)に陥る可能性が高いとの報道を受け、午前中は金融株中心に下落していたが、後場に入り、世界銀行が2012年の世界経済成長見通しを引き下げた事などを嫌気するも、国際通貨基金(IMF)が融資向け原資を1兆ドル拡大する事を提案しているとの速報に反応し、上昇に転じている。

昨日の世界市場の動きは、完全に親分の統制のもとに、見事に姿勢制御されていた。
暫くは、こんな感じで行くのだろうかね?ぶりっ子で逃げる気か・・?。

現在、此方も高安マチマチとなっているが、高い所が多い。(現地時間、14時頃)













1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2012年1月 17日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

今日は、「沖縄トラフ深海底下において液体二酸化炭素プールを発見」の報告の紹介です。


沖縄トラフ深海底下において液体二酸化炭素プールを発見
二酸化炭素やメタン等を栄養源とする極限環境微生物が生息(その1)
平成18年8月28日
独立行政法人・海洋研究開発機構

1.概要
海洋研究開発機構・極限環境生物圏研究センターは、北海道大学・九州大学・岡山大学・産業技術総合研究所及び、ドイツのマックスプランク海洋微生物学研究所と共同で、海洋研究開発機構の有人潜水調査船「しんかい6500」を用いて、沖縄トラフ南部にある熱水活動域を調査し、熱水噴出孔近傍の堆積物中に、メタンや硫黄を含む液体二酸化炭素のプールを発見しました。

さらに、そこから採取した堆積物等の解析により、メタンや二酸化炭素・硫黄化合物などを栄養源とする極限環境微生物が生息している事を発見しました。

本研究成果は、極限環境における生態系の理解のみならず、温室効果ガスの海洋投棄計画や、火星の極冠部※における、生命存在の可能性を議論する上で極めて重要な発見です。



※極冠部
火星の北極や南極部分。近年のNASAの調査によって固体の二酸化炭素と氷から出来ている事が明らかとなっており、生命に有害な紫外線などを防ぐ役割があると考えられている


追記:地球温暖化の大きな原因とされる二酸化炭素(CO2)を地下に閉じこめる初の実証試験が、平成12年3月から平成17年1月にかけ、新潟県長岡市で行われた。

二酸化炭素(CO2)を地下1100メートルにある帯水層に送り込み、安全に閉じこめられるかを調査するのが目的。

政府が発表した「地球温暖化対策推進大綱」で温暖化防止の革新的技術に位置づけ、実用化につなげたいとの考えからだ。

財団法人・地球環境産業技術研究機構(京都府)が経済産業省の補助を受けて研究。
実証試験は、長岡市にある帝国石油の天然ガス田で行なわれた。(続く)


☆今日のアジア市場は、欧州債務危機の中でも、中国の経済指標が予想よりも良かった事を好感し、全面高となった。

一方、ヨーロッパ市場は、格付け会社フィッチが17日、ギリシャがデフォルト(債務不履行)に陥る可能性が高いとの見方を示した。
ただ、デフォルトに陥った場合でも秩序立った形になるとした。

スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)も前日の16日に、ギリシャが間もなくデフォルト(債務不履行)に陥るとの見方を示した。

しかし、親分の統制の執れた姿勢制御により、現在、此方も全面高となっている。
(現地時間、14時頃)













1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2012年1月 16日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

今日は、昨日に引き続き、「太平洋プレートの屈曲に伴う新しいタイプの火山の発見」の報告の紹介です


太平洋プレートの屈曲に伴う新しいタイプの火山の発見(その6)
平成18年7月27日
独立行政法人・海洋研究開発機構/国立大学法人・東京工業大学

5.意義と今後の発展(2/2)
又、本調査海域はこれまで火山や地震などの活動が起こっていない静穏な場所と考えられていた為、この様な場所で、新しいタイプの火山を発見した事は、世界の他の海域においても同様の火山が見つかる可能性を示唆しています。

更に、同火山の溶岩は、太平洋プレート深部(下部地殻からマントルまで)の岩石断片を捕獲岩※5として包有している事から、古い海洋プレートの構造・発達史を理解する上でも重要です。

加えて、水深6,000mの深海底調査は困難を伴う事から、今回の成果は、日本の高い海洋調査技術水準を示すものとしても極めて貴重な発見と言えます。

今後は、採取した岩石試料の分析・解析を更に進め、海洋プレートの構造を明らかにすると共に、平成17年に実施した海底電位磁力計による、マントル深部構造の解析を急ぎ、来年度以降も引き続き地殻熱流量測定等の調査航海を実施し、プレートモデルの検証を行う予定です。



※5捕獲岩
火山岩中に取り込まれている別種の岩石。マグマが地下深部から上昇する際に、火道壁を崩して取り込んだものと考えられる。


追記地球内部の物質を調べるには、どのような方法があるのでしょうか? 

その答えは、地球表面の火山が握っています。
火山を作るマグマは、地下のある深さの岩石が融ける事によって作られます。

従って、マグマを分析する事によって地球深部の物質に関する情報を得る事が出来るのです。 

中央海嶺で噴出するマグマは、地球の浅い部分の上部マントルが溶けて作られます。
一方、ホットスポットで噴出するマグマは、地球の深い部分から上昇して来る、マントルプルームがプレート直下で溶けて作られます。

したがって、中央海嶺の溶岩が上部マントルを、ホットスポット火山が下部マントルの組成を反映していると考えられます。

では、プチスポットはどうでしょうか? 
プチスポット火山をつくるマグマは、地下90km以深で作られたと考えられています。

そこはちょうどプレートの直下の上部マントルですので、プチスポットは「上部マントルを覗くための新しい窓」という事になります

☆今日のアジア市場は、欧州債務危機の中、先週発表されたフランスを含む、ユーロ圏9か国の長期国債格付けの引き下げ影響を受け、ほぼ全面安となったが、下げ幅は小幅に止まり、いかにアジア市場が欧米に主導されているかを物語る動きでもある。

一方、ヨーロッパ市場は、心配されていたスペイン、イタリアの国債入札が無事通過したものの、突如、13日にスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、最上級の「AAA(トリプルA)」のフランスを含む、ユーロ圏9か国の長期国債格付けを引き下げたと発表したのだ。

先週の10日に、格付け会社フィッチによる「フランスに対して、今年中の格下げ報告をする見通しはない」との発表が好感されていただけに、「一体どうなってるのよ」と驚きの市場なのだが、どうもヨーロッパでは、既に織り込み済みであった様で、知らぬは日本などのごく一部である様だ。

現在は、高安マチマチとなっている。(現地時間、14時頃)













1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2012年1月 15日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

今日は、昨日に引き続き、「太平洋プレートの屈曲に伴う新しいタイプの火山の発見」の報告の紹介です


太平洋プレートの屈曲に伴う新しいタイプの火山の発見(その5)
平成18年7月27日
独立行政法人・海洋研究開発機構/国立大学法人・東京工業大学

5.意義と今後の発展(1/2)
プレートテクトニクス説では、アセノスフェアは海洋プレートの下に地球的規模で広がる部分、融解帯とされて来ましたが、最近の学説では、アセノスフェアが部分融解状態にある事が疑問視されています。

既知の、3つのタイプの火山のうち、今回発見された火山と同様に、プレート内の火山活動であるホットスポットでは、マントルが地球深部からの上昇に伴い、減圧される事によってマントル物質が融解しマグマを発生すると考えられ、1ヶ所に大規模な火山が形成されます。

しかし、今回発見された火山では、太平洋プレートの屈曲部の幅400kmにわたり、小規模な火山群が形成されています。

これは、ホットスポットとは異なり、マントル上昇流は伴わず太平洋プレートが屈曲する事によって出来た亀裂に沿って、アセノスフェアから少量のマグマが浸み出す事により形成された、新しいタイプの火山であると考えられます。

これは、アセノスフェアが部分融解している事を示すものとして極めて注目されます



※4シングルチャンネル反射法音響探査
エアガンにより発信した音波(地震波)が比較的浅い海底や地層境界で反射され、海面に戻った音波を調査船から曳航している受信ケーブルで受信し、その記録を解析する事により海底下の構造を調査する方法。(前日の4.発見に至る経緯と成果(2/2)の中での注記)


注記今日もとても寒い日であった。そんな中、朝の11時過ぎ消防車のサイレンがけたたましく何台ともなく家の前を通過。
しかし、直ぐにサイレンが鳴り止むので、これは近い。急いで現場に走る。

家から2〜3分の所にある木造モルタル2階建て住宅が火元らしい。

近所の人の話では、母は数年前に亡くなり、現在は父と息子の二人暮らしであったという。
しかし、最近、父が入院したらしく、現在は息子一人で暮していたらしい。

息子と言っても40〜50代らしいが、無事は確認されているとの事。
この火事で、隣接するアパートに延焼被害。何所帯かが被害にあったらしい。

結局、夜になっても消防車1台は鎮火確認の為か現場に待機していた。













1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2012年1月 14日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

今日は、昨日に引き続き、「太平洋プレートの屈曲に伴う新しいタイプの火山の発見」の報告の紹介です


太平洋プレートの屈曲に伴う新しいタイプの火山の発見(その4)
平成18年7月27日
独立行政法人・海洋研究開発機構/国立大学法人・東京工業大学

4.発見に至る経緯と成果(2/2)
平成17年5月には「しんかい6500」潜航調査により、岩石試料の採取及び火山の観察を行いました。
さらに、「かいれい」によるシングルチャンネル反射法音響探査※4によって海底堆積物に貫入した溶岩の様子を確認しました。

上記調査で採取した岩石試料の解析、及び調査航海によって得られたデータを元に、この火山の

形成要因を考察した結果、日本列島の下に沈み込む太平洋プレートが、プレートの沈み込む速度

がプレートの移動速度より遅くなる為に、日本海溝から約600km沖合で屈曲する事によって上部

に細かい亀裂が出来、その結果、太平洋プレートの下のマントルから、少量のマグマが浸み出さ

れる事により噴火したものと考えられます



追記:(前日から続き)予測は的中し、小規模な火山群が確認された(2004年)。

海底面からの高さは50〜100m、直径は1〜2kmという小さな火山だったが、そこから新しい溶岩が採取され、2005年には、有人潜水調査船「しんかい6500」による潜航調査で、海底火山から噴出した新しい枕状溶岩や火山の周囲に点在する火山弾が確認された。

当初、なぜここで火山活動がおきたのか、その理由が分からなかった。
これまで説明されている地地球上の火山活動の、どのタイプにも当てはまらなかった為、「プチスポット」と名づけられた。













1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2012年1月 13日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

今日は、昨日に引き続き、「太平洋プレートの屈曲に伴う新しいタイプの火山の発見」の報告の紹介です。


太平洋プレートの屈曲に伴う新しいタイプの火山の発見(その3)
平成18年7月27日
独立行政法人・海洋研究開発機構/国立大学法人・東京工業大学

4.発見に至る経緯と成果(1/2)
平成9年11月、海洋調査船「かいれい」及び無人探査機「かいこう」による調査において、一億三千万年前に形成された太平洋プレート上に、約6百万年前に噴出した新しい溶岩(玄武岩試料)を発見しました。

上記の発見を元に、平成15年6月より、同海域での総合調査を実施しました。

これは、太平洋プレートの動きを6百万年分元に戻した地点において、現在も噴火活動が続いていることを予測して調査を実施したもので、小規模な火山群を確認し、平成16年6月には、その内一つの火山から新しい火山岩を採取する事に成功しました



追記発見のきっかけは、1997年11月、日本海溝にほど近い太平洋プレートの調査で、約600万年前に噴出した溶岩(玄武岩)を見つけた事だった。

この一帯のプレートはおよそ1億3000万年前に形成されている事から、発見された溶岩はプレート形成時のものとは違う。

研究グループは、この溶岩が噴出した場所をみつける為、太平洋プレートの動きを600万年分さかのぼった地点で詳しい調査を行った(2003年)。

太平洋プレートは、この付近では年間に10cm程度の速さで西北西方向に移動している。
したがって、最初に溶岩が見つかった地点から東南東約600kmの海域で、噴火活動がおきていると予測したのだ。

☆今日のアジア市場は、欧州債務危機の中、スペインとイタリアの国債入札に関心が集中したが、ECB(欧州中央銀行)による事前の資金手当もあって無事通過した。
この流れを好意的に捉え、市場は高い所が多くなった。

一方、ヨーロッパ市場は、12日開催のECB(欧州中央銀行)理事会では、政策金利が据え置かれ、予想外の利下げがユーロの一段安を招くという事態は避けられた。

13日にもイタリアの国債入札が予定されているが、昨年12月21日に実施した期間3年の無制限の資金供給オペが金融機関の資金繰り不安を後退させるうえで効果を上げているとの見方が大勢を占め、波乱はなさそうである。
この為、現在は、ほぼ全面高での推移となっている。(現地時間、12時半頃)













1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2012年1月 12日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

今日は、昨日に引き続き、「太平洋プレートの屈曲に伴う新しいタイプの火山の発見」の報告の紹介です


太平洋プレートの屈曲に伴う新しいタイプの火山の発見(その2)
平成18年7月27日
独立行政法人・海洋研究開発機構/国立大学法人・東京工業大学

2.背景
地球上の火山活動は、主に次の3つのタイプに分類されると考えられて来ました。
1)太平洋中央海膨や大西洋中央海嶺におけるプレート※1形成域火山活動
2)日本列島等の島弧沈み込み帯域におけるプレート収束域火山活動
3)ハワイ、ポリネシア等のホットスポット※2におけるプレート内火山活動

今回発見された海底火山は、日本海溝に沈み込む事により太平洋プレートが僅かに屈曲する為に、プレート下に広がるアセノスフェア※3から、少量のマグマが噴出したものと考えられ、上記の3つのどのタイプにも属さない新しいタイプの火山と考えられます。

類似の深海底火山はハワイホットスポット周辺のプレート屈曲部で発見されていますが、これまでホットスポット活動の一部と考えられて来ました


※1プレート
地球表層を覆う堅い岩盤のことで、海洋プレートは、上部約5kmの厚さの地殻とその下のマントルの最上層から構成されており、数十kmから100kmの厚さをもつ。
ほぼ同義語としてリソスフェア(岩石圏)と呼ぶこともある。


※2ホットスポット
マントル深部に固定した高温の熱源部分。そこから生じる高温のマントル上昇流がマグマを形成し、真上のプレートに火山活動が生じるといわれている

※3アセノスフェア
プレートの直下で粘性の低いマントル部分を指す。固体の岩石であるにも関わらず、粘性が低いために流動性があり、ゆっくりとプレートを乗せて動いていると考えられる。


追記日本列島の下に沈み込む太平洋プレートにおいて、プレートの沈み込む速度がプレートの移動速度より遅くなる為に、太平洋プレートが、日本海溝から約600km沖合で屈曲する事になる。

この為、上部に細かい亀裂が出来、プレート下部のマントルから少量のマグマが浸み出される事により噴火したものと考えられます


☆今日のアジア市場は、欧州債務危機の中、ハンガリーが財政赤字削減に対する取り組みが不十分だとして、EU財務相理事会は、ハンガリーに抜本的な赤字削減を勧告するよう求めた。
この勧告に従わない時には、EUからの資金の停止制裁に踏み切るのではとの観測から、模様眺めに終始。安い所が多くなった。

一方、ヨーロッパ市場は、ECB(欧州中央銀行)理事会(12日)、スペインの国債入札(12日)、イタリアの国債入札(12、13日)などが予定されているが、国債入札はECB(欧州中央銀行)による買い支えの観測が濃厚。

又、ECBの0.25%の利下げ予想もあり、現在は、ほぼ全面高での推移となっている。
(現地時間、13時頃)













<< 前へ     >>次へ
プロフィール

がくがく
リンク集
<< 2012年01月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
最新記事
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。