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1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2011年6月30日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

昨日に引き続き、地球温暖化の大本とされるCO2が、海水に蓄積される量と速度を研究、実証した報告です


海洋における人為起源CO2の吸収量が十年規模で大きく変動することを実証
−南インド洋の人為起源CO2の蓄積速度は、北太平洋の2倍(その5)−
2010年12月 21日
独立行政法人・海洋研究開発機構

5.今後の展望
南インド洋や南太平洋で人為起源CO2の蓄積速度が平均の2倍である事、南インド洋で蓄積速度が十年で倍増している事は、IPCC等の報告書でも考慮されていない現象です。

蓄積速度が2倍となっている事は、これまで全く想定されていなかった、大きな値の差であり、人為起源CO2を海洋が吸収する役割について、抜本的な見直しを迫るものです。

倍増の要因としては、南大洋からの人為起源CO2の輸送が係わっていると推定されますが、これは南大洋ではCO2の吸収が減少している、という従来の報告とは異なるもので、この点でも見直しが必要です。

南インド洋はCO2の高精度データが極めて乏しく、詳細な結果が得られたのも、今回が初めてです。
南インド洋の人為起源CO2の蓄積量は、南大洋からの輸送量に左右される事が推定される事から、海洋循環研究チームでは、平成23年度に東部インド洋(平成23年12月4日〜平成24年2月8日)、平成24年度には南大洋の調査(時期は未定)を行います。

さらに、今回の調査で明らかになった人為起源CO2蓄積速度の増加の原因を究明し、気候変動モデルに反映させるなど、温暖化予測研究の向上に努めます



追記:南インド洋の南緯20度に沿って観測されたデーター結果ですが、20度というと、オーストラリアとアフリカのマダカスカル島を結ぶ線上なんだよね。

後進国の急激な工業化、ゴミの海洋投棄も大きな原因となっているのかもね。

日本だって、ついこの間まで、膨大なゴミを海洋投棄していたからね。
それらを食べて元気に育つ魚、それを食べる人間。
グルグル廻っているんだね。

★今朝8時過ぎに長野・松本で震度5強の揺れがあったが、今週は一寸警戒しなければいけないのかなと思っているだけに、驚いたね。

長野中部では、昨日、今日と地震が頻発している。
昨日は霧島連山の新燃岳が噴火、その前日は熊本で震度4の地震が発生。

木村教授の得意分野、地震と火山の相対関係かもね。

☆ 昨日の天気予報では、今日も暑くなるとの予報が出ていたので、朝からカーテンの洗濯に取り掛かりました。
第二弾もレースのカーテンと決め、240センチ5枚を洗濯。
6月だっていうのに、やたらに暑いね。
ますます、夏は水いじりに限るね











1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2011年6月29日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

昨日に引き続き、地球温暖化の大本とされるCO2が、海水に蓄積される量と速度を研究、実証した報告です


海洋における人為起源CO2の吸収量が十年規模で大きく変動することを実証
−南インド洋の人為起源CO2の蓄積速度は、北太平洋の2倍(その4)−
2010年12月 21日
独立行政法人・海洋研究開発機構

4.結果と考察
産業革命以降、1990年代中頃までに、海洋中に蓄積された人為起源CO2は、炭素に換算して1平方メートル当り年6〜7gと推定されていましたが、今回の調査で得られた、南インド洋亜熱帯域での値は、1平方メートル当り、年およそ12gで、その約2倍の値となり、産業革命以降、倍の速度でこの海域に人為起源CO2が蓄積されるようになった事が明らかとなりました。

又、今回の調査期間(1995年〜2003年/2004年)で得られた蓄積速度を、それ以前の期間(1978年〜1995年)で得られた蓄積速度と比較した所、近年の方が蓄積速度がより大きくなっている事が分かりました。

つまり、海洋における人為起源CO2のある時期における吸収量は、同じペースで行われるのではなく、十年規模で変動している事が、世界で初めて示されました。

したがって、温暖化予測に不可欠な人為起源CO2の海洋による吸収量の見積もりは、少なくとも十年間隔で改定する必要があると考えられます



追記: 「十年ひと昔」と言われますが、温暖化予測データーも、十年間隔に改定するんですね。
1990年と言えば、世界は劇的に変わりました。

ベルリンの壁崩壊、東西冷戦の終結、中国の市場経済導入と、世界が大きく変化した時代だったからね。
きしくも日本では、バブル崩壊を迎え、右肩上がりの経済が、右肩下がりの経済の幕開けともなり、現在も、尚その足取りは重いままです。

それもその筈、かつての世界の工場と呼ばれた日本から、中国に物作りの拠点が移ったからです。もう、あれから21年目何ですね。

☆今日も暑くなったね。現在、部屋で35度、扇風機だけで頑張っております。
この暑さと陽射しに感謝して、朝から例年行う、年に1度のカーテンの洗濯に取り掛かりました。

第一弾はレースのカーテンと決め、180センチ2枚、90センチ2枚、240センチ1枚だけにした。
この夏は未だ入り口だからね。

カーテンの洗濯は涼しげだし、干す場所は元の場所に戻しておくだけだから、簡単なんだよね。
夏は水いじりに限るね











1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2011年6月28日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

昨日に引き続き、地球温暖化の大本とされるCO2が、海水に蓄積される量と速度を研究、実証した報告です


海洋における人為起源CO2の吸収量が十年規模で大きく変動することを実証
−南インド洋の人為起源CO2の蓄積速度は、北太平洋の2倍(その3)−
2010年12月 21日
独立行政法人・海洋研究開発機構

3.研究方法の概要
本研究では、南インド洋で高精度データを得るとともに、北太平洋、南太平洋、南大西洋で新たに得られたデータについても共通の解析を行う事により、海洋の人為起源CO2量とその蓄積速度を、定量的に明らかにする事を試みました。

又、海洋が吸収する人為起源CO2量に変化がないかを調べるために、南インド洋で1995年以前に得られた観測データと今回の観測データを比較する事によって、南インド洋での人為起源CO2量が、10年単位でどの程度変化したのかについても調査しました。

この為、2003年12月から2004年1月にかけて、南インド洋の南緯20度に沿って設定された観測ラインで、海洋研究開発機構が所有する海洋地球研究船「みらい」を利用して、海面から海底まで最大で36層の深さで海水を採取し、塩分、溶存酸素、栄養塩、全炭酸(注3)、全アルカリ度などの項目の高精度測定を行いました。

その結果から得られた全炭酸の値について、淡水の出入りによる海中の物質の濃度変化の影響を、塩分の値を用いて補正し、さらに、生物活動の影響を取り除く為に溶存酸素の値を用いて補正しました。

又、1995年にアメリカ合衆国のチームによって得られたデータを用いて、同じ計算を行い、2003年の計算値と、1995年の計算値の差を、この期間の人為起源CO2の増加として、この海域での人為起源CO2の蓄積速度を評価しました



注3 全炭酸: 
水中の無機炭素の総称。海水中では、二酸化炭素(CO2)、炭酸(H2CO3)、炭酸水素イオン(HCO3-)、及び炭酸イオン(CO32-)の形で存在する。


追記大海原の真ん中で、ぽつんと水を汲み上げ観測してるんだから、ホント研究って地道な作業なんだよね。

国に入るお金より、出すお金の方が多い原因は研究してるのかね・・。
やはし敵がいないと、真面目に研究もしないね。
(その敵が自分も含め、身内だから問題なんだろうね)

外は久し振りに夏空になったので、どこも洗濯物が賑やか。
何か空だけ見ていると、春先の青空に見えるんだけどね・・











1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2011年6月27日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

昨日に引き続き、地球温暖化の大本とされるCO2が、海水に蓄積される量と速度を研究、実証した報告です


海洋における人為起源CO2の吸収量が十年規模で大きく変動することを実証
−南インド洋の人為起源CO2の蓄積速度は、北太平洋の2倍(その2)−
2010年12月 21日
独立行政法人・海洋研究開発機構

2. 背景
人為起源CO2が、海洋にどれほど蓄積されているかを精度良く見積もる事は、人為起源による、大気中のCO2濃度の増加や、地球温暖化予測に不可欠です。

観測により、大気中に放出された人為起源CO2のおよそ3分の1が海洋に吸収されていると考えられていますが、これまでは、海洋中のCO2濃度を定量的に検出する為の高精度データと、全アルカリ度、溶存酸素、栄養塩等の海水中のCO2濃度に影響される項目について、高精度データが少なく、定量的な評価を行う事が出来ませんでした。

この為現在、国際的なプログラム(注2)として、大洋スケールで海洋中のCO2濃度や、関連する項目の測定を高精度で行い、十年規模での人為起源CO2の吸収や蓄積の変動を明らかにしようとする研究が行われています。

本成果は、このプログラムの一環で得られたものです


注2:
大洋スケールで高精度観測を実施するプログラムとしてGlobal Ocean Ship-Based Hydrographic Investigations Program (GO-SHIP) がある。日本のほか、アメリカ合衆国、ドイツ、イギリス、フランスなど、11か国が参加している。


追記:福島原発の事故により、福島県では放射線に対する不安が広がっている為、、全ての県民を対象に健康調査を実施する事にした。

3/11の事故直後から、県民一人一人の自己申告を下に追跡調査が始まるが、まる3ヶ月以上が経過した今となっては、記憶も定かではないだろう。

そして、今日27日から、比較的高い放射線量が計測されている浪江町と飯舘村、川俣町山木屋地区の住民から120人を選び、「ホールボディーカウンター」という機械などを使い、体内にある放射性物質の量を測定する事となり、先発隊10人が検査が行われる放射線医学総合研究所(千葉市)で検査を受けた。

結果は120人の検査終了から、10日後位に判るとの事。
これは、当然だけど福島だけの問題ではないよね。

首都圏にも大量に飛散している事が鮮明になっているのだから、何らかの措置、対策を取る事が必要だと思うのだが。

現在、中国が建設中の原子炉は28基程あるが、これは全世界で建設中の原子炉の約40%に当たる。これらの原発での事故を想定しての、データ収集にもきっと役立つ筈。

又、黄砂に加え、放射能注意報が発令されるかもね。
嫌な時代になったね・・。











1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2011年6月26日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。
そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

今回は、地球温暖化の大本とされるCO2が、海水に蓄積される量と速度を研究、実証した報告です


海洋における人為起源CO2の吸収量が十年規模で大きく変動することを実証
−南インド洋の人為起源CO2の蓄積速度は、北太平洋の2倍(その1)−

2010年12月 21日
独立行政法人・海洋研究開発機構

1.概要
独立行政法人・海洋研究開発機構、海洋循環研究チームは、2003年に実施された、BEAGLE2003航海(注1)で得られた高精度データを基に分析した所、1995年から2003年の8年間で、南インド洋亜熱帯海域に蓄積された人為起源CO2量と、その蓄積速度について、南インド洋では北太平洋の蓄積速度の2倍となっている事を発見しました。

又、同チームは、南太平洋でも北太平洋の2倍の蓄積速度を観測しており、より深層に人為起源CO2が蓄積されている事を明らかにしました。

この事は、人間活動により大気中に放出された人為起源CO2が、海域によってはかなり深層まで達している事、人為起源CO2の蓄積が、十年規模で変動している事を世界に先駆けて実証したものであり、地球温暖化予測に不可欠な人為起源CO2の、海洋における吸収量の見積もりを、十年間隔で改定する必要性を示した点で重要です。


注1 BEAGLE2003航海
2003年8月から2004年2月にかけて、海洋研究開発機構の所有する海洋地球研究船「みらい」によって行われた南半球世界一周航海のこと。BEAGLEとはBlue Earth Global Expedition の略。


追記:毎年の様に増えるCO2が何処に行っちゃうのかと思っていたが、その1/3は、海の中に消えて行くんだってね。驚いたね!

久し振りの梅雨らしい天気となりました。
今日は洗濯物を外に干しても、殆ど乾きません。こんな日はとても気分も滅入りますね。

スカッとしたくて、テレビを付けると珍しく野球中継。
しかし、湿りっぱなしの打線は此処でもスカッとしません。

今日は何とセ・パの両リーグの試合を放送していましたが、大昔はパリーグの試合等は、まず放送されませんでしたよね。

でも両リーグの試合を見て気が付く事は、パリーグの試合は、非常に選手の動きがキビキビとしている事に驚かされます。

だから、ゲーム展開もテンポがいい。

ジャイアンツの試合しか見た事がない自分にとっては、とても新鮮な驚きでした。
それ以来、パリーグの放送も違和感がなく見る事が出来る様になりました。

恐らく、セに比べ人気がないパの球団関係者達の、危機意識の基に結束した結果の現れの様な感じを受けるね











1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2011年6月25日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。
昨日に引き続き、インド洋の海面水温とエルニーニョ現象との関係についての報告です。



インド洋の海面水温の観測データを用いて
エルニーニョ現象の発生予測が1年以上前から可能に

〜ダイポールモード現象のエルニーニョ現象への影響を初めて解明(その4)〜
2010年 2月 22日
独立行政法人・海洋研究開発機構

4.今後の展望
この研究は、エルニーニョ予測には、意外にもIOD現象の舞台となる、インド洋の大気海洋状態を知る事が重要である事を示すものです。

近年、正のIOD現象が頻繁に発生し、ケニア周辺での洪水、オーストラリアにおける干ばつなど、多くの異常気象災害を引き起こしています。

これは、地球温暖化に伴って熱帯海洋が温暖化しており、自然現象であるIOD現象やエルニーニョ現象などの気候変動現象がその発生頻度、発生時期、強度などに変調を起していると言えます。

このような気候変動現象の事前予測は、地球温暖化への適応策において、極めて重要な意味を持つものであり、昨年、世界気象機関で開催された第三回世界気候会議(WCC3)では、正にこの様な気候変動予測データと、それを社会に提供するシステムの重要性が指摘されました。

海洋研究開発機構と東京大学は世界の研究機関と協力して、今後も気候変動予測の基盤となるインド洋、太平洋における観測体制を強化し、更なるモデル開発、予測技術の向上、予測データの社会への提供を通じて、国際社会に貢献していきます



追記:少しは、まともな「今後の展望」となっていますが、まだ、具体性に欠けるよね。
先日取り上げました、ドブ臭いキャベツの原因と目される記述がありましたので紹介致します。

現在の農業用水は、その大半を一般河川の水や井戸水を利用しているそうです。
しかし、河川の上流からは数々の汚染物質が常時放流されています。

この汚染水によって作られた農作物、特に生鮮のまま直接生食されるキューリ、トマト、レタス、キャベツ、イチゴ等が「ドブ臭い」などのクレームがあります。

これは、野菜・果実の中に蓄積された汚染物質の元素、分子が原因だと思われます。
色合い、形が良い野菜・果実でも、「味覚がおかしい、変な味がする」「おいしくない」といった物が多々あります。

汚染水の原因
@ 酸性雨の窒素酸化物(NOX)硫黄酸化物(SOX)酸化水素(HCL)
A 下水処理水・生活排水
B 畜産汚水・汚泥
C 農業ハウス、畑作、水田等の肥料や農薬
D ゴルフ場での肥料、農薬等の散布

このような酸性雨、肥料、農薬、生活排水、重金属等の悪害要因を含む汚染水を、ハウス園芸用に利用し続ける事により、土壌が酸化し悪玉菌の増殖、善玉菌の死滅減少が起きます。

それにより、土壌、肥料の分解が減退し、毛細根の増殖が疎外されます。
そして、汚染物質の元素分子は、イオン化したまま野菜や果実の中に直接蓄積されてしまうのです。











1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2011年6月24日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

昨日に引き続き、インド洋の海面水温とエルニーニョ現象との関係についての報告です


インド洋の海面水温の観測データを用いて
エルニーニョ現象の発生予測が1年以上前から可能に

〜ダイポールモード現象のエルニーニョ現象への影響を初めて解明(その3)〜
2010年 2月 22日
独立行政法人・海洋研究開発機構

3.研究手法と結果考察
太平洋のエルニーニョ現象は中央部太平洋から東太平洋に至る赤道域に暖水が蓄積し、海水温が高くなる現象であり、逆にラニーニャ現象は同海域において海水温が低く、暖水は西太平洋や赤道をまたぐ南北側に移動するような現象です。

この知見を用いると赤道域に貯まった暖水量を測る事で、約8か月前にエルニーニョ現象やラニーニャ現象を予測する事が出来ます。

しかし、この方法では“春季の予測障壁”(注2)を越えて予測する事が出来ませんでした。

今回、熱帯域の太平洋とインド洋の大気・海洋観測データに加え、大気・海洋結合大循環モデル(SINTEX-F)の500年間のシミュレーションで得られた結果を解析した結果、インド洋における負(正)のIOD現象が太平洋のエルニーニョ(ラニーニャ)現象に先行し、その発生に大きく関与している事を、初めて突き止めました。

更に、この海洋観測データに基づく予測式に、ダイポールモード指数(注3)を加えた新しい予測式で計算した結果、 “春季の予測障壁”を越えて、観測データだけで、エルニーニョ現象やラニーニャ現象を1年以上前から予測できる事が分かりました。

エルニーニョ海域の海面水温偏差と、1年以上前に行う予測値との相関が、80%もある予測スコアーは、これまで全世界の機関で行われた、統計的及び力学的予測で得られた全ての予測結果(相関は60%程度)を、遥かに凌ぐものです。

又、この新しい予測式と大気・海洋結合大循環モデル(SINTEX-F)と合わせ用いる事で、エルニーニョ現象を更に約20カ月前から予測可能となる事が分かりました


注2 春季の予測障壁
エルニーニョ現象の予測は、毎年新しい海洋混合層の形成が春に始まる為、春の季節を越えて事前に予測する事が、難しい事が定説になっている。

注3 ダイポールモード指数(Dipole Mode Index;DMI):
インド洋熱帯域において西部海域(50E-70E 、10S-10N)で平均した表面水温から東部海域(90E-110E 、10S-0N)で平均した表面水温を引いた値のこと。

DMIが正の場合を正のダイポールモード、負の場合を負のダイポールモードと呼ぶ。
DMIは国際的に使われており、1999年に山形グループがネイチャーに発表した論文に準拠するものである。


追記:観測結果をどう研究に生かすかは、研究者の感性が大事だと言う事なんでしょうね。
この様な気象観測成果を基に、ベトナム等の新興国に援助しているんだろうね。

又、この予測情報があれば、漁業は勿論の事、産業全体の投資活動も大きなリスクを回避出来る事に繋がって行く訳だしね。

これは、恐らく競馬でも株式投資何かでも同じかもね。

皆、平等に時間は与えられているが、それをどう有効利用するかは、個人の資質にかかっていると言う事なんだろうね。

★昨日の朝7時頃、岩手沖を震源とするM6.8の地震があったが、今日のお昼頃には(24日午後0時10分頃)、米アラスカ州西方のアリューシャン列島付近で、M7.2の大きな地震があった。震源の深さは約60キロと推定されている。

米津波警報センターは、カナダを含む米西海岸一帯に一時、津波警報を出した。
マグマの動きを和らげるには、地下資源の採掘制限にあると思うのだが・・。(石油メジャーの大きな壁が!)

現在、暑いと思ったら35度。中学生の頃、梅雨は寒くて、コタツに入っていたが!











1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2011年6月23日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。
昨日に引き続き、インド洋の海面水温とエルニーニョ現象との関係についての報告です


インド洋の海面水温の観測データを用いて
エルニーニョ現象の発生予測が1年以上前から可能に

〜ダイポールモード現象のエルニーニョ現象への影響を初めて解明〜
2010年 2月 22日
独立行政法人・海洋研究開発機構

2.背景
当機構の山形俊男ラボヘッド(当時の所属は地球環境フロンティア研究センター)(東京大学 大学院理学系研究科教授)のグループは、世界各地に異常気象を引き起こす気候変動現象である、インド洋ダイポール(IOD)現象を、1999年に発見しました。

その後、当機構が中心になって開発して来た、大気・海洋結合大循環モデル(SINTEX-F)を、地球シミュレータで駆使する事により、このIOD現象の発生を、世界で初めて5、6カ月前に予測する事に成功するなど、世界の気候変動研究をリードして来ました。

しかし、インド洋のIOD現象と太平洋のエルニーニョ現象(ラニーニャ現象)の相互関係については、明らかにされていませんでした



追記:昨日の夜は暑くて暑くて、とうとうエアコンなしでは眠る事が出来ずに、通しでお世話になってしまいました。(日中は35度でしたが、エアコンも掛けずに頑張っていましたので、ご褒美のつもりです。)

暑さとは関係ないとは思うが、最近、キャベツのどぶ臭いのに、よく当る様になり、とても不快な思いをする。

此方に来て、お袋の食事の事もあり、夕食には、必ずと言っていいほど、キャベツの千切りを調理するので、とても気になる。

昨年までは、余り気になった事はなかったので、多分、今年がとても多い気がする。

そんな事が続く様になってからは、なるべく自分で食材を買出しに行く様にしている。
最近は大手のスーパーでも、野菜を結構お買い得値で販売しているので、なるべく利用する様にしている。

それに、何となく安心もするしね。

なるべく新鮮な物をと、切り口の茎を見て買う様にしているので、時間の経った様な物は買わない。

又、古い物しかない時のセールでは、絶対に買わないが、兄貴は青テープが廻してあっても、平気で買って来る。

男は女よりも、値段にはとてもシビアである。
多分、女よりもケチなのかも知れない。

だから、本来は男が家の金庫を守るべきだと思っているが、途中、誘惑も多いんだけどね。

しかし、このドブ臭いのは、育てる時に、ドブの水を使っているのでは?と思ってみたりしたが、どうもそれだけではなさそうである。

お店の様に、水にさらしたら?何て言うが、脇からビタミンCが流出するから食べる意味が半減するとの声も聞くと、何とも微妙・・。

この問題、会期延長した国会で取り上げてよ!











1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2011年6月22日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

昨日までは、「日本近海の海面水温と日本の夏との関係」を取り上げて来ましたが、今回はインド洋の海面水温とエルニーニョ現象との関係についての報告です


インド洋の海面水温の観測データを用いて
エルニーニョ現象の発生予測が1年以上前から可能に

〜ダイポールモード現象のエルニーニョ現象への影響を初めて解明〜
2010年 2月 22日
独立行政法人・海洋研究開発機構

1.概要
独立行政法人・海洋研究開発機構及び東京大学大学院は、フランス国立海洋開発研究所(IFREMER)等と共同で、各地に異常気象を引き起こし、国際社会・経済に大きな影響を与える太平洋のエルニーニョ現象(ラニーニャ現象)の発生がインド洋に発生する負(正)のダイポールモード(IOD)現象(注1)の影響を強く受けていること、更にエルニーニョ現象(ラニーニャ現象)をインド洋の海面水温の観測データを用いて1年以上前から極めて精度良く予測できることを初めて明らかにしました。

又、この結果にIOD現象の予測モデルと組み合わせると、世界各地に異常気象災害を引き起こす気候変動現象を、約20カ月前に予測する事が可能になります。

したがって事前に充分な対策を講じる事が可能になり、減災につながる事が期待されます


注1 インド洋ダイポールモード(IOD)現象
インド洋熱帯域で発生する、大気海洋結合系の代表的な気候変動モード。
正のIOD現象が発生すると、インド洋東部(ジャワ島沖)の海面水温は通常よりも低下し、これに伴ってインドネシアやオーストラリア等で干ばつ傾向となる。

一方、インド洋西部(アフリカ東方沖)では海面水温が上昇し、大気の対流活動が活発化する為に、通常よりも降水量が増加する。

それとは逆に、インド洋東部の海面水温は通常よりも上昇し、インド洋西部では海面水温が低下する状況を負のIOD現象と呼ぶ。

この場合は、インドネシアやオーストラリア等では多雨傾向となる一方、東部アフリカ諸国では小雨傾向となる。

エルニーニョとは:
ペルー、エクアドル沿岸から、熱帯太平洋の中部までの広い海域の海水温度が、平年よりも高い現象が1年程度続く現象である。

逆に同じ海域の海水温度が平年より低くなる現象をラニーニャという。

もともとエルニーニョは、ペルーの漁師達が毎年クリスマス頃に海水温度が高くなる事に気がつき、神の子(イエス・キリスト)を意味するスペイン語であるエルニーニョと呼んでいたものである。

それが観測網の拡大と共に、ペルー沖に限った現象ではなく、太平洋全域に渡る広範囲な現象という事が分かって来た。
なお、ラニーニャとは女の子の意味である


追記:各地に伝わる気象の言い伝えを、データーから、その相関関係を解明、その大元を割り出したと言う事なんだろうね。

だったら、株式の格言のデーターも解明して貰いたいよね。
こんなの、どうなのよ!

「売りたい強気、買いたい弱気」
「もうはまだなり、まだはもうなり」
「大商いでは買わず、薄商いでは売らず」











1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2011年6月21日
昨日に引き続き、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介致します

日本近海の海面水温異常が日本の夏に強い影響を及ぼす事を発見
〜偏西風を北上させると猛暑に、偏西風を南下させると冷夏に(その6)〜
2010年 9月 10日
独立行政法人・海洋研究開発機構

5.今後の展望
本基礎研究の結果に基づいて、全地球ではなく、日本付近を中心にして北半球の半分程度を対象にした、領域大気シミュレーションモデルで、上記の夏の海面水温偏差に、大気がどう応答するかを検証実験中ですが、準備段階で行った実験では、本研究に見られる様な大気の応答が見られました。

領域大気シミュレーションモデルでの検証実験が成功すれば、次の段階では領域大気・海洋結合モデルで実験し、海面水温偏差形成の詳細なメカニズムと、大気と海洋の役割を調べる予定です。
これらの研究を進める事で、将来の夏季予報の精度向上が期待されます



追記:「今後の展望」と言っても、慎重な言い回し過ぎて、全く面白くありませんね。
眠くなりそうになるので、ここで、気象庁の3か月予報を覗いてみる事にします。

気象庁は2011年5月25日、6月から8月における、3か月予報を発表した。

【気象庁、ラニーニャ現象の終息見通しを発表・今夏は平常状態との予想】にもあるように、ラニーニャ現象の終息化が予想された事を受けてか、去年程の猛暑になる可能性は低いものの、関東以北では平年並みかやや低め、関東より南は全般的に平年並みになるとの予想がなされている。

一方降水量は、東日本地域で平年並みか多くなる可能性が高く、局地的な大雨による土砂災害などに対する注意を呼び掛けている。
  
該当地域の気温は、
・6月……平年並み(北海道、東北)、平年並みか高くなる(関東)
・7月……平年並み(北海道、東北)、平年並みか高くなる(関東)
・8月……平年並みか低くなる(北海道、東北)、平年並み(関東)

総括として「去年ほどの猛暑ではないものの、今年も関東以西を中心に”暑い夏”になりそうです」とあり、少なくとも去年のような暑さは回避される可能性は高そうとの事。

しかし、昨年の予想は確か、冷夏になる様な事を言っていた様に記憶する。
今度も半分に聞いて於いた方が良さそうかな?

だけど、今は部屋で気温が32度もあるね











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