2011年05月31日
日本が危ない(374)余震が多いが、日本沈没は大丈夫か?特別篇(76)
1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2011年5月31日
昨日に引き続きまして、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の大気汚染の影響についての調査データを紹介致します。
九州の離島でも大気環境基準は満たせず(長崎県・福江島)
−微小粒子状物質の基準告示から1年、越境大気汚染の影響(その2)−
2010年 11月 10日
独立行政法人・海洋研究開発機構
2.背景
大気中の微小粒子状物質(PM2.5)は、大気中に浮遊する粒子状物質のうち、サイズが2.5ミクロンより小さいものを指し、大きな粒子よりも気管を通過しやすく、ぜんそくや気管支炎などの健康被害の原因となりうる事が指摘されています。
この為、環境省は2009年9月9日にPM2.5濃度に関して大気環境基準を告示しました。
局地的な汚染が進行している都市域では、予備的な観測が行われ、基準の超過が確実である事が指摘されていました。
しかしながら、局地的な汚染のない離島地域でのPM2.5濃度が、どの程度であるか分かっていませんでした。
3.研究方法の概要
PM2.5の測定は、福江島の大気環境観測施設(北緯32.75度、東経128.68度)で行われました。
本地点は都市から離れており、付近の産業等による発生源の影響は小さいと考えられます。
PM2.5は湿度の高低により観測値が違う為、湿度を一定に管理するとともに、観測後にシミュレーションを用いて湿度に対する補正を行う事によって、極力湿度の影響を取り除いた信頼度の高いPM2.5濃度データを通年に亘り取得しました。
2009年9月9日〜2010年9月8日の1年間の観測値について、1時間値から日平均値を算出し、2種ある大気環境基準のうち短期基準(日平均値の年間98パーセンタイル値について35μg m-3)と比較しました。
追記:ドイツでは福島原発の事故を受け、いち早く旧式の原発の稼動停止を発表していましたが、昨日(30日)現在稼動中の原発も完全に撤去する事を表明しました。
又、スイスでも原発の稼動停止を発表しました。
スイスには5基の原子炉があり、その発電量は全体の約40%を占めています。
残りはアルプス山中や河川に設けられた1000カ所以上の水力発電で賄っています。
スイス政府は、完全な脱原発をいつ達成するのかは、まだ決まっていないとしているが、専門家らは2040年ごろに実現出来るのではないかと見ている。
尚、スイスでは原発2基の新設計画の契約も済み、準備段階に入っていた。
2011年5月31日
昨日に引き続きまして、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の大気汚染の影響についての調査データを紹介致します。
九州の離島でも大気環境基準は満たせず(長崎県・福江島)
−微小粒子状物質の基準告示から1年、越境大気汚染の影響(その2)−
2010年 11月 10日
独立行政法人・海洋研究開発機構
2.背景
大気中の微小粒子状物質(PM2.5)は、大気中に浮遊する粒子状物質のうち、サイズが2.5ミクロンより小さいものを指し、大きな粒子よりも気管を通過しやすく、ぜんそくや気管支炎などの健康被害の原因となりうる事が指摘されています。
この為、環境省は2009年9月9日にPM2.5濃度に関して大気環境基準を告示しました。
局地的な汚染が進行している都市域では、予備的な観測が行われ、基準の超過が確実である事が指摘されていました。
しかしながら、局地的な汚染のない離島地域でのPM2.5濃度が、どの程度であるか分かっていませんでした。
3.研究方法の概要
PM2.5の測定は、福江島の大気環境観測施設(北緯32.75度、東経128.68度)で行われました。
本地点は都市から離れており、付近の産業等による発生源の影響は小さいと考えられます。
PM2.5は湿度の高低により観測値が違う為、湿度を一定に管理するとともに、観測後にシミュレーションを用いて湿度に対する補正を行う事によって、極力湿度の影響を取り除いた信頼度の高いPM2.5濃度データを通年に亘り取得しました。
2009年9月9日〜2010年9月8日の1年間の観測値について、1時間値から日平均値を算出し、2種ある大気環境基準のうち短期基準(日平均値の年間98パーセンタイル値について35μg m-3)と比較しました。
追記:ドイツでは福島原発の事故を受け、いち早く旧式の原発の稼動停止を発表していましたが、昨日(30日)現在稼動中の原発も完全に撤去する事を表明しました。
又、スイスでも原発の稼動停止を発表しました。
スイスには5基の原子炉があり、その発電量は全体の約40%を占めています。
残りはアルプス山中や河川に設けられた1000カ所以上の水力発電で賄っています。
スイス政府は、完全な脱原発をいつ達成するのかは、まだ決まっていないとしているが、専門家らは2040年ごろに実現出来るのではないかと見ている。
尚、スイスでは原発2基の新設計画の契約も済み、準備段階に入っていた。
投稿者:がくがく|19:19