2012年01月11日
日本が危ない(599)余震が多いが、日本沈没は大丈夫か?特別篇(301)
1000年に1度、未曾有の大地震来襲
2012年1月 11日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。
そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。
今日は、「太平洋プレートの屈曲に伴う新しいタイプの火山の発見」の報告の紹介です。
太平洋プレートの屈曲に伴う新しいタイプの火山の発見(その1)
平成18年7月27日
独立行政法人・海洋研究開発機構/国立大学法人・東京工業大学
1.概要
海洋研究開発機構と東京工業大学等の共同研究グループは、平成16年6月、海洋調査船「かいれい」による北西太平洋域における調査において、三陸東方沖約800km、水深6,000mの海底火山の岩石試料を採取しました。
その後、平成17年5月にも調査航海を行い、これらにより採取した試料及びデータから考察した結果、この海底火山は、太平洋プレートが屈曲する事によって出来た亀裂に沿ってマグマが浸み出す事により形成された、新しいタイプの火山であると考えられました。
この結果は、7月27日(米国:日本時間28日)に米国科学誌サイエンス電子版に掲載されます。
追記:確認された場所は、岩手県三陸沖800km(おおむね北緯37度30分東経149度40分の付近)の深海約6,000mの海底。
付近で採取された火山噴出物から、約103万〜5万年前に噴火した火山である事が判明した。
この火山が見つかった場所は、従来の理論では火山が形成されないとされている。
火山ができる場所は従来、以下の3種類に分類されている。
@プレートが誕生する場所(海嶺など)
Aプレートが沈み込む場所(海溝など)
B局地的なマグマの上昇流のある場所(ホットスポット)
海洋研究開発機構によると、地下構造の音波探査や地形調査などの結果、今回発見された火山は何れの分類にも当てはまらないタイプのもので、プレートが他のプレートの下に沈み込むときにプレートが屈曲してできた小さな亀裂からマグマがしみ出していると考えられるという。
☆今日のアジア市場は、欧州債務危機のマンネリ化の中でも、欧米の団結力の強さを再確認。これによって、中国の12月の貿易収支が、市場予想を大きく上回っていた事にも納得し、高い所が多くなった。
一方、ヨーロッパ市場は、独伊首脳会談(11日)、ECB(欧州中央銀行)理事会(12日)、スペインの国債入札(12日)、イタリアの国債入札(12、13日)などが予定されているが、格付け会社フィッチによる安心感。
又、イラン包囲網による欧米の団結力が好感されて、市場はますます親分采配相場となっている。現在は総じて小安い展開。(現地時間、13時頃)
2012年1月 11日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。
そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。
今日は、「太平洋プレートの屈曲に伴う新しいタイプの火山の発見」の報告の紹介です。
太平洋プレートの屈曲に伴う新しいタイプの火山の発見(その1)
平成18年7月27日
独立行政法人・海洋研究開発機構/国立大学法人・東京工業大学
1.概要
海洋研究開発機構と東京工業大学等の共同研究グループは、平成16年6月、海洋調査船「かいれい」による北西太平洋域における調査において、三陸東方沖約800km、水深6,000mの海底火山の岩石試料を採取しました。
その後、平成17年5月にも調査航海を行い、これらにより採取した試料及びデータから考察した結果、この海底火山は、太平洋プレートが屈曲する事によって出来た亀裂に沿ってマグマが浸み出す事により形成された、新しいタイプの火山であると考えられました。
この結果は、7月27日(米国:日本時間28日)に米国科学誌サイエンス電子版に掲載されます。
追記:確認された場所は、岩手県三陸沖800km(おおむね北緯37度30分東経149度40分の付近)の深海約6,000mの海底。
付近で採取された火山噴出物から、約103万〜5万年前に噴火した火山である事が判明した。
この火山が見つかった場所は、従来の理論では火山が形成されないとされている。
火山ができる場所は従来、以下の3種類に分類されている。
@プレートが誕生する場所(海嶺など)
Aプレートが沈み込む場所(海溝など)
B局地的なマグマの上昇流のある場所(ホットスポット)
海洋研究開発機構によると、地下構造の音波探査や地形調査などの結果、今回発見された火山は何れの分類にも当てはまらないタイプのもので、プレートが他のプレートの下に沈み込むときにプレートが屈曲してできた小さな亀裂からマグマがしみ出していると考えられるという。
☆今日のアジア市場は、欧州債務危機のマンネリ化の中でも、欧米の団結力の強さを再確認。これによって、中国の12月の貿易収支が、市場予想を大きく上回っていた事にも納得し、高い所が多くなった。
一方、ヨーロッパ市場は、独伊首脳会談(11日)、ECB(欧州中央銀行)理事会(12日)、スペインの国債入札(12日)、イタリアの国債入札(12、13日)などが予定されているが、格付け会社フィッチによる安心感。
又、イラン包囲網による欧米の団結力が好感されて、市場はますます親分采配相場となっている。現在は総じて小安い展開。(現地時間、13時頃)
投稿者:がくがく|21:14