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2021年01月11日

試合時間6秒


プロレスランキング

井上雅央選手が不幸というか、藤田が空気を読まな過ぎるというか。。。。。
藤田選手は先日の2代目スーパータイガー(DEEPにも参戦していたS木Y司選手)との試合のように、負けアングルも成立させられる選手だと思いますけどね。

50歳・井上雅央が、野獣・藤田の前に6秒陥落。2年連続となる不名誉な瞬殺レコードの更新にネットから「何しに来たんだ」「入場のほうが長かった」など、辛口コメントが相次いだ。
4日に後楽園ホールで開催されたプロレスリング・ノア「NEW SUNRISE 2021」で野獣・藤田和之と対戦した井上雅央は、試合開始すぐにフロントネックロックでタップアウト。昨年自身が打ち立てた8秒での敗戦を2秒上回る“6秒“で記録を更新した。
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 カード当日発表、入場テーマで判明するという「ノアの風物詩」となった開幕戦。ベテラン井上の入場のあと猪木イズム伝承の証、藤田の入場テーマ「炎のファイター〜INOKI BOM-BA-YE〜(オーケストラ・ヴァージョン)」の壮大なイントロが流れると、この日ABEMAでゲスト解説を務めた山田邦子が思わず「井上大丈夫?(笑)」と反応。さらに視聴者からも「マジかよw」「地獄のシングルだ」「死んじゃうだろ」など、早くも井上の身の危険を案じるコメントが並ぶ。テーマ曲を耳にした当の井上も表情を曇らせ、明らかに「戦いたくない」という表情を浮かべる。

邦子の「井上死んじゃう…」の声をよそにゴングが打ち鳴らされた。藤田が速攻で膝を叩き込んでフロントチョークでグイグイ締め上げると、井上は耐える素振りを一切見せずにタップアウト。予想を上回る呆気ない幕切れに視聴者からは「秒殺w」「はええw」「何しに来たんだよ」「入場のほうが長い」と冷ややかな声が続出した。

6秒といえば、1999.1.15修斗での佐藤ルミナ vs チャールズ・テイラーが試合時間6秒でした。後楽園ホールのリングサイドで実際に観戦していましたが、衝撃以外何物でもありませんでした。
リンクを貼りますのでご覧下さい。

2021年01月06日

サンボ入門


格闘技ランキング

久しぶりにベースボールマガジン社刊のサンボ入門をペラペラと眺めました。

消費税などというものが成立していない‘86年に購入したもので、当時¥650でした。
ヴォルク・ハンやヒョードル、ズーエフ先生やアンドレイ・コピロフのベースとなる格闘技がサンボです。
バンドのサンボマスターはヴォルク・ハンやコピロフに衝撃を受けたメンバーが名付けたのが由来という説があります。
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当時は文章の表現が難しく挿し絵も雑で理解しにくかったのですが、今となれば「こういう事だったのか」と思えます。
佐山サトル氏がビクトル古賀氏に師事しサンボを学んでいた時期がありましたが、当時は日本での競技人口が少なくなかなか普及しませんでした。
サンボは世界中の組技格闘技の良いとこ取り競技ですが、柔道とも柔術とも違いプロレスにも通じる部分があります。例えば、これはいわゆるボディスラムです。当然ながら相手は自ら技を受けてくれるはずがないので素早く動作の体勢に入らねばなりません。
柔道の肩車(レスリングでは飛行機投げ、相撲では襷反り)はサンボからの逆輸入技だという説もありますが本当かどうかは不明です。
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またこちらは、アキレス腱固め、逆エビ固め、膝十字固めです。寝技での流れなのでボディスラムよりも掛けやすく、しかもシューズを履いているので柔術よりも足のフックは滑りません。
サンボでは引っ掻きや殴打、締め技、ヒールホールドやアンクルホールド、頭からマットに落とす技などが主な禁止行為です。V1アームロックやキムラロックはOKです。
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キムタクが柔術衣を着た画像がインスタにUPされていましたが、柔術の方が道着のカラーバリエーションも豊富でオシャレな感じがします(柔術の試合に出る際は着用出来る色の規定があります)。
サンボは短パンでやらねばならないのが難点ですが、それに抵抗がなければ面白いと思います。

今は動画もバンバンUPされてますので非常に分かりやすいです。‘80年代からYouTubeがあったら日本でももう少し普及したのではないでしょうか。
サンボの入門動画を貼りますのでご覧下さい。
https://m.youtube.com/watch?v=rwADZSTWMbI



2021年01月05日

1.4 新日 東京ドーム


プロレスランキング

速報を見て、会場で見たかったと思っております。本日の観客数は12,689人(主催者発表)だそうです。
5万人収容出来る東京ドームでこの人数はガラガラに近いですが、コロナ感染者が年末から爆発的に増えている中での開催なので致し方ありません。

私が注目していたのはゴキブリマスクこと棚橋 vs グレート−O−カーン(以下オカン)ですが、先月あたりからの流れからするとオカンの勝ちなフラグだったのですが、エースが勝ちました。

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棚橋は膝がボロボロなはずなのに、サマーソルトを繰り出し最後はハイフライフローで決めたとのこと。
17分も良く耐えましたね。「パパはわるものチャンピオン」面白かったです。
それにしても、今後オカンが浮上してくるシナリオはどうにもこうにもイメージ出来ません。

オカダ vs オスプレイは更に長い35分の試合時間。オスプレイは体重を19kgも増やしたそうです。短期間に増量すると今後膝を悪くするかもしれません。

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こちらの試合はオカダが勝つ方に一択でしょう。最後はレインメーカーを決めて試合終了。あらためて思ったのですが、ライガーが引退して1年経つんですね。ライガーのYouTubeをちょくちょく見ているので忘れてました。
その他の試合の詳細はニュース記事を引き続き見ます。


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2021年01月04日

…こ、これは面白そう!


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正月早々、なかなかのインパクトです。

元UFCヘビー級王者でPRIDE 無差別級GP準優勝者のジョシュ・バーネット(43=米国)が、総合格闘技界のレジェンド、エメリヤーエンコ・ヒョードル(44=ロシア)の引退試合の対戦相手に名乗りを上げた。

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ベラトールのスコット・コーカー社長は昨年12月26日のMMAメディア『MMA JUNKIE』の取材で「ヒョードルの引退試合はモスクワで3万人の観衆の前で行いたい」と語っており、それを受けて同メディアが1月2日に“引退試合の対戦相手には誰がふさわしい?”との企画記事を掲載。
すると、驚いたことに、バーネット自身がその記事をリツイートし「ここに唯一無二の選択肢があるさ」と名乗り。この投稿に、バーネットと親交ある北京柔道五輪金メダリストの石井慧が「OSS sensei(押忍、先生)」と支持するなど盛り上がっている。

 バーネットはPRIDE参戦時代からヒョードルとの対戦を熱望されたが実現せず。その後、2009年に米国MMA団体Afflictionで、ヒョードルと対戦が組まれたが、試合前のドーピング検査でバーネットのステロイドの陽性反応が検出され、試合と大会が共に中止となっていた。

日本人選手だと石井慧やスダリオ剛あたりが体重的に合うのでしょうが、石井は既にヒョードルに負けているので除外。引退試合が彼等ではアレなので、ジョシュと対戦してもらいたいです。とは言え、両者とも全盛期のコンディションからはかけ離れてるでしょうなぁ。
ダン・ヘンダーソンがもう少し若ければヒョードルとの再戦も面白かったかも。ちなみに2011年の対戦ではダン・ヘンダーソンのTKO勝ちでした。
ジョシュは新日本、パンクラスやPRIDE等にも参戦経験があり総合、プロレス、キャッチレスリングも出来る選手です。今回はさすがにステはやってないでしょうし、ヒョードルを潰して引退させてあげてほしいと、個人的な意見です。

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2021年01月03日

五味隆典はやはりスゴかった


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2021年がスタートして本日は3日です。今年は正月気分もありません。東京を始め神奈川、千葉、埼玉でも緊急事態宣言を要請するところまで来ています。
これから今月半ば頃になると更に感染者が増えるのでは。大晦日のRIZINやボクシングでの罹患者がどの位増えるか。感染者数は発表されますが、検査総数も知りたいところです。分母がどの程度かでパーセンテージが出ますからね。
それはそれとして、五味隆典に賞賛の嵐を贈りたいです。皆様もご覧になった方がいるかと思いますが、五味は左右の構えを小刻みに切り替えて良く動きました。全盛期の力ではなかったものの、バテても動きを止めない姿。

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まだ総合でやれる気もしますねー。川尻達也選手が早速Twitterで反応しています。

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試合前の会見で多くを語らなかったところも好感度上げ。判定まで行ったのはやむを得ないとしても、やはり五味はスターでした。





そうこうするうちに、4日は新日本のドーム大会です。棚橋とカーンの試合はどうですかね、カーンに勝たせるフラグのような気がします。

2021年01月01日

RIZIN26


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明けましておめでとうございます。
大晦日といえば格闘技です。私は大晦日でなくとも格闘技ですが。昨日はさいたまスーパーアリーナでRIZIN26が開催されました。
YouTuberのシバターと対戦したXはキックボクサーのHIROYAだったりしました。HIROYAがタップしたように見えましたが、レフェリーの見落としなのか敢えてのシカトなのかは分かりません。YouTuberに勝たせたくなかったのか。
そんな中で、気になった試合を一つ。スダリオ剛 vs ミノワマンの体重差30kg以上の対戦が行われたわけですが。。。。

昔、ボブサップ vs 田村潔司の試合を思い出しました。ミノワマンがこの試合を了承したんでしょうが、この体重差は危険極まりない。ボクシングでいうと、スーパーフェザー級とヘビー級が対戦するようなものです。

年齢差21歳、身長差13cm、体重差32kgというハンデを背負ったミノワマンだったが、リーチ差を埋めきれずになかなか飛び込めない。スダリオはカーフキックを打ち込み、4発目でミノワマンが崩れ落ちると顔面に鉄槌を落としTKO勝利となった。
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 圧勝したスダリオは「今回も1Rで終わってしまって、ちょっと不完全燃焼ですね。コロナで海外から日本に入ってこられない間は、来年は日本のヘビー級の人たちを一人ずつ潰していくので応援よろしくお願いします。そして小錦さん誕生日おめでとうございます」と余裕のコメント。

 ミノワマンは車椅子でインタビュールームに現れ「骨折は大丈夫だと思うんですけど、もしかしたらヒビが入ってるかも知れないので、これから病院で確認します」と病状を語った。
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どうやらミノワマンは骨折等していなかったようですが、総合格闘技のリングでこの体重差は選手寿命を縮めるだけでなく、日常生活にも悪影響を及ぼすレベルだと思います。

榊原さん、無茶苦茶なことするなぁ。






2020年12月30日

これはシバターの一人勝ちじゃないか?


総合格闘技ランキング

誰が対戦するか分からないが、結局はシバターはYouTubeの動員に効果があれば良いわけです。完全に踊らされています。
対戦が決定したら大晦日までに10kg減量するそうです。

RIZIN大みそか大会のプロレスラーでYouTuberでもあるシバター(35)の対戦相手Xに、何と、かつてPRIDEで活躍した桜井”マッハ”速人(45)が手を挙げた。
シバターの対戦相手はまだ未発表だが、シバターは「俺と五味をやらせろ、ルールは何でもいい」「俺を生放送枠に出せ」「五味以外の選手でも受ける、ヒョードル、ボブ・サップ、チェ・ホンマン、俺をボコボコにしてくれる相手を探してこい、俺は恐れていない」とも語った。

 そんなシバターに思いがけない難敵が現れた。PRIDE時代からMMAを牽引してきた桜井マッハ速人だ。桜井はまず、2日前の24日、自身のYouTubeでRIZINの勝敗予想を行なっていた。しかし、冒頭からシバター参戦の話題を取り上げ、これは格闘技なのかと苦言。シバターの対戦相手の具体的な名前がまだ発表されていないことに触れ「オレ出てやろうかな、片手で絞め落としてやる」といい、PRIDEから続いた伝統ある格闘技の”聖域”で“茶番”が起きると不満を爆発させていた。
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左がPRIDE時代のマッハ選手。右が現在のマッハさん…。

マッハさんが勝っても当然でオイシイのはシバター、シバターが勝ったら次、次、次と対戦ネタは続いていくわけです。シバターはアウトサイダーにも出場していたらしいが、RIZINも新庄にオファーしたり引退した野球選手を誘ってみたり、興行としてはアリなのかもしれませんが、ど素人をリングに上げるのはどうなんでしょうかね。


2020年12月29日

カッコいい入場テーマベスト10


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現在発売中のAeraにカッコいい入場テーマベスト10というランキングが掲載されています。
山岡則夫さんというライターの独断と偏見でランク付けされておりますので納得いかない部分もありますが、まぁ見て頂きたいと思います。メジャーな曲はあえて外しているそうです。

10位:アントニオ猪木『炎のファイター』
いきなりメジャーな曲です。
この曲はモハメド・アリの自伝映画内で使用された曲が猪木に譲渡されたという経緯がある。B面は元妻である倍賞美津子が「いつも一緒なの、愛があるから」と日本語歌詞で歌っています。倍賞美津子バージョンは大槻ケンヂのオールナイトニッポンで定番で掛かってました。

9位:ジャイアント馬場『王者の魂』(曲・実川俊、TEmPA)
これもメジャーです。かつて使用していた『日本テレビスポーツのテーマ』(曲・黛敏郎)の方がどちらかと言えば馬場っぽくて好きです。

8位:山崎一夫『UWFメインテーマ』(曲・桜庭伸幸)
これもメジャーです。団体テーマ曲であった曲を、自身の退団、団体消滅後も現役引退まで背負い続けた。00年2月26日リングス日本武道館、田村潔司が入場に使用したことで伝説化されている。UWFは新日本へのアンチテーゼ的意味合いで立ち上げられた団体。現役晩年、新日本を主戦場だった山崎があえてこの曲を使用したことにレスラーの矜持を感じる。

7位:小橋建太『SNIPER』(曲・松原正樹)
これはあまりメジャーじゃないかな。三冠王者の常連になってからの『GRAND SWORD』(曲・鈴木修)には絶対王者の崇高感。この曲には若者の躍動感や野心がある。『オレンジクラッシュ」を掲げ、ジョニー・エース(現WWE副社長)らとともに上を目指した頃の強烈な勢いを感じさせる。02年7月26日、浅子覚の引退試合(代々木第二)でこの曲を限定使用。イントロ部分がかかった瞬間の大歓声がすごかった。

6位:葛西純『DEVIL』(COCOBAT)
COCOBATは断然宇野薫の入場テーマ「COCOBAT CLUNCH」の方がカッコイイです。
米国フィラデルフィア出身を語り、世界中にファンが多いデスマッチのカリスマ。この曲とゴーグルは『クレイジーモンキー』に欠かせない2大アイテム。近年少なくなった、曲に合わせて名前を連呼できる参加型の名曲。「かっさっい!」の大合唱は、ファンにとって何とも居心地が良い空間。会場内が一体になり、壮絶な流血マッチが生まれる。





5位:ブリーフブラザース、金村キンタロー『Come Out and Play』(The Offspring』
Off springは知ってますが、この曲は知りませんでした。
ボス冬木弘道、金村、邪道、外道、ミスター雁之助、BADBOY非道などが揃ったユニットのテーマ曲。ユニット解散後も金村は現役引退までこの曲を使用した。試合前のコントや下品極まりない言動など、何かと賛否両論があるユニットだったが、90年代の米国を代表するパンクバンドの名曲がフィットした。リング上でファンの手拍子を煽り、その中での「ブリブラダンス」が定番ムーブだった。

4位:佐藤耕平『VIVA』(Bond)
佐藤耕平の選曲センスは大したものです。原曲はクラシックの名曲『ヴィヴァルディ四季・冬』のアレンジ版。美女4人組が奏でる美しい演奏との対比がより際立った。佐藤の入場にはカッコ良さと狂気が同居する。日本人離れした体格でガウンのフードを深々と被り、悠然と歩いて入場。ガウンを脱ぐと刺青がライトに照らし出される。相手を叩きのめす前の儀式にも見え、背景に流れる鮮烈な曲がレクイエムのようだ。

3位:田中将斗『弾丸−D・A・N・G・U・N−』(曲・HAJIME GOTO)
田中はFMWに参戦していた頃に比べればかなりシェイプしました。
米国でカルト的人気だった団体ECWでも知名度抜群だったハードコア戦士。シェイプされた身体からの、強さと速さが見るものを惹きつける。コンプリートプレイヤーのイメージ通りのアップテンポな名曲。新日本11年12月23日、本間朋晃とのIWGPインターコンチネンタル王座戦(後楽園)。正規軍全選手が本間のセコンドにつく中、堂々と入場したシーンが記憶に残る。

2位:鈴木みのる『風になれ』(中村あゆみ)
この曲はパンクラスの頃から使用してますが、今よりもパンクラス時代のみのるにイメージが合いますねやはり。
中村の大ファンである鈴木が直接依頼したことで制作され、パンクラス時代から使用している。一時期、鈴木自身がこの曲を使用することの重みに悩んだ時期があるほど、様々なものが詰まった宝。今後何年経とうが、この曲を聞けば誰もが鈴木を思い返すことになるだろう。

1位:越中詩郎『SAMURAI』(曲・鈴木修)
新日本への反体制派として活動を始めた反選手会同盟、平成維新軍時代から使用している。メキシコ遠征時のリング名、サムライ・シローからイメージされた曲で、戦場へ向かう特攻的な切なさが漂う。07年5月2日、永田裕志とのIWGP戦(後楽園ホール)では、曲がかかる前から場内が大「越中」コール。涙ぐみながら入場した場面は歴史に残る名シーンだった。

個人的にはしっくりこないランキングですが、個人個人の思い入れがあって当然なので、山岡則夫さんのランキングはこれなんでしょう。私はプロレス、総合格闘技全部ひっくるめた個人的ランキングを作りたいです。

2020年12月27日

壮絶列伝D ヴォルク・ハンvsディック・フライ


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私見ですが、ヴォルク・ハンはリングスの最大の収穫だと思っております。昨日のハンの試合の紹介ブログを書いている途中で思い出したのが、「サイボーグ」ディック・フライとの試合です。

前田日明氏の選手を見出す能力は本当に凄かった。ズーエフ先生との試合も凄まじかったのですが、打撃系代表のディック・フライとの試合もとても面白かったです。

フライはオランダでバーの用心棒をしながらキックボクシングジムで練習をしており、クリス・ドールマンに誘われて新生UWFに出場するようになりました。UWF解散後はドールマンと共にリングスに参戦しています。

87DA1682-107B-4133-A5FD-0EAB8B210B16.jpeg画像はハンス・ナイマン(左)とディック・フライ。ナイマンは2014年にオランダのジムから出てきたところを対立組織に射殺されています。フライと共に刑務所に収監されていたようですが、両者とも暗殺予告が頻繁にあったとか。オランダもヤバい国です。


今回のフライ vs ハンは、打撃系 vs 寝技の水と油がとてもうまく混ざり合った試合です。
試合開始のゴングと同時にフェイントの握手と同時にフライを手繰り寄せ寝技に持ち込むあたりはヤバい奴だと思ったのと同時に鳥肌立ちまくりでした。
フライはこの翌年の94年頃からステロイドを辞めたのか、筋肉が急に落ちて勝てなくなります。

同じくリングスに参戦していたピーター・スミットも用心棒のような仕事をしており、ナイマンと同様に射殺されています。リングスロシアはその後、PRIDEに参戦するなどの活躍がありましたが、オランダはドールマンやフライの引退で消滅状態になりました。

ディック・フライ vs ヴォルク・ハンの試合をご覧ください。




2020年12月26日

壮絶列伝C ヴォルク・ハンvsニコライ・ズーエフ


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今まで3回壮絶列伝をUPしましたが打撃の壮絶さを紹介しましたので、今回は寝技の壮絶列伝をUPします。
93年にリングスで行われたヴォルク・ハン vs ニコライ・ズーエフです。
ハンとズーエフは20代の頃からロシア国内のサンボ大会で幾度となく対戦しているらしく、ズーエフは「禁じ手なし」の裏サンボ(ロシアンサンボ)、ハンはコマンド・サンボの使い手であり技の種類はサンボという一括りでは言えないほど違います。ブラジルでいうと、バーリトゥードとルタ・リーブリの違いみたいなものでしょうか。
ズーエフ先生は、日本でいうと戦後の力道山のような英雄的存在であり、スポーツ学校を経営しながら多くの門下生を輩出しています。サンボの達人の2人が戦うと面白くないはずがありません。そして、どこの関節がどう極まっているのか一度観ただけでは理解出来ません。

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リングスはオランダやロシア、ブラジル、グルジア(現ジョージア)あたりから良い意味でヤバい外国人選手が沢山参戦していました。
K-1や大道塾がグローブ空手で興行が打てるようになってきた頃で、打撃が若干飽和気味になっておりましたのでハンやズーエフの同時に数カ所を極めるサブミッションは、ブラジリアン柔術よりも衝撃的だったのが正直な感想でした。

ハン vs ズーエフの動画(ニコ動です)を貼ります。観たことある方は懐かしみながら、初めて観る方は新鮮に驚きながら脳を混乱させて下さい。

https://sp.nicovideo.jp/watch/sm8387172

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