2021年01月06日
サンボ入門
格闘技ランキング
久しぶりにベースボールマガジン社刊のサンボ入門をペラペラと眺めました。
消費税などというものが成立していない‘86年に購入したもので、当時¥650でした。
ヴォルク・ハンやヒョードル、ズーエフ先生やアンドレイ・コピロフのベースとなる格闘技がサンボです。
バンドのサンボマスターはヴォルク・ハンやコピロフに衝撃を受けたメンバーが名付けたのが由来という説があります。
当時は文章の表現が難しく挿し絵も雑で理解しにくかったのですが、今となれば「こういう事だったのか」と思えます。
佐山サトル氏がビクトル古賀氏に師事しサンボを学んでいた時期がありましたが、当時は日本での競技人口が少なくなかなか普及しませんでした。
サンボは世界中の組技格闘技の良いとこ取り競技ですが、柔道とも柔術とも違いプロレスにも通じる部分があります。例えば、これはいわゆるボディスラムです。当然ながら相手は自ら技を受けてくれるはずがないので素早く動作の体勢に入らねばなりません。
柔道の肩車(レスリングでは飛行機投げ、相撲では襷反り)はサンボからの逆輸入技だという説もありますが本当かどうかは不明です。
またこちらは、アキレス腱固め、逆エビ固め、膝十字固めです。寝技での流れなのでボディスラムよりも掛けやすく、しかもシューズを履いているので柔術よりも足のフックは滑りません。
サンボでは引っ掻きや殴打、締め技、ヒールホールドやアンクルホールド、頭からマットに落とす技などが主な禁止行為です。V1アームロックやキムラロックはOKです。
キムタクが柔術衣を着た画像がインスタにUPされていましたが、柔術の方が道着のカラーバリエーションも豊富でオシャレな感じがします(柔術の試合に出る際は着用出来る色の規定があります)。
サンボは短パンでやらねばならないのが難点ですが、それに抵抗がなければ面白いと思います。
今は動画もバンバンUPされてますので非常に分かりやすいです。‘80年代からYouTubeがあったら日本でももう少し普及したのではないでしょうか。
サンボの入門動画を貼りますのでご覧下さい。
https://m.youtube.com/watch?v=rwADZSTWMbI
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