独断(毒男)で語るブログ

2023年11月28日

【前田日明】このTシャツのトンガリ具合よ、、、、、！

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プロレス系以外にもピンカラ兄弟やビーバップハイスクール等、攻めのスタンスが際立つTシャツブランドのハードコア・チョコレートさんが、また強烈なTシャツをリリースしました。
「格闘王」前田日明のTシャツです。

いやー、デザインがトンガってます。
デザインは‘86年のIWGP王座決定リーグ戦で対戦した藤波辰爾(当時は藤波辰巳)選手との最後のシーンがプリントされています。ニールキックとドロップキックの相討ちです。この攻撃で両者は頭をマットに強打して両者KOということになっています。

このシーンの前段階で、コーナーに飛ばされた藤波選手の肩周辺に目がけて前田が大車輪キックを放ったのですが、藤波選手が首を横にずらしたため運悪く額に当たってしまったとか。

今のレガースは足の甲部分と一体型でレスリングシューズの上に着用するタイプですが、初期のシューティングシューズはレガースとシューズが分離型で、自分のスネの保護や相手に傷をつけずにダメージを与える目的だったので踵側に紐がありました。
この紐がまともに藤波選手の額に当たってザックリと割ってしまったワケです。
藤波の流血がかなり酷いためこの相討ちの後にレフェリーのミスター高橋氏が「二人とも起き上がるな」と指示して両者KOにしたのは有名な話です。
最後は強引に試合を終わらせた感じでしたが、ハイやミドルを何十発も喰らっても試合を組み立てた藤波選手の頑丈さが印象的でした。
この試合の数ヶ月後には前田日明vsドン中矢ニールセンの異種格闘技戦があり、「格闘王」の名称が付いたわけです。
それではまた。