2020年12月26日
壮絶列伝C ヴォルク・ハンvsニコライ・ズーエフ
プロレスランキング
今まで3回壮絶列伝をUPしましたが打撃の壮絶さを紹介しましたので、今回は寝技の壮絶列伝をUPします。
93年にリングスで行われたヴォルク・ハン vs ニコライ・ズーエフです。
ハンとズーエフは20代の頃からロシア国内のサンボ大会で幾度となく対戦しているらしく、ズーエフは「禁じ手なし」の裏サンボ(ロシアンサンボ)、ハンはコマンド・サンボの使い手であり技の種類はサンボという一括りでは言えないほど違います。ブラジルでいうと、バーリトゥードとルタ・リーブリの違いみたいなものでしょうか。
ズーエフ先生は、日本でいうと戦後の力道山のような英雄的存在であり、スポーツ学校を経営しながら多くの門下生を輩出しています。サンボの達人の2人が戦うと面白くないはずがありません。そして、どこの関節がどう極まっているのか一度観ただけでは理解出来ません。
リングスはオランダやロシア、ブラジル、グルジア(現ジョージア)あたりから良い意味でヤバい外国人選手が沢山参戦していました。
K-1や大道塾がグローブ空手で興行が打てるようになってきた頃で、打撃が若干飽和気味になっておりましたのでハンやズーエフの同時に数カ所を極めるサブミッションは、ブラジリアン柔術よりも衝撃的だったのが正直な感想でした。
ハン vs ズーエフの動画(ニコ動です)を貼ります。観たことある方は懐かしみながら、初めて観る方は新鮮に驚きながら脳を混乱させて下さい。
https://sp.nicovideo.jp/watch/sm8387172
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