2020年12月01日
壮絶列伝A 高阪剛 vs マーク・ハント
総合格闘技ランキング
今まで見た中での格闘技で、壮絶だった試合を想い出してみます。
第二弾は、2006年のPRIDE無差別級GPでのマークハントvs高阪剛です。
動画はニコ動で見れますので、リンクを貼ります。
https://sp.nicovideo.jp/watch/sm34259092
あの年、「世界のTK」高阪選手は「トーナメントに敗けた時点で引退する」と言ってGPに臨んでいた記憶があります。結局、マークハントに敗れて引退した形になりました。とはいえ、ミルコと闘うために47歳で復帰することになったんですが。
このハントとの試合、分が悪い試合なのは明らかでした。ハントのようなゴロッとした体型の選手は寝技に付き合わないのを分かっていて打撃を挑んだんでしょうが、それが思うツボだったかと思います。
殴られ続けたTKはフラフラなのに立ち上がり続け、見ている側もかなり辛くなりました。ハントもなんだか殴るのを躊躇う様子もあり、試合が止まらないことに困惑している様子もありました。試合を見ながら『もう良いよTK、立たなくて』と思っていましたが、最後はコーナーに倒れ込んだ高阪選手を見てようやくレフェリーが試合を止めます。止めるまで遅過ぎです。RIZINは寝技での膠着を止めるのが早過ぎです。
この敗戦を機に引退し、解説者として良い味を出してましたが、前述の通りにミルコとの試合のために48歳で復帰します。そのミルコ戦敗戦以降はリングに上がっておりません。
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