人によっては社会人になり自分が就いた職業や
会社が自分にとって最高であり、他社や他の仕事よりも今の職場が一番だと思い込んでいる人がいる。
私もかつて大手企業に勤務してそう思っていた。
私の場合、33歳で急病で会社を辞めなければいけないほど悪化し、退職した。
その際に、精神的に大変落ち込んだ経験がある。
でもいまは55歳で何度も会社を変えて、そうは思わなくなった。
なぜなら、過去に自分が最高の職場で自分に合った職業だと思っていたことが
派遣社員や契約社員で他の仕事や職場を経験し、そうでないことを理解したからだ。
人手不足の業界として、老人介護、建設業、運送業界などと言われている。
この中で、運送業界は場合によっては仕事がきついだろうが、慣れた人からすれば気楽な業界らしい。
というのは運送業界の悪い点は重層下請け構造であり、下請けも元請けも仕事の中身が同じだが
自分のところが手一杯だと残りは下請けに出し、下請けに出す際にピンハネするのだそうだ。
仕事内容はある地点からある地点に荷物を運ぶことは一緒なのに、
下請けに出してピンハネ、その下請けも更に下請けに仕事を外注してして受けする構造だそうだ。
しかし、運送会社の運転手の転職先は好条件の運送会社であるという。
運送業は人手不足であるため、中高年での転職がうまくいきやすい業界なのだそうだ。
普通の業界では業界が嫌だと思ったら違う業界へ転職することが多いが
運送業界はある運送会社を辞めたら、次も運送会社だそうで、
仮に首になっても落ち込むことが少ないそうだ。
気持ちを切り替えて自分の経験を売りにもっと条件のよい他社に転職するので悩まないしショックが少ないという。
長距離の運転手は拘束時間が長かったり、交通事故のリスクはあるだろうが
人とコミュニケーションを取るのが嫌な人などが向いている仕事かもしれない。
営業や管理職などは顧客からのクレーム処理で精神的に追い込まれることが多いが
トラック運転手はその点が楽だと言われている。
よって、他の職業の人の様に首になっても人手不足の運送業界のために転職先沢山あり精神的にショックが少ないという。
その点は私も建設系の業界で生きてきて同感な部分がある。
人間関係がひどく悪かったり、労働条件が過酷な職場は躊躇せず辞めてきた。
それはあとあと自分が辞めた会社が倒産などの情報を聞くと
辞めて正解だった会社が多いケースが多く、辞めなければよかったという職場の方が少ない。
退職では未練を残さないことだ。
普通の人は大手企業や公務員などで首になったり、リストラになったら、かなり落ち込み
精神的なショックから立ち直るのに大変だろう。
ただ世の中に運送業界や建設業界のように人手不足の業界ではある会社をやめることになっても
あまり落ち込むことは少ない職業が多くあるのだ。
だから、仕事がもとで、うつ病などのメンタル疾患になっても、人生を悲観することが少ないと思う。
他人から見れば、小さいことでしかないことで自殺するなどバカバカしいことだと思う。
しかし、うつ病になりかけていると本人は毎日が苦しいだけで、そうは思えないだろう。
精神的に苦しい場合、メンタルクリニックなどに勇気をもってかかり
精神科医と相談したり、安定剤などを処方してもらい、少し自分を客観的に見れるようにする必要があると思う。
自分を客観的に世の中は広いのだから、広く見る必要があると思う。
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