先日、義理の兄が私のことをどう思っているのか姉から聞かされてショックだった。
私は今は心身ともに症状が改善し働けるようになったのだが、
義理の兄は今まで私のことを根性が無く、体調不良は言い訳で働きたくない人間だと思っていたとのことだ。
精神的な病気の経験者ならわかるが、健康な人や精神的な病気の経験のない人から見れば
自分の意思で不安感や体調、気分の悪さを制御できない
悪夢が多い睡眠障害など、毎日調子が悪いことを理解できない。
頑張らない人間だと思われるのだ。
義理の兄の言い分は、人は誰だって苦しい中を頑張って生きているのに病気を理由に私が努力していないという認識だ。
しかし、それは健康な人の言い分である。
病気の人間は早く治って健康になって働きたいし、お金も稼ぎたい、稼がないと経済的にさらに苦しくなることを理解している
その中で心身が思うようにならないことに焦りを感じていると思う。
病気になった経験が少なかったり、重い病気を経験しない人はかえって、
病気など気の持ちようでどうにもなるとの認識の人が世の中に一定数いることを理解した。
うつ病や統合失調症、躁うつ病、てんかん、不安障害やパニック障害、社会不安障害、強迫性障害を
合わせると日本での5%程度の人が精神的な病気で苦しんでいる人がいる。
逆を言うと95%の人はそれらの病気の経験がないために、偏見が生じていると思われる。
私は自分が経験した病気をカミングアウトすることをしている。
もし、自分と同じ苦しみの人がいたら精神的な救いになるのではと思うからだ。
今は何とか働けるようになって、働いている。
しかし、中高年であり、就職は難しく、入社できても正規雇用は稀で、
更に中高年には外見が老人に見えるから周りが冷ややかだ。
孤独に耐えながら仕事を頑張っている。
俺の目的、それは生きることだ。
生きることにやりがいを感じている。
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