天使だけどむしろ悪魔。ユニオンクリエイティブのrurudoイラスト『天使警察』。: フィギュアは一種のマドハンド

2022年08月22日

天使だけどむしろ悪魔。ユニオンクリエイティブのrurudoイラスト『天使警察』。

数日に分けて、って初めての試み。

ご機嫌よう。管理人の時雨です。

今回は昨日の続き、〈ジブンノモノ〉中編。
読まれてない人は昨日の記事へGO。

〈ジブンノモノ〉中編

警察署に行って、大家も招集されたのが夜21:30過ぎ。
ここで初めて警察官に自身の説明をしました。
自分が高校生である事、入居して3ヶ月程である事、先程バイトの帰りである事、あの男とは面識すらない事。

私が被害者である上に高校生である事もあり、警察官は早めに帰れるようにするからねって優しげでした。

私が話せる内容はそう多くなく、今日は一度帰宅してくださいとの事。
明日朝6:00にもう一度来てくださいと言われ、腑に落ちないけど仕方ないと帰ろうと腰を上げました。

遅い時間なので送ろうかって話でしたが、歩いても5分もかからない距離なので走って帰りますと。
早歩きで家に戻っている最中。
そう言えばあの男が食べたままのカップ麺、私が処理しなきゃいけないのか、そのままにしとかないといけないのか？
とか考えながら帰宅。

テーブルに虚しく残っている備蓄カップ麺を見つめながらため息。
シャワーを浴びて、バイトの疲れもあるのですぐに床につきました。

翌日朝。
言われた通りに警察署に顔を出して、昨日の警察官に挨拶。
昨日とは違う部屋に通され、話を聞く事に。

警察官の話してくれた内容は、

・あの男は以前の入居者
・鍵はやはり交換されていなかった
・今日、この後すぐに大家が業者に連絡して鍵を交換する
・被害内容はカップ麺1つだか、窃盗罪である為、男に対して請求するかどうか
・また、住居侵入に対しての訴えを起こすか
など。

正直に言えば、カップ麺ひとつで大騒ぎする気は毛頭なく。
むしろさっさと解放されたい気持ちが強く、訴えは起こさないと宣言。

男は法律に則り、然るべき刑事罰に処する、との事でしたので、それで良いですと。

この後、大家が平謝りで鍵の交換を行い、若かった私はそれすらもなあなあで済ませました。

それから2ヶ月後の夜。
忘れかけていた矢先の出来事です。
夜に部屋で恋人と過ごしていた時に、ドアノブがガチャガチャ言い出しました。

明らかに執拗以上に回すドアノブと、何か鉄のぶつかる音。
異常事態です。

恋人は既に怯えMAX。
私は2ヶ月前を思い出しました。
でもまさか。

玄関に向かい、ため息と同時にドアスコープを覗きました。

やはりそこに映っていたのはアノ男。
正直怖いですが、チェーンをつけてドアを開け話しかけました。
なんの用やねんと。

血走った顔で男は吠えます。

「そ、それは自分のモノやーー！！！」

どれやねんと。
アホかと。
ここにあるのは全部自分のモノに決まってるやろがと。
お前ものものが残ってるわけないやろがと。

ため息混じりに即警察に電話。
またもや即駆付ける警察。
今回は抵抗して暴れる男。
辟易とする私。
有り得ないくらいに怯える恋人。

続く

今回は、ユニオンクリエイティブさんの、urudoイラスト『天使警察』をご紹介します。
urudoさんの第2弾ですね、今回も期待！

ユニオンクリエイティブ rurudoイラスト『天使警察』

紛うことなき天使だけどね。
あ、ただの天使か……ってなるくらい天使な可愛さだけどね。

……存在自体が悪魔だね。
ロリほいほいっぷりがハンパないし、むしろ目覚める人も出てくるレベル。
寝る子を起こす恐るべき天使。

スカートが短すぎて下着見えるのは当然として(当然？)
下着の真ん中のスジ。
……そこまでやっちゃうのユニオンさん？
タイホーされません？
……創作なので問題ない？
2次なので問題ない？
登場人物は全て18歳以上？
恐るべし。