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普通に楽しめますが怪しいです

 なんとも怪しいCDが出ています。(正確にはCD-Rでした。)
 Bobby Blandの新作が、03年のBlues At Midnight以来、出ていないことが気がかりでしたので、アマゾンUSでこのCDを見つけた時は、素直に嬉しかったです。

 ただ、ジャケットに使用されている写真は、アングルのせいもあるんでしょうが、かなり老化が進行した顔で、痛々しささえ感じます。

 BlandのCDに渇望していなかったら、このCDに簡単に手を出すことはなかったでしょう。
 少なくとも、購入順位はかなり低かったと思います。


Greatest Hits Live
Bobby Bland

1. Stormy Monday Blues
2. This Time I'm Gone for Good
3. Blues Medley
4. I Pity the Fool
5. Ain't That Lovin' You
6. I'll Take Care of You
7. That's the Way Love Is
8. St. James Infirmary Blues
 

 怪しいのは、ほぼ同時期に出たと思われる、Ain't That Loving You(Live)というCDです。

 こちらは、タイトルこそ違いますが、同じ会社から出て、収録曲と曲数が同じで曲順だけが違います。
 なんといっても、2種のCDの各曲のランタイムがぴったり一致しているのが、お粗末すぎます。

 さて、届いた現物を見てさらに驚きました。
 発売会社は、Setco Acewonder ltd.と表記されているのが唯一の手掛かりです。
 製品番号さえありません。
 ただし、Amazon Usの商品詳細欄にはASIN番号が記載されています。

 リーフレットは二つ折りですが、見開きを開くと、そこには1文字も印刷されていず、1色ベタ塗りになっていました。
 バックインレイに記載されている曲目リストが情報の全てということになります。

 いつごろの録音なのかだけでも知りたいものです。
 ジャケットの写真が、頬がこけた老いた顔であっても、収録曲とはなんの関係もない可能性はあります。

 とはいえ、80歳を超えた人です。
 既に7年、新作アルバムのリリースがありませんが、このまま、フェード・アウトしないことを切に願います。
 B.B.Kingとともに、まだまだブルース界を引っ張っていってほしいです。

 全体的に、観客の「Yeah!」や、拍手がかなり近めに聴こえるつくりのアルバムになっています。
 また、女性客のバカ笑いが盛んに聞こえる箇所もあります。
 
 気になっているのは、Blues Medleyの中身です。
 15分に及ぶこのトラックは、全体が長尺のスロー・ブルースのように聞こえ、どのあたりがメドレーなのか判然としません。

 むしろ、トラック2のThis Time I'm Gone for Goodのほうが分かりやすくて、途中でレイ・チャールズのLonely Avenueのフレーズが入るのがはっきりわかります。

 トラック3は、初めのうち、さかんに「It's Too Late Baby…」というフレーズが気になり、しかも曲後半になると、いつのまにか「Thay Call It…」とStomy Monday Bluesになっていることに気付きます。

 さあ、気を取り直して、もう一度聴きたいと思います。
 なにしろ、2日連続で不覚にも途中で眠ってしまっているのです。

 しかし、またしても、睡魔が勝利しそうです。



こちらは、06年のライヴです。頭髪がジャケ写に近く、なかなか元気そうです




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