2011年05月07日
空をバックに写真を撮る。。 逆光の写真をどうとる。。
最近のデジカメ。。よくできてますなぁ。。
比較的ローエンドモデルでも、色んな機能がついています。
写真といえば、光りの織り成すアート。。
なんて表現も出来るほど、光りと言うのは欠かせない表現の要素。。
まぁ、写真自体、その光りを記録するものなのですから、
当たり前といえば当たり前。。
写真を撮るとき、2つの大きな要素があります。
一つはピント。。ピントが合ってないと、ボーっとして見れたもんではありません。
もう一つは、光りを焼きつける量。。
これを露出と言うんです。
露出は、光りの量を減少させる絞りと、
光りを焼きつける時間を制御するシャッタースピードで、
記録する光の量を決めています。
同じ絞りでも、シャッタースピードが早ければ写真は暗くなります。
同じシャッタースピードでも、絞りを小さくすれば、光りの量が減りますので、
これまた写真は暗くなります。
普段は、シャッタースピードと絞りを、カメラが勝手に決めてくれているんです。
また、この2つの値を決めるために、写真に撮るものが、どれだけの明るさなのか?
を知る必要がありますよね。。
これを測光というのですが、モニターに映っている写真のどの部分を測るかによって、
出来上がる写真の明るさは、全く違うものになります。
ふだん、何も考えないで写真を撮れるように、色んな方式の測光方法を、
各メーカーは採用しているわけなんですが、
一般的には、全体的に平均して量を測定する方法が多いかも知れません。
もう一つは、画面中央に撮りたい物を入れることが多いことから、
中央部を重点的に測る方法をとるカメラも多いと思います。
画面中央部のある一点だけを測光するタイプもあります。
何れにしても、出来上がる写真の明るさは、この測光の結果名のです。
カメラ任せにしておいては、全体的に明るいけど、撮りたいものは暗い、
なんて写真は、撮りたいものが暗くなっちゃいます。。
これでは、幾ら簡単にパチりだけで撮れるといっても、あんまりです。
ですから、測光した情報より、
暗くとる・明るく撮るということが調整できる機能があるんです。
露出補正なんて難しい名前がついています。
カメラによって、調整する方法が違いますので、
ここで紹介することが出来ないのですが、
一度、お持ちのカメラの取扱説明書で、
露出補正というページを探して見てください。
運良くその機能が、カメラに搭載されていたなら、
その方法が書かれていると思います。
暗い部分を明るく写す場合。
空をバックにした記念写真などは、顔が暗くなっちゃいますから、
光を余計にほしいと言うことですので、露出補正をプラスにします。
ほぼ、+1~2の範囲で補正出来てしまう筈です。
(機能がついていれば、多くは±3の補正が出来るものが多いです)
では、実際にやって見ますね。
先ずは普通に撮った一枚。
一番上はカメラに任せたもの。。
二番目は露出補正+1
三番目は露出補正+2です。
結構変るでしょ。。
でもこの方法の問題は、後ろの空は、花を明るくした分、
通常より明るく映るので、白くなっちゃうんですよね。。
だから、花を見せながら、空の雲も一緒に映したい、
となるとこの方法ではとることが出来ません。
そんな場合は、フラッシュを使います。
昼間でも、フラッシュをたいちゃいます。
フラッシュもまた、カメラが必要だと言うときに、勝手に光るものが多いですが、
強制的に発光させることが出来るものがあります。
取り扱い説明書で、フラッシュのページを見て見てください。
強制発光とか、明るいところでのフラッシュの使い方が書かれているはずです。
これが比較撮影したものです。
一番上がカメラ任せです。
二番目が露出補正+1
三番目が露出補正+2
この辺りで、そたの色が白くなっちゃいました。
ホントは青いんですよ。。
四番目は、露出補正は使わず。フラッシュを強制発光にしたものです。
フラッシュを使った写真は、花の細部も明るくて見えますし、
空の青もきれいに写ってるでしょ。。
フラッシュを使う場合の注意点が一つ。
この写真を見ても感じる方が居られるかもしれません。
近くの物をとると、フラッシュの光りの量が多すぎる場合がよくあります。
ちょっと花が浮いたように見えませんか?
そんな場合は、露出補正と併用します。
少し暗く写るように、露出補正をマイナスに設定するんです。
また、この浮き上がる感じを故意に使う方法もあります。
花畑で彼女をパチり。。
もちろんあなたの彼女が、周りの花畑より綺麗で、
浮いている見えるのは承知しております。
ですが、フラッシュを光らせて見てください。
もっときれいに写るはずですから。。
女性を取る場合、(ポートレートなんて言ったりします。)
昼間のフラッシュはすごく効果的です。
明るい空からの光りは、顔の少しの凹凸で、しわのように影を落とします。
そんな影に光りをあて、綺麗な肌をとることが出来るからです。
それに、目に光が映りこんで、魅力的な写真に仕上がるわけです。
少女漫画の主人公、光り輝いていますよね。。
大きな星が、目に入ってませんか?!!
フラッシュの光りが目に映るんです。。
目への効果は、夜は逆効果になります。
ネコの目が光るように、赤くお化けになっちゃうから。。注意してね。。
今度は、家に帰ってから、“ええっ?この写真暗くてだめだぁ。。”って時の話。。
そんなときでもガッカリすることはありません。
写真編集用のソフトがあれば、簡単に補正出来ちゃいます。
細かくは説明出来ませんが、アウトラインを書きますね。
後は、色々やって見てください。。
ソフトも色々ありますから、カメラ同様に簡単には説明できません。
明るさを自動補正するもの、自動調整とか色んな呼び方があるかも知れません。
そんな中でも、コントラストとガンマ値と言う言葉を、
お使いの編集ソフトのヘルプで捜して見てください。
同じところに、“明るさ”というのがあるかも知れません。
ついこれをさわってしまいがちなんですが、
“ガンマ値”と“コントラスト”を私はさわっちゃいます。
普通、何もしない状態ですと、メニューを開いた状態で、
明るさもコントラストもガンマ値も、中央の設定になっていると思います。
メニューを開いて、それぞれの設定をさわっていきます。
最後に、“名前を付けて保存”で、編集したことが分かる名前で保存します。
こうしておかないと、オリジナルの写真が変わってしまいますので、
やり直しする時にこまります。ご注意くださいね。
一番上がカメラ任せです。
二番目は、ガンマ値をプラスに増加させました。
少し白っぽくなって、写真にメリハリがなくなります。
三番目は、コントラストをプラスに増加させました。
コントラストをさわると、白と黒のがくっきりしてきますので、
白ボケて、境い目のなくなった写真に、メリハリが付いてくるんですね。。
さていかがでしょうか?
簡単でしょ。。
後は試行錯誤です、色々やって見て、経験をつんで、
良い写真を撮ってくださいね。。
そうそう、綺麗な良い写真が撮れたら、是非私にも見せてください。。
ちなみに、偉そうに色々書きましたが、私も素人の一人。。。
自己流も自己流。。どこまで本格的にやっておられるかたに、
迫っているかは、定かではございません。
何事も、上には上がおりますから、楽しんですることに意味があります。
では、あなたのカメラライフを応援して。。この辺で。。。。
比較的ローエンドモデルでも、色んな機能がついています。
写真といえば、光りの織り成すアート。。
なんて表現も出来るほど、光りと言うのは欠かせない表現の要素。。
まぁ、写真自体、その光りを記録するものなのですから、
当たり前といえば当たり前。。
写真を撮るとき、2つの大きな要素があります。
一つはピント。。ピントが合ってないと、ボーっとして見れたもんではありません。
もう一つは、光りを焼きつける量。。
これを露出と言うんです。
露出は、光りの量を減少させる絞りと、
光りを焼きつける時間を制御するシャッタースピードで、
記録する光の量を決めています。
同じ絞りでも、シャッタースピードが早ければ写真は暗くなります。
同じシャッタースピードでも、絞りを小さくすれば、光りの量が減りますので、
これまた写真は暗くなります。
普段は、シャッタースピードと絞りを、カメラが勝手に決めてくれているんです。
また、この2つの値を決めるために、写真に撮るものが、どれだけの明るさなのか?
を知る必要がありますよね。。
これを測光というのですが、モニターに映っている写真のどの部分を測るかによって、
出来上がる写真の明るさは、全く違うものになります。
ふだん、何も考えないで写真を撮れるように、色んな方式の測光方法を、
各メーカーは採用しているわけなんですが、
一般的には、全体的に平均して量を測定する方法が多いかも知れません。
もう一つは、画面中央に撮りたい物を入れることが多いことから、
中央部を重点的に測る方法をとるカメラも多いと思います。
画面中央部のある一点だけを測光するタイプもあります。
何れにしても、出来上がる写真の明るさは、この測光の結果名のです。
カメラ任せにしておいては、全体的に明るいけど、撮りたいものは暗い、
なんて写真は、撮りたいものが暗くなっちゃいます。。
これでは、幾ら簡単にパチりだけで撮れるといっても、あんまりです。
ですから、測光した情報より、
暗くとる・明るく撮るということが調整できる機能があるんです。
露出補正なんて難しい名前がついています。
カメラによって、調整する方法が違いますので、
ここで紹介することが出来ないのですが、
一度、お持ちのカメラの取扱説明書で、
露出補正というページを探して見てください。
運良くその機能が、カメラに搭載されていたなら、
その方法が書かれていると思います。
暗い部分を明るく写す場合。
空をバックにした記念写真などは、顔が暗くなっちゃいますから、
光を余計にほしいと言うことですので、露出補正をプラスにします。
ほぼ、+1~2の範囲で補正出来てしまう筈です。
(機能がついていれば、多くは±3の補正が出来るものが多いです)
では、実際にやって見ますね。
先ずは普通に撮った一枚。
一番上はカメラに任せたもの。。
二番目は露出補正+1
三番目は露出補正+2です。
結構変るでしょ。。
でもこの方法の問題は、後ろの空は、花を明るくした分、
通常より明るく映るので、白くなっちゃうんですよね。。
だから、花を見せながら、空の雲も一緒に映したい、
となるとこの方法ではとることが出来ません。
そんな場合は、フラッシュを使います。
昼間でも、フラッシュをたいちゃいます。
フラッシュもまた、カメラが必要だと言うときに、勝手に光るものが多いですが、
強制的に発光させることが出来るものがあります。
取り扱い説明書で、フラッシュのページを見て見てください。
強制発光とか、明るいところでのフラッシュの使い方が書かれているはずです。
これが比較撮影したものです。
一番上がカメラ任せです。
二番目が露出補正+1
三番目が露出補正+2
この辺りで、そたの色が白くなっちゃいました。
ホントは青いんですよ。。
四番目は、露出補正は使わず。フラッシュを強制発光にしたものです。
フラッシュを使った写真は、花の細部も明るくて見えますし、
空の青もきれいに写ってるでしょ。。
フラッシュを使う場合の注意点が一つ。
この写真を見ても感じる方が居られるかもしれません。
近くの物をとると、フラッシュの光りの量が多すぎる場合がよくあります。
ちょっと花が浮いたように見えませんか?
そんな場合は、露出補正と併用します。
少し暗く写るように、露出補正をマイナスに設定するんです。
また、この浮き上がる感じを故意に使う方法もあります。
花畑で彼女をパチり。。
もちろんあなたの彼女が、周りの花畑より綺麗で、
浮いている見えるのは承知しております。
ですが、フラッシュを光らせて見てください。
もっときれいに写るはずですから。。
女性を取る場合、(ポートレートなんて言ったりします。)
昼間のフラッシュはすごく効果的です。
明るい空からの光りは、顔の少しの凹凸で、しわのように影を落とします。
そんな影に光りをあて、綺麗な肌をとることが出来るからです。
それに、目に光が映りこんで、魅力的な写真に仕上がるわけです。
少女漫画の主人公、光り輝いていますよね。。
大きな星が、目に入ってませんか?!!
フラッシュの光りが目に映るんです。。
目への効果は、夜は逆効果になります。
ネコの目が光るように、赤くお化けになっちゃうから。。注意してね。。
今度は、家に帰ってから、“ええっ?この写真暗くてだめだぁ。。”って時の話。。
そんなときでもガッカリすることはありません。
写真編集用のソフトがあれば、簡単に補正出来ちゃいます。
細かくは説明出来ませんが、アウトラインを書きますね。
後は、色々やって見てください。。
ソフトも色々ありますから、カメラ同様に簡単には説明できません。
明るさを自動補正するもの、自動調整とか色んな呼び方があるかも知れません。
そんな中でも、コントラストとガンマ値と言う言葉を、
お使いの編集ソフトのヘルプで捜して見てください。
同じところに、“明るさ”というのがあるかも知れません。
ついこれをさわってしまいがちなんですが、
“ガンマ値”と“コントラスト”を私はさわっちゃいます。
普通、何もしない状態ですと、メニューを開いた状態で、
明るさもコントラストもガンマ値も、中央の設定になっていると思います。
メニューを開いて、それぞれの設定をさわっていきます。
最後に、“名前を付けて保存”で、編集したことが分かる名前で保存します。
こうしておかないと、オリジナルの写真が変わってしまいますので、
やり直しする時にこまります。ご注意くださいね。
一番上がカメラ任せです。
二番目は、ガンマ値をプラスに増加させました。
少し白っぽくなって、写真にメリハリがなくなります。
三番目は、コントラストをプラスに増加させました。
コントラストをさわると、白と黒のがくっきりしてきますので、
白ボケて、境い目のなくなった写真に、メリハリが付いてくるんですね。。
さていかがでしょうか?
簡単でしょ。。
後は試行錯誤です、色々やって見て、経験をつんで、
良い写真を撮ってくださいね。。
そうそう、綺麗な良い写真が撮れたら、是非私にも見せてください。。
ちなみに、偉そうに色々書きましたが、私も素人の一人。。。
自己流も自己流。。どこまで本格的にやっておられるかたに、
迫っているかは、定かではございません。
何事も、上には上がおりますから、楽しんですることに意味があります。
では、あなたのカメラライフを応援して。。この辺で。。。。