毎度のお越しありがとうございます。。
寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょう?
和歌山では、日本一の落差を誇る那智の滝が凍りつきました。
体調に気を付けて、ゆっくり太刀魚を科学いたしましょう。。
今日はどちらからおいでですか?
寒いですから、中へどうぞどうぞ。。
お茶でもいかがですか?
ゆっくりして行ってくださいよぉ。。。
本日は、値段がこなれてきたポータブル魚群探知機。
これ、太刀魚釣りに使えますかね?
普通の魚群探知機は、ボート釣なんかで、海底に向かって使うものですが、
パナソニックのポータブル魚探は、水平方向へも使えるんですよ。。
ホントに有効に使えるのでしょうか。。
少し真剣に考えて見ましょう。
というのも、数日前、ネットを散歩中に見かけた魚探。
昔から気にはなっていたんですが、半信半疑。。
太刀魚を釣ってて思うのは、ある程度雰囲気というのを察知して入るつもりでも、
それがどれだけ本物なのかは、確かめようもありませんし。。
一万円ぐらいまでなら、なんとか手が届く範囲かも。。。って
そうこうして感がてる最中に、こんな情報を聞きました。
太刀魚というのは幽霊だと。。。
魚影を捉えても、ふわーっと消えてしまうことがあるのだと。。
これ、消えるということは、最初から捉えられないかも知れないということです。
これはいけません。
ちゃんと検証してから買わないと、買ったわ良いけど使えないなんて馬鹿な話。。
あってはなりませんよ。。ねぇ、みなさん。
太刀魚釣りに魚探使ってる人います?波止つりで。。
それで、太刀魚の幽霊現象をちょっと考えてみることにします。
超音波が反射してくる条件に密度と言うものがあるのだそうです。
厳密には密度と音波速度が関係しているらしいですが、
魚探の発信機は1つですので、とりあえず密度だけを考えて見ます。
密度、単位体積当りの重さですよね。。
この密度の違いが大きいもの同士が接している面では、反射が著しく大きくなり、
火の少ない場合は反射が起こらなくなる性質があるらしいです。
ということは、海水に比べて比重の重い錘などは顕著にうつり、
ビニール袋などは、中に海水が入りこんで、ほとんど体積がありませんから、
判別しにくいということになりますね。
こんな話もあります。魚探は魚の浮き袋を捕らえていると。。。
“え〜なにそれ。。。”って気もします。。
ここで密度というのを考えて見ますと、気体の密度は固体に比べて、
きわめて小さいですから、前出の話を適用すると、魚探にははっきりうつるはずです。
発信機から発信された超音波は、魚の身体に当り、海水との密度の違いにより、
一部は反射されディテクターへ帰ってきます。小さな反射のこの信号だけでも、
沢山の群れになれば、その変化を魚探で捉えることは出来るものだと思います。
身体の中に入り込んだ超音波は、魚のからだと浮き袋の密度の違いから、
浮き袋で反射して沢山の信号が帰ってきて、魚探で捉えられるというわけですね。
こんな理由から、イカなどの浮き袋を持たないものや、身体の水分量が多いくらげなどは、
魚探で捉えるのが難しい理由なのでしょう。
太刀魚を魚探で捉える場合、群れを捉えてからふわ〜っと幽霊のように姿を消す。。。
なんて話を聞きました。
だから、太刀魚釣りに魚探はあまり役立たないかも。。。
なんで幽霊みたいに。。。。
ここで気になるのは、太刀魚の泳ぎ方です。
通常の移動時は普通に横に泳いでいるはずですね。
この時は、ちゃんと魚探で捉えていると思います。
次に捕食時の泳ぎ方です。
ご存知のように、太刀魚は捕食時には立ち泳ぎをしています。
上を通る小魚に真下から襲い掛かるためですよね。
太刀魚が立ち泳ぎをすると、タダでさえ小さい浮き袋は上方から見て尚小さくなりますし、
反射率の少ない身体も、断面積は極端に小さくなります。
どうでしょう?
沢山泳いで移動中の太刀魚を魚探が捕らえます。
その直後に、捕食モードにはいった太刀魚は立ち泳ぎを初め、
超音波はほとんど変えてこなくなり、急に魚探が魚影を映さなくなる。。
これが幽霊現象ではないでしょうか?
もっとくわしくしらべてみたら、
ここまではっきり書いてる物もあったりするかも知れませんし、
テレビなどの情報番組で、克明に説明されてたこともあるのかも知れません。
そんなことを知らないじん太。色んな情報やら、ネット上の話などを総合して、
こんな結論に至りました。
でも、移動時は捉えられることと、立ち泳ぎでも、
全く捉えられなくなると言うことはないんじゃないかな?
勝手な想像ですが。。
それに、もし捉えられた魚影が幽霊現象へとかわるなら、
その魚影は太刀魚だということですから。。。
見極めは簡単に出来ると言うことですね。
パナソニックのパーソナル魚群探知機。
色々ある小型の魚群探知機の中でも、横方法へ向かって使える機能があるんです。
この機能を使えば、波止から横方向へ探索することで、
容易に太刀魚の群れを発見できそうです。
この場合、幽霊現象はどうなるのでしょう?
横からの超音波が、立ち泳ぎの太刀魚に当たる角度は、横に泳いでいる場合と同じですよね。。
立ち泳ぎで360度ぐるぐる方向を変えたとしても、浮き袋には横から音波があたるわけですから。。
そう考えると、太刀魚の幽霊現象は、船釣の場合が顕著に出る現象じゃないでしょうか?
これも想像ですが、恐らくはそうだと思います。
なら、このパナソニックのパーソナル魚群探知機、いいですよね。
待ちのつりから、誘いのつりで攻めて釣ってましたが、
もっと攻める釣りにこの魚探が役に立つかも知れません。
もう少し考えてみたいと思います。
こちらは横方の探査モードが付いていません。