2009年03月01日
TAKE FIVE(テイク・ファイブ)/Dave Brubeck Quartet (デイブ・ブルーベック)を知っていますか?アリナミンVのCMでおなじみ!
毎度のお越しありがとうございます。
いやぁ〜最近テーマの方向性がなんだか変ってきちゃいました。。
まぁ、気の向くまま進んでいくといたしましょう。
お越しの皆さんはレコードなんて知っていますか?
中には見たことがないなんて人もいるかも知れませんね。
デジタルな世の中、
あのやわらかいアナログの音が懐かしく感じるのは私だけでしょうか?
中でもあの真空管の暖かい光を見ながらの一曲は忘れることも出来ません。
私が小さかった頃、近所のレコード店に親父に連れて行ってもらいました。
このレコード店は、入り口に4枚のサッシがあって
そのままの幅で奥までレコードが並んだ長方形の小さな店でした。
店の奥、突き当りには当時はやりのALTEC(アルテック)A5が
壁のように詰め込まれ、小さなレコード店のシンボルマークのようでした。
ちなみにこれってスピーカのことです。
この店に最初に入った時に聞かせてもらった曲がこの曲でした。
小さな店の中に響く
かすれてむせび泣くようなサクソホーンの音
シンバルとハイハットの織り成すなんともいえないリズム
何といってもあのピアノのバッキング
小さかった私の心に何かを刻んだのでした。
当時は私も小さかったので、
その曲名が何なのかわからないまま店を出たわけですが、
その後何年もの間、どこかに引っ掛かって気になんていたんです。
数年経ってからのある日。
テレビから何流れてきたこの曲。
アリナミンVのCMでした。
このCMのために再編、発売されたレコードを
買い求めたのはいうまでもありません。
タイトルの“TAKE FIVE”は
曲が4分の5拍子であることと、5分間の休憩をしよう!
からきているそうですが、
独特の拍子に身体を預ける自分がいることに
きっと貴方も気づかれることと思います。
それでは、今日の一曲。
休日の昼下がり、空模様は今一かもしれませんが。。
そうそう、できればこの曲、
夜に部屋の明かりを落としてもう一度聞いてみてください。
夜のこの曲は表情が変ります。
Dave Brubeck - Take Five - 1966
どうです?知ってるでしょ? こんな昔のスタンダードな曲なんです。
今度はギターでリードを取ったバージョンを渡辺香津美でどうぞ。
今度は、ジョージベンソンと渡辺貞夫でどうぞ。
このバージョンもいいでしょ。
最後はギターだけのバージョンです。チェットアトキンス
Chet Atkins "Take Five"
いかがでしたか?あなたの心にも何かを刻んだのではないでしょうか?
デイヴ・ブルーベックはこちら。。
インストルメンタル。女子十二楽坊はこちら。。
オルゴールはこちら。。
フルートバージョンはこちら。。 Lips!
本日も長らくのお付き合い、ありがとうございました。