2010年06月11日
誕生! タナゴが生まれました。
タナゴを飼い始めて何年がたつでしょう?
子供が小さい頃、網を持って近くの公園の池でパチャパチャ。。
そんな網の中に、タナゴが入ってビックリ。
小さなタナゴの子供で、最初はその5匹ぐらいだったか。。。
水槽で大きくして、店で買ってきた繁殖用の貝で繁殖を試みるも全くダメで。
色々考えて試しているうちに、自然で何十年も生き残っていたタナゴ。
飼うならやはり自然が一番。
人間の勝手で観賞用水槽に押し込まれたタナゴが、自然に産卵?!
それ自体が自然でないことに違和感を感じました。
で、屋外に放置された小さな昔ながらの流し台。
これをニミビオトープに変えちゃった訳です。
自然界に生きる動物って結構丈夫に出来ております。
生活廃水の流れ込む自然界の池、そんな悪条件の中でも、小さい頃見たタナゴが数十年にわたって生きながらえているのですから。。
小さなビオトープの中でも、微生物のサイクルが回って、水を変えなくても、エサを与えなくても生きていけるビオトープを作ることが、一番の繁殖への近道だと言う結論に至ったのでした。
ですから、飼ってると言っても私は何もしないわけで。。
気が向いたら覗きこんで観察させてもらって、エサをパラパラとあげるただそれだけ。
でも、ちゃんと増えるところが自然ですねぇ。
条件さえそろえば、自然は子孫を残すんですね。不思議。。。
何はともあれ、今年の一年生を見てください。
小さいでしょ?どんな魚かこれでは分かりません。
これ、タナゴの子供です。
ちなみにメダカはと言うと。。
写真では分かりにくいのですが、動きもちがいます。
メダカは表層を単独で頼りなく泳ぎますが、タナゴは仲間を見つけると、小さいもの同士、まとまって表面から少し下を泳ぎまわります。
ですから、写真に収めるのが難しいのです。
一箇所にとどまってませんし、ピントを稚魚に合わせるのが非常に難しいのです。
余談ですが、カメラのオートフォーカスは水面に合う場合と、水中の底に合う場合があります。
水面から1cmほど下を泳いでいますので、表面にピントが合えば1cm近づいて、底面にあえば1cmほどカメラを引いて、感を頼りにシャッターを押すことになります。
出来は運次第です。
稚魚は大きなエサを食べませんので、卵の黄身を溶いてやったり、粉末のエサを小さく砕いてやったりするのですが、観賞用水槽ではその食べ残しで水が汚れ、飼育が難しいのですが、ビオトープは気にすることもありません。
放置しておいても、プランクトンもいれば、藻なんかも食料になっているようです。
事実、産卵用のカラス貝は飼育が難しく、水槽内では3ヶ月ぐらいが寿命のようなのです。
今年の春、昨年の春に自然からちょっときていただいたカラス貝は、今でも生きていることを確認できましたし、小さなビオトープの中で、自然のサイクルが当たり前のように回っているようです。
底をさらえば、ヤゴなんかも出てきますよ。
観賞用水槽で、家の中で育てるのも良いですが、こうやって外で育てるのも自然でいいものです。
いつもその婚姻色に彩られた綺麗なタナゴを見ることはできないのは残念ですが。。
さて、今年は何匹の稚魚が大きくなるでしょうか?
子供が小さい頃、網を持って近くの公園の池でパチャパチャ。。
そんな網の中に、タナゴが入ってビックリ。
小さなタナゴの子供で、最初はその5匹ぐらいだったか。。。
水槽で大きくして、店で買ってきた繁殖用の貝で繁殖を試みるも全くダメで。
色々考えて試しているうちに、自然で何十年も生き残っていたタナゴ。
飼うならやはり自然が一番。
人間の勝手で観賞用水槽に押し込まれたタナゴが、自然に産卵?!
それ自体が自然でないことに違和感を感じました。
で、屋外に放置された小さな昔ながらの流し台。
これをニミビオトープに変えちゃった訳です。
自然界に生きる動物って結構丈夫に出来ております。
生活廃水の流れ込む自然界の池、そんな悪条件の中でも、小さい頃見たタナゴが数十年にわたって生きながらえているのですから。。
小さなビオトープの中でも、微生物のサイクルが回って、水を変えなくても、エサを与えなくても生きていけるビオトープを作ることが、一番の繁殖への近道だと言う結論に至ったのでした。
ですから、飼ってると言っても私は何もしないわけで。。
気が向いたら覗きこんで観察させてもらって、エサをパラパラとあげるただそれだけ。
でも、ちゃんと増えるところが自然ですねぇ。
条件さえそろえば、自然は子孫を残すんですね。不思議。。。
何はともあれ、今年の一年生を見てください。
小さいでしょ?どんな魚かこれでは分かりません。
これ、タナゴの子供です。
ちなみにメダカはと言うと。。
写真では分かりにくいのですが、動きもちがいます。
メダカは表層を単独で頼りなく泳ぎますが、タナゴは仲間を見つけると、小さいもの同士、まとまって表面から少し下を泳ぎまわります。
ですから、写真に収めるのが難しいのです。
一箇所にとどまってませんし、ピントを稚魚に合わせるのが非常に難しいのです。
余談ですが、カメラのオートフォーカスは水面に合う場合と、水中の底に合う場合があります。
水面から1cmほど下を泳いでいますので、表面にピントが合えば1cm近づいて、底面にあえば1cmほどカメラを引いて、感を頼りにシャッターを押すことになります。
出来は運次第です。
稚魚は大きなエサを食べませんので、卵の黄身を溶いてやったり、粉末のエサを小さく砕いてやったりするのですが、観賞用水槽ではその食べ残しで水が汚れ、飼育が難しいのですが、ビオトープは気にすることもありません。
放置しておいても、プランクトンもいれば、藻なんかも食料になっているようです。
事実、産卵用のカラス貝は飼育が難しく、水槽内では3ヶ月ぐらいが寿命のようなのです。
今年の春、昨年の春に自然からちょっときていただいたカラス貝は、今でも生きていることを確認できましたし、小さなビオトープの中で、自然のサイクルが当たり前のように回っているようです。
底をさらえば、ヤゴなんかも出てきますよ。
観賞用水槽で、家の中で育てるのも良いですが、こうやって外で育てるのも自然でいいものです。
いつもその婚姻色に彩られた綺麗なタナゴを見ることはできないのは残念ですが。。
さて、今年は何匹の稚魚が大きくなるでしょうか?