突然ですが、“はらん”って知ってます？
昔から、梅の木の下に大きな葉っぱが沢山出てきて、そのたびに刈り込んで。。
ちょっと邪魔者にしてまいりました。
そんな中、新しく柵を作るために片付けておりましたところ。。。
こんなものを見つけました。



これ、なんだか花のような。。
ちょっと不気味じゃないですか？
昔、母から聞いたことがありました。
“この大きな葉っぱで、おにぎりを包んだんだよ”っと、

葉っぱはこんなものです。


そんな情報からあれこれネット探索が始まって。。。
どうやら、この葉っぱ、“はらん”というようです。
肉やおにぎりを包む葉っぱとして、昔は良く使われたようです。
葉っぱには、殺菌作用があって、表面がツルツルしているので、おにぎりを包んでも引っ付かないのだそうです。
昔の人はそんなこと、知って使っていたんですかね？すごいです。

で、問題のこの花のようなもの。。
“はらん”の花だそうです。
はらんの花は、茎がなくて地面に咲きます。
そんな珍しいものが、こんな近くにあるとは、長い間見てきたのに何とも恥ずかしいばかりです。
色んなものをもっと注意して、普段あるものだからこそ、しっかりものを見なければなりませんね。
見慣れているものの中に、大事なものが埋もれているのかも知れません。

今一度、自分の回りをゆっくり見つめてみると、意外な発見があるかもしれません。