ちょっと前になりますが、近所の池でこんなほのぼのとした光景に遭遇しました。
昔、ビルの谷間の噴水で子供を育てるカルガモの話がありましたが。。。
親というのは、どんな生き物でも子供をちゃんと育てる本能があるんですよね。
誰に教えられるでもなく、ちゃんと知ってる。

この写真の右下には写っていませんが３羽の子供が一生懸命にお母さんを追いかけて家に帰る姿があります。
私がカメラを持ち出して近寄ってきたのに気づいたお母さんが、あわてて子供を引き連れて家に戻っていくところなんです。
こんなに距離があるのに、子供を守るために用心深いお母さんです。

どんな動物もそうですが、誰に教えられるでもなく子供を大事に育てる本能が備わっています。
なのになぜ人間は出来ないのでしょう？
分かっているのに。。。子供に当たってしまったり。。。。
分かっているのに。。。叩いてしまったり。。。
でもどうなんでしょう？分かるというのは人だけに備わったものですよね。
だとすると、分かっていてもそうしてしまう。。。これが本能の反応なのかも知れませんね。
ひょっとすると、頭で考えて行なう行動がいけないのかも知れません。
分からないから考えて、その結果行動する。これが間違っているのかも知れません。
直感で、感じるがままに。。。それが本能。。。難しいですね。。
色んなことを感じて考えられる頭を持ったがために、本能というものが何なのかを分からなくなってる。
本能が何なのかを考える、そんな大それた脳を持った人間はどこへ向かっているのでしょうか？