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2009年06月14日
ホタルの写真を撮るには。。蛍の光りをデジカメで撮れるか?暗い場所でのデジカメの撮影方法はこれ。
蛍の光りのようなほのかな明かりをデジカメで取れるのだろうか。。
ホタルをカメラで撮る方法はむずかしくありません。暗いところで、上手くデジカメを使う方法や、
ホタルを写真にとって見ましょう。
では、本題です。

最近のデジカメはかなり感度が良くなり、暗い場所でも結構な写真が撮れます。
昔は暗い場所での撮影では手ブレがひどく発生し、上手く取れてもCCDのノイズなどで銀塩フィルム同様、粒子が粗い写真となる場合が多かったですね。

ここ最近は、デジタルカメラといえば必ず手ブレ補正機能が搭載され、方法は各社違うものの暗い場所でもかなり鮮明な写真が取れるようになりました。

先日のこと、夜、何の気なしに外を見ていると、なにやら怪しい光がピカピカ。。。
“ええ〜っ?” ホントに声が出ました。ビックリしたからなんですが、昔どこかでみた懐かしい光だったんです。
そう、ホタルです。昔は田植えも終わる頃になると、沢山のホタルが飛んで、捕虫網と虫カゴをもって良く父ととりに行ったものです。懐かしいです。

折角なので、写真に撮ろうとがんばってみました。
銀塩写真(フィルム式)では色々と設定を変えたり、フィルムの感度いいのを使ったりと色々やりますが、デジカメは難しくありません。
飛びながら光るホタルの奇跡を撮るためには三脚が必要ですが、葉っぱにとまっているホタルは手持ちで撮っちゃいましょ。
新兵器は、LEDライトです。小さな電力で綺麗な白い色を放ちます。デジカメとの相性が良い照明です。
小さいのを一つ持っておかれると使えますよ。

先ずはデジカメの設定です。
もちろん   手ブレ補正ON
感度は    ASA100   (できるだけ発色と粒子を目立たせないためです)
露出は    AUTO     (カメラまかせで行きましょう)
マクロ     スーパーマクロ(私のカメラの場合2cmまで寄って撮影できます)

全体はLEDで照明を当てれば難なく取れます。
ホタルのおしりが光ってる写真は、ホタル自身が分からないといけませんので、

LED照明を違う方向へ向けて間接的に明かりが反射して届くようにして、上手く調整して、ホタルのお知りの部分に照明が来ないようにするときれいに撮れます。

ほたるの自然な光りを撮りたい方は、LED照明なしか、間接照明でほぼ少しだけホタルに照明が届くようにします。
手ブレ補正を入れ、オートにしておくと最近のカメラは上手く撮ってくれます。
バルブ(シャッターを開けたまま)など使わなくてもカメラまかせで上手くいきます。

ということで、実際に撮って見ました。

葉っぱに止まって光っていたのでそっと近づいて先ずはLED照明を当てて一枚。

始めてみる方もおられるんじゃないですかね??
これホタルです。

“きも〜いっ” とかいっちゃだめですよぉ。 昔は沢山飛んで初夏の闇夜を彩っていたんです。

続いて、LEDの間接照明でホタルの姿と効率100%、全く熱の出ない自然のホタルの光を入れて一枚。

お知りのあたりが光ってるの分かりますか?緑色の綺麗な光でしょう?!

釣りに行かれる方はどこかで見た光でしょう。
そうケミホタルの光です。サイリュームなんていったりもしますね。
確か発光原理は一緒じゃなかったですかね?

ホタルの光は全く熱の発生を伴わない、効率100%の光なんです。
いつも思わされますが、ホントに自然というのは上手く出来てるもんです。

最後は、暗闇の中での綺麗なホタルの光りをどうぞ。。

すごいでしょ? この光り何ともいえないでしょう。。

カメラの性能もすごいですね。ホタルの光りをこれだけ捉えてしまいます。
もちろん、条件は最悪な状態です。ホタルのほのかな光りだけを撮り収めるのですから。。

銀塩フィルム(昔のフィルムカメラ)でもかなり難しいというより、デジカメだからこそ撮れる一枚でしょう。

悔しいのは、三脚をもっていなかったことです。小さい三脚を車に積んで、いつでも使えるようにしておきたいものです。


いかがでしたでしょう?カメラの話よりも、ホタルめずらしでしょ。
最近では、各地でホタルを保護して呼び戻す活動も聞きますし、公けには行なわれていないこの地域でも、個人が気を付けて自然を守り、昔のようなホタルの乱舞が再び見られるよになることをホントに願って止まないです。


今回使用したカメラはオリンパス製です。残念ながら現在は製造されておりませんが、購入時の価格は確か¥16,000ぐらいだったと思います。
現在同格のカメラは出ておりませんが、上位機種ではこちらが出ております。
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ほぼ機能的には同じですが、CCDのサイズが大きくなっておりますので感度や解像度は比べ物にならないと思います。もちろん価格もそこそこしますが。。

このタイプのカメラは、コンパクト性と一眼レフのもつ高機能性を兼ね備えたものです。
レンズこそ交換は出来ませんが、普段持ち歩いて、気に入った被写体を見つけて、一眼レフ相当のこった写真が撮れる優れものです。
もちろん中間に位置する機種ですので、機能は一眼レフに負けますし、コンパクト性はコンパクトカメラに負ける事は言うまでもありません。

キャノンのカメラでの同格製品はこちら。。
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ローコストタイプはこちら
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最近のパワーショットはこんなおしゃれなタイプもあります。
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キャノンとオリンパスの大きな違いは使っているメモリーにあります。
オリンパスは  xDメモリーカード を使い
キャノンは    SDメモリーカードを使っています。
汎用性から言えばSDカードに軍配が上がるかもしれませんね。

レンズのズーム倍率は光学単体でのズーム倍率とデジタルのズーム倍率がありますが、気に留めておいてほしいのは光学ズーム倍率です。これを考えると、私的にはオリンパスが有利だと思います。

レンズの口径は大きいほうが暗い場所での撮影に有利に働きます。こちらもオリンパスに軍配が上がると思います。

コンパクト性はキャノンでしょう。

あと、レンズによる発色の問題はそれぞれの好みによるでしょう。
今現在確かめた事はありませんが、オリンパスはどちらかというとちょっと冷たい感じ(青系の発色が強い?)だと思いますが、これは見る人の感覚が大きいです。
出来れば近くの電気屋さんで、プリントした写真を見比べてみると良いと思います。


三脚を紹介しましょう
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LEDヘッドライトはこんなのが使えます。
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