昨日、充電器付き充電池をご紹介いたしました。
最近の充電池事情を少し。。

昔々、充電池といえばニッカド電池（Ni-Cd電池）が主流でしたよね。。
この電池、自己放電といわれる、使わなくても電力が減っていく現象が大きく、
充電して放置しておくと、３ヶ月もすればほとんど充電した電力がなくなってしまっていました。

また、使っては充電、使っては充電の繰り返しを行なうと、問題がありました。
というのも、最後まで使いきらないで充電する事で、充電できる量が少なくなってくるんです。
満充電しても、すぐに電池が減ってしまうというもの。。（メモリー効果といいます）

最近の充電池は、ニッケル水素電池というものが主流です。
この電池、前に書いた自己放電（自然に電力を失う）や、
繰り返し充電が難しい（メモリー効果）がほとんどないといわれています。

それに、最近の技術が加わって、高性能なニッケル水素電池が発売されているわけです。
一般的には、パナソニックのエボルタやサンヨーのエネループといわれるものなんですが。。

これらの電池は、非常に高性能です。
充電してから保管して、一年たっても充分な電力を保持しています。
ですから、災害を視野に入れての備蓄電池として、充分使えますし、
懐中電灯やラジオ、携帯の充電などにも、機材をそろえておけば使えます。

また、目覚まし時計やリモコンといった長期間の運用にも、
自然に電力を消耗する事が少ないため、問題なく使えるようになりました。

ただ、この充電池たちの出力電圧は1｡2vですが、普通の電池は１．５Vな訳で、
この０．３Vの差で、充電池が使えない機器もあります。。


繰り返し使える回数も、飛躍的に多くなりました。
２００回、５００回などという回数を覚えている方も多いかも知れませんが、
昨今の充電池は、１０００回もの繰り返し充電が可能なんです。。

単三電池４本で約１５００円ぐらいですから
電池１本１円しない計算かな？
充電器や充電時の電気代。。そんなものを軽く考えても、
普通に電池を買うより安いですよね。。

普段、充電しながら電池を使っていると、
非常時にも備蓄しているのと同じ効果も得られるでしょうし、
エコはもちろん、電気代の節約や、色んなメリットがありそうですよ。。

電池を使うものは多く、色んなものに使えるはずです。
一度考えて見てはいかがでしょうか？

ちなみに我が家では、
釣りの用のヘッドライト、デジカメ、MP３オーディオプレーヤー、電子辞書、
懐中電灯、おもちゃ、時計、などなど。。
広範囲に使っております。。
ほぼ乾電池は買わないかも。。
単三電池４本２セット、単四電池４本２セットを約３年で寿命を迎える感じで使っております。

次回、充電器の機能や充電の詳細をもう少し書いて見たいと思います。








面白い物を少しだけおまけで紹介します。