日本人であれば、古事記に記された「因幡の白兎」の神話を知っている人も多いのではないだろうか。
鰐鮫に皮を剥がされ赤肌になって苦しんでいた兎が、通り掛かった大国主命に教えられ、蒲の穂によって傷を治した、と言う話だ。
実は、蒲の効能は神話やお伽話の中だけのものではない。
古くから傷薬などとして利用されてきた植物なのだ。
蒲と呼ばれる野草には、蒲とコガマ、ヒメガマの3種類あるが、これらの穂はどれも同じ構造をしている。
下部に太いソーセージの様な赤茶色の雌花の集合体、上部には雄花の集合体が突き出ている。
この雄花の花粉は、漢方で「蒲黄(ほおう)」と呼ばれる。
蒲黄には、イソラムネチン配糖体やパルミチン酸などの成分が含まれており、止血や血管収縮などの作用に優れている。
その為、傷の患部に蒲黄を塗布する事によって、高い効果が得られると言う訳だ。
又、蒲の全草を漢方では「香蒲(こうほ)」と呼び、利尿薬として用いる事もできる。
大海 淳 エッセイスト
愛媛新聞 野草と紡ぐ暮らしから
蒲は蝦蟇ではないらしい。
2024年07月29日
ゼミ長メッセージ
「今回の期末、最悪! テストなんてなくなればいいのに!」ってよく言われるんだけど、よく聞くとテストの点が下がると内申点も下がり高校入試に影響するから最悪だと表現しているんだね。
先ず、テストの目的から考えるとテスト自体は有効と言っていいんじゃないかな。
問題があるとすれば、テスト結果の使い方にあるよね。
そこを切り分けて考える事で、主張する内容が変わってくると思うんだ。
抑々思い詰めてしまう位なら「たかがテスト」と思って欲しい。
あなたを落ち込ませる目的は、テストにはないのだから。
ジュニアえひめ新聞 ピントゼミナールから
目的とは何かを成し遂げようと目指す事柄であり、目標は目的を達成する為に設ける目当ての事である。
例えばテストで80点を取る事が目標です。
テストを受ける事は、自分の学力を確かめ、そこから如何やって学力を伸ばすかを考える事を目的としています。
目的と目標の違いを理解すると、物事を少し構造的に捉えられる様になるらしい。
目標は目的を達成する為に設ける目当ての事だとすると、目標を決める時には目的から考える必要がある事が分かるらしい。
言葉を使い分けられる様になると物事の理解が一気に深まるらしい。
先ず、テストの目的から考えるとテスト自体は有効と言っていいんじゃないかな。
問題があるとすれば、テスト結果の使い方にあるよね。
そこを切り分けて考える事で、主張する内容が変わってくると思うんだ。
抑々思い詰めてしまう位なら「たかがテスト」と思って欲しい。
あなたを落ち込ませる目的は、テストにはないのだから。
ジュニアえひめ新聞 ピントゼミナールから
目的とは何かを成し遂げようと目指す事柄であり、目標は目的を達成する為に設ける目当ての事である。
例えばテストで80点を取る事が目標です。
テストを受ける事は、自分の学力を確かめ、そこから如何やって学力を伸ばすかを考える事を目的としています。
目的と目標の違いを理解すると、物事を少し構造的に捉えられる様になるらしい。
目標は目的を達成する為に設ける目当ての事だとすると、目標を決める時には目的から考える必要がある事が分かるらしい。
言葉を使い分けられる様になると物事の理解が一気に深まるらしい。