「母は何でも分けてあげる人なんです。
分けると自分の分が減る。
だから私は分けてあげるのを躊躇する。
だけど母は、貰ってくれた人が喜んでくれたらいいんじゃない、使ってくれたらいいんじゃない、若し増やしてくれたら、それこそ嬉しいじゃない、分ける事は増やす事よと言って、どんどん分けてあげるんです」。
分ける事も増やす事も、慈しみの中にある、そんな事を教えてくれている様な気がします。
射場 和子 弁護士
愛媛新聞 四季録から
緊急通報用電話番号「118番」をご存じだろうか。
「118番」は海上保安庁の緊急通報だ。
海で事件・事故に遭った場合などに利用できる。
愛媛新聞 ビジュアルワールドから
フランスとドイツは EU を主導する車の両論に例えられる。
両国の足並みが揃わなければ、EU の政策決定にブレーキが掛かる可能性もある。
2024年07月10日
欧州の街 精緻に再現
中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)が広東省東莞市の湖沿いに設立した研究開発拠点を見学した。
その内「華為松山湖プロジェクト」(渓流背坡村)は127ha の敷地に約2万5千人が働いている。
国際コンペで選ばれたのは日本の日建設計。
欧州の歴史的な街並みをモチーフに、約2千人が働く6haを1単位とし、12の ” 街 ” を計画したのだ。
ファーウェイは自然に触れながら研究に取り組む新しいタイプの職場を目指した。
その結果、各エリアにイタリア・ポロ―ニャや英オックスフォードなどの個性的な街並み(内部は研究施設)を再現した他、カフェやレストランが囲む広場、意図的に曲げる事で奥へと誘う街路が作られた。
敷地内は電車も走る。
湖の対岸には、図書館であるパリ市庁舎や、ホテルなどとして利用されるチェコ・プラハの街並みで構成された研修施設「華為大学(三 Y 坡プロジェクト)」が建設された。
これだけを聞くと、テーマパークを連想するかも知れないが、注目すべきは徹底的に本物を追求した事である。
歴史的な様式の装飾も精緻に再現している事に驚かされた。
ここでは外観がオリジナルと同じサイズやプロポーションである事が重視されている。
世界的に知られる歴史建築を参照し、アレンジを加えて構成する事で、結果的にここにしかない場所を創造すると言う逆説を成し遂げた。
五十嵐 太郎 建築評論家
愛媛新聞 見聞録から
ネットなどで見て欲しい、凄い!。
その内「華為松山湖プロジェクト」(渓流背坡村)は127ha の敷地に約2万5千人が働いている。
国際コンペで選ばれたのは日本の日建設計。
欧州の歴史的な街並みをモチーフに、約2千人が働く6haを1単位とし、12の ” 街 ” を計画したのだ。
ファーウェイは自然に触れながら研究に取り組む新しいタイプの職場を目指した。
その結果、各エリアにイタリア・ポロ―ニャや英オックスフォードなどの個性的な街並み(内部は研究施設)を再現した他、カフェやレストランが囲む広場、意図的に曲げる事で奥へと誘う街路が作られた。
敷地内は電車も走る。
湖の対岸には、図書館であるパリ市庁舎や、ホテルなどとして利用されるチェコ・プラハの街並みで構成された研修施設「華為大学(三 Y 坡プロジェクト)」が建設された。
これだけを聞くと、テーマパークを連想するかも知れないが、注目すべきは徹底的に本物を追求した事である。
歴史的な様式の装飾も精緻に再現している事に驚かされた。
ここでは外観がオリジナルと同じサイズやプロポーションである事が重視されている。
世界的に知られる歴史建築を参照し、アレンジを加えて構成する事で、結果的にここにしかない場所を創造すると言う逆説を成し遂げた。
五十嵐 太郎 建築評論家
愛媛新聞 見聞録から
ネットなどで見て欲しい、凄い!。