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八幡浜Diving
ダイビングを初めて40余年になります。ダイビングに関することは何でも紹介します。人生において役に立つことも紹介したいと思います。
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2024年07月26日

守り

 「手を繋いでくれた人とが誰だったのか、私は小さかったので覚えてない。
でもその人が求めてくれたお守りを、母がランドセルに付けてくれて小学校へ行ったんです。
中学・高校では、部活のバッグに、括り付けてくれました。
仕事を始めてからは、定期券のカード入れに繋いでくれました」
「ある時、このお守りは誰がくれたの?と母に聞いたんです。すると母は、『あなたのお母さんよ』と。
私は吃驚して、お母さん? ここにいるじゃん、と言ったんです。私は、そんな冗談止めてと笑って。
けど、本当は怖くて、それ以上聞けなかった。母も、それ以上何にも言わなかった」
「それからも、母と私の2人の生活は変わりませんでした。毎年暑い夏が来て寒い冬が来て、何時も2人でした」
「ある時、母が祇園祭に誘ってくれました。私は珍しいなあ、祇園祭は人が多くて苦手って言っていたのにと思いました。」
「段々右の大文字が見えてきました。じっと見ていると、母が言ったんです。
『あなたのお母さんは私の姉。あなたを生んで、暫くして亡くなった。あのお守りは姉があなたの為に授かった物。私は姉が大好きで、姉に、あなたを守ると約束した。でも安心して。戸籍はそのまま、私は叔母』。
私は、ぎゅーッと、母の手を握りました」
「お母さんと母、2人の守りの中で、私は守られて生きてきたんだと涙が出た。私は母と養子縁組をし、これからは私が母を守ります」
京都の八坂神社には木槿があります。
「祇園守」と呼ばれるこの木槿、中心の蕊が十文字で、それが八坂神社の護符「祇園守」に似ている事から名付けられた様。
守りの中で、守られて生きている事を、全身で感じる夏である様に思います。
 射場 和子  弁護士
                                       愛媛新聞 四季録から
母が2人いるなんて、考えられない。
もう母は居ないけど、母は1人でいいと思う。

民主政治の後退象徴

 2022年に溌表された、カリフォルニア大デービス校のギャレン・ウィンテミュートらによる世論調査で、米国人の約10% が政治的目的を達成するのに暴力行為を容認していると言う驚くべき結果が出た。
この様に、米国社会で政治的暴力の増加と、それが民主政治を揺るがすのではないかとする懸念が高まっている事を念頭に置けば、今回の銃撃事件が発生した事は、(悲しむべき事に)特段驚きではなかった。
米国で政治的暴力を引き起こす原因は何なのか。
米政治学者のネイサン・カルモーとリリアナ・メイソンは共著において複数の要因を指摘している。
中でも、党派対立の高まりは、非倫理的行動の容認や暴力的態度・行動の形成に寄与しているとされる。
即ち、民主党や共和党に愛着を抱く人々は、対立する相手を邪悪な存在と見て、お互いに反感や憎悪を抱き、時に暴力的な行動を取る事さえ厭わなくなる。
カルモーとメイソンが指摘する様に、政治的暴力は、独立戦争、南北戦争など、米国の歴史において極めて重要な局面で発生してきた。
この様に、政治的暴力の発生は、多大な犠牲を伴いつつも、時に米国の民主主義を前進させる事もあった。
今年に限っても、スロバキア、ドイツ、デンマークなどで、政治家が襲撃される事件が相次いで起きた。
日本でさえも政治的暴力が民主政治を脅かしつつあるのではないか、と言う懸念が高まっている。
 津田塾大教授  西川 賢  1975年兵庫県生まれ。 専門は米国政治。 
 著書に「分極化するアメリカとその起源」「ビル・クリントン」など。
                                     愛媛新聞 寄稿から
政治的暴力が即座に悪だとは限らない事に注意するべきらしい。
ほんまかいな?。