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八幡浜Diving
ダイビングを初めて40余年になります。ダイビングに関することは何でも紹介します。人生において役に立つことも紹介したいと思います。
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2024年03月01日

正当に個人の評価を

 昨年末からのニュースで気になったものが二つある。
一つは自民党の派閥パーティー券問題だ。
「あなたは何枚」とノルマを与えられ、それ以上の枚数を売った議員にはご褒美として現金がキックバックされていた。
唯、現金を受け取っていた議員たちは安倍派5人衆らを除けば、大半が名前も顔も知られていない、言わば無名の議員だ。
その一人は議員辞職すると決断して、会見でこう語った。
「力を付けたかった」。
これは偽りのない本音であろう。
恐らく他の議員たちも、現金を求めてと言うよりも、パーティー券を沢山売る事で派閥の幹部に気に入られたい、力を得たい、と思っていたのではないか。
自民党の上層部を占めるのは、殆どが世襲議員である。
岸田首相も安倍元首相も麻生元首相も3代目。
首相候補と持て囃される小泉進次郎氏は4代目。
彼らは親から地盤も政治資金も引き継ぐ。
一方、無名の非世襲議員たちは集金力を試され、必死になってパーティー券を売る。
そんな構図が透けて見える。
非課税で親の政治資金を受け継げる、親の地盤で立候補できる、と言った世襲政治家の特権を見直さなくては、根本的な解決とはならないのではないか。
もう一つ、大きな騒動となっているのが、吉本興業に所属する芸人、松本人志氏の性加害報道だ。
「週刊文春」によれば、後輩芸人たちが松本氏の為の「飲み会」を開き、女性たちは詳細を聞かされずに誘われ、松本氏から性関係を迫られていたと言う。
後輩芸人にとっては仰ぎ見る存在だ。
松本氏本人が露骨に指示しなくても、「気に入られたい」との思いで忖度して女性を集める役目を引き受け、「飲み会」を開き続けてきたのではないか。
政界と芸能界。
遠く離れている様でいて、同じ構図だ。
上の立場にいる人に認められたい、好かれたい、と言う思い。
自分が所属する集団における縦の人間関係を何よりも重んじる。
それが日本社会の特徴だと、且つて社会人類学者の中根千枝氏は自書「縦社会の人間関係」で説いた。
小さなコミュニティーの中で上ばかりを見る。
縦の論理を優先し、上の意向に従い、自分で善悪を判断せず、悪事にも自覚なく手を染める。
そんな事では、そのコミュニティーそのものが内向的になり、衰退を免れない。
個人の実力が正当に評価される風通しの良い社会に変えなけば、同じ事が繰り返され、やがては日本そのものが衰退してしまう。
 石井 妙子  ノンフィクション作家  1969年神奈川県生まれ。 
 「原節子の真実」で新潮ドキュメント賞、「女帝 小池百合子」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。
 近著に「近代女列伝」など。
                                   愛媛新聞 今月の随想から
流石に作家だけあって見方が鋭い。
芸能界は兎も角、政界は風通しの良い社会に変えなければいけない。
国民皆の為に。
根本的な解決しないといけない。
世襲議員をなくさないといけない。
自民党政権である限り全てをできないのが現状だ。
自民党政権を倒そう。
選挙で自民党に投票しなければいいだけだ。
宜しく。

2024年02月29日

経済安保分野に拡大

 政府の恣意的な機密指定や過剰指定で、国民の知る権利が侵害される事への懸念は根強い。
” 監視の仕組み不可欠 ”
日弁連の斎藤裕副会長の話:
国際共同開発などの観点から、経済安全保障分野の機密取り扱い制度を求める声はあるが、罰則を盛り込む事には慎重であるべきだ。
新制度でも機密の範囲を絞り込んで対象情報を明確にし、指定状況を公表するなど、最低限でも特定秘密保護法と同レベルの対応を取るべきだ。
情報の重要度が低いから指定状況を公開しなくてもいいと言うのは論理として成り立たない。
漏洩時の影響に加え、国民が知るべき情報が隠されていないかと言う観点からも検討する必要がある。
” 官民情報共有容易に ”
日本総合研究所の岩崎海コンサルタントの話:
セキュリティー・クリアランス(適性評価)の法制化により、経済安全保障における人や情報に対する保護・保全の度合いが高まる。
政府は民間企業との秘密情報の共有が容易になる事が期待できる。
ベンチマーク(先行基準)となる米国の制度設計や課題を参考にするべきだ。
制度上、政府が適正評価に伴う調査で得た個人情報の目的外使用は禁じられる見込みだが、どの様に運用されるかを注視する必要がある。
                                        愛媛新聞 記事から
自民党政権は都合のいい様に作り、嘘、隠すを前提に運用する。
だから政権交代しないと真面に運用できない。
若い人にはそこを分かって欲しい。
分かって貰えないと戦争に巻き込まれる事になる事も分かって欲しい。
自民党に投票しないで欲しい。

2500年前にも大津波

 約2500年前にも大津波に襲われていた事が23日、卜部厚志新潟大災害・復興科学研究所教授(地質学)による津波堆積物の調査で分かった。
能登半島地震の津波浸水域とよく似ており、同様の大地震が約2500年前にも起きた可能性がある。
” 災害の歴史 解明必要 ”
能登半島や富山県の沿岸で確認された津波堆積物は、数千年に亘る「災害の歴史」を伝える証人だ。
そのメッセージを読み解き、教訓を将来の防災に生かす事が、現代に生きる我々の責務だろう。
文献を紐解くと、日本海側での大地震や大津波は少なくない。
古くは平安時代前期の830年と850年、出羽国(秋田県、山形県)で地震があった。
850年の地震では山が崩れ、最上川の岸が崩壊。
津波が出羽国府(山形県酒田市)まで約3km に迫ったと言う。
1833年には庄内沖(山形県沖)の日本海で大地震(推定マグニチュード7.5)が発生。
大津波が秋田、山形、新潟、石川県の沿岸を襲い、遠く隠岐諸島(島根県)でも被害を出した。
過去に起きた地震や津波は、何時か又繰り返す。
研究者は常識に囚われず、日本海側の調査データを洗い直して欲しい。
必要なら、国には追加調査を望みたい。
災害の歴史の実態解明が急がれる。
                                       愛媛新聞 解説から
珠洲市で3回、富山県沿岸では4回、津波があった事を示す砂層を見付けたらしい。

2024年02月28日

見る

 家庭裁判所には話し合いの場として夫婦関係調整の調停があります。
離婚の話し合いに離婚調停があり、夫婦関係を回復する為の場として円満調停と言う手続きもあるのです。
円満調停は、離婚するか如何か迷っている場合にも利用する事ができます。
その方は、一先ず婚姻生活の棚卸しノートを作る事にしました。
思い出も少しずつ引き出して、心の整理もされた様です。
その方は「私を見ていないと伝えました。然し夫は、それがよく分からない。」
「私の好きな事、何か知っていますか。今の私を見てください。私も今のあなたを知りたいと思います。
見えていても、見ていない、そんな夫婦を続けるなら終わりにしませんか」
円満調停は成立し、二人は新しいスタートを切りました。
数年後、その方が病気で逝ってしまったと聞きました。
あなたは、あなたの大切な人を見ていますか。
見る事と、見える事。
見ているだけで、見ていない。
見たいものしか、見ていない。
意志を持って見る事で気付く事があります。
それは、その人がそこにいると言う、存在の確かさです。
「見る」事で繋がる絆は、掛け替えのないものとなる様に思います。
 射場 和子  弁護士
                                     愛媛新聞 四季録から
俺は見ている。
死ぬまで君を見ている。
何時何時までも。